皆さま、おはようございます!
先日のことですが、ブログを見てくれてる友達から
「駅のことばかり書いてるけどネタ切れなの?」
と質問されました。
駅のことが好きだから書き続けていたのですけど、
そんな風に思われてたのね。
来年以降はブログネタにも工夫を凝らしたいと思いますけど…
…ってやっぱりネタ切れしてたのか、自分。
今朝は室蘭本線の末端区間である花咲線から
上尾幌(かみおぼろ)駅の訪問記です。
上尾幌駅は大正6年に開設された駅。
かつては森林鉄道が乗り入れし繁忙期していた時期もあったそうですが、
現在は静かな無人駅でした。
駅前に集落があるっちゃあるのですけど住宅は疎らな感じ。
右側の上尾幌郵便局がやたらと目立っていた印象でしたよ。
上尾幌駅の素晴らしい点は、なんと言ってもこの木造駅舎でしょうね。
戦前に建て替えされたモノらしいですけど、
花咲線内では稀少な古い木造駅舎が残っているのです。
現存するのは東釧路駅と茶内駅、それとここだけかな?
こんな巨大な駅舎なのに無人駅なのだからすごいじゃないの!
待合室はこんな感じでした。
これだけの広さがありながら、
乗車客数は10人/日をちょっと超えるぐらいなのが寂しいところ。
でもでも、そんな上尾幌駅は
地元の皆さんからものすごく愛されてるようなのです。
駅舎内に上尾幌駅の模型が展示されてたのですが、
どなたが作られたモノなのでしょうかね?
屋根には積もった雪が再現されてましたよ。
丁寧に作られていて、思わず見言っちゃいましたわ。
この駅舎の模型、近くで見て気づいたのですが
段ボールで作られていたんだ。
壁面の煙突の穴を塞いだ跡まで再現されてます。
なかなかやりますな!
こんな素晴らしい展示物があるのに対し、
駅舎の壁が落書きだらけなのが残念でなりませんでした。
そんなこと書いても、たまちゃんは喜びませんからね。
since平成7ってなんよ?
よく見たら落書きを塗り消した上から書いてるじゃないの。
君、死刑ね。
続いてはホームをチェックします。
上尾幌駅は相対式と島式ホームの2本のホームを持つ駅で、
島式ホームは片面使用、2面2線構造の駅でした。
2本のホームは千鳥配置で構内踏切で結ばれてましたよ。
こんな大きな木造駅舎が花咲線で見れるのは3駅だけですからね。
さてさて、上尾幌駅にはファンが狂喜乱舞しそうな
アレが残っていることでも知られている駅でしたの。
駅舎のすぐ隣りにあるコチラなのですけど…
お食事中の方は、ここでブラウザをそっと切ってくださいませ。
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ここまでページをスクロールされたということは、
お食事中でないってことでOKですね。
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上尾幌駅には造られた当時のままの姿と思われる
駅便(駅の便所)が残されていたのですよ。
外観はこの通り、この佇まいはすごくありません?
建物財産票によれば昭和8年に造られたモノとのこと。
駅舎の改築年は昭和10年ですので、それよりも古い建物なのです。
全国を探せば、今でも明治時代の駅便を見ることが出来ますけど、
ほとんどはリニューアルされてるのに対して、
上尾幌駅のソレはほぼ原形のまま。
自分は道内のJR駅を全て見てきましたけど、
古いままの姿で残る駅便ナンバーワンで間違いないでしょうよ。
板間に佇む便器が可愛いすぎて、ソフトフォーカスを入れちゃいました。
便器は国内で最古の部類に入るのモノではないでしょうかね?
…以上、駅舎や展示物それと駅便と、
見どころたぷりな上尾幌駅の訪問記でした。
駅舎よりも駅便の更新速度が速い傾向にあるJR北海道の駅。
上尾幌駅の駅便がいつまでも元気でありますように。
上尾幌駅(平成28年8月30日)
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