皆さま、こんにちは!
今日も5月に訪れた徳島県の駅からいっちゃいます。
小さな漁村にある無人駅ですが、風情がいいんすよねぇ。
牟岐線・木岐(きき)駅です!
木岐駅と書いて「ききえき」、
駅名が「き」だらけ過ぎてなぜかワクワクしちゃいました。
ちなみに「ききえき」の隣りは「ゆきえき」だったりします。
駅名標の「由岐駅」の部分にシールが貼られているのは、
田井ノ浜駅 が存在するため。
木岐駅は主要幹線の日和佐道路から
小道を300メートルほど下った場所にありました。
更に300メートル下ると漁場に辿り着くことが出来ます。
駅前にあるのはシャッター街?
いやいや、単なる倉庫群でしたがこれだけ揃うと壮観ですね。
この道を進み、ホームのスロープが見えてくると木岐駅が現れます。
国鉄時代は駅員配置駅で木造駅舎もあったそうですが、
現在は取り払われ、小さな切符販売所に代わってしまったようです。
階段の下に駅舎があったそうな。
その販売所も現在は営業が休止され、板が打ち付けられておりました。
閉所恐怖症の自分には酷な狭さの切符販売所ですけど、
終日営業されていたのかが気になります。
木岐駅のホームは小高い築堤上にあるのですが、
ここからの眺めがホントに素晴らしいの。
「絶景」という非日常空間に、列車が日常的に到着するのが「駅」です。
こんなシチュエーションに感動出来るのだから駅趣味は止められません。
木岐駅が開業したのは昭和14年のこと。
駅舎があった当時は見渡せませんでしたが、
駅舎が消えるとホームから漁場の景色が楽しめるように変わったそうです。
こちらは木岐駅の駅便(駅の便所)でした。
一輪挿しがステキですがここは無人駅ですからね。
地元の方々に愛されてる木岐駅が素晴らしくて涙が出てきちゃいそう。
かつては漁場の駅とし賑わっていた木岐駅。
現在は日和佐の高校に通う生徒が主な利用者だそうですが
いつまでも長閑な風景が楽しめる駅であり続けてほしいですね。
牟岐線(阿佐室戸シーサイドライン)
↑(徳島駅方面)
(臨)田井ノ浜駅(平成27年5月20日) ・営業日の様子(令和元年8月4日)
木岐駅(平成27年5月20日)
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