皆さま、おはようございます!

 

今日は先月訪れたばかりの、とってもとっても来てみたかった

牟岐線・地蔵橋(じぞうばし)駅の訪問記です。

 

自分がなぜここを訪れたかって?

驚くなかれ、目の前にある駅舎はなんと大正15年築とキタ!

そんなセリフはこのブログで百回以上聞いた、

って言われるかもしれませんが、

古い木造駅舎が好きなのですから仕方がないじゃないですか!

それにしても、この駅舎は建てられてから93年間も使われてるとか

スゴイと思いません?

 

徳島市内は終戦間際の昭和20年の6月から7月にかけて

7回にわたる空襲を受けましたが、

地蔵橋駅がある付近は海岸線から外れていたために被害はなかった模様。

 

そんな地蔵橋駅をじっくりと眺めてきました。

まずは駅舎内の様子からです。

この駅舎は開業当時から使われているモノと思いきや、

地蔵橋駅が開業したのは大正2年とのこと。

開業から13年を経て建てられた駅舎だったみたいですね。

シャッター付きの扉が見えますけど、

使われなくなった駅舎内の旧事務スペースを

現在は地域の交流の場(地蔵橋ふれあいステーション)として

活用しているそうです。

ふれあいステーションが解放されてる日にタイミングが合えば、

駅舎の事務スペース内を覗けるってことかな?

 

待合室はこんな感じでした。

地蔵橋駅は徳島市内の中心地に近い駅のために利用者が多く、

(一日辺り300人を超える乗車客数があるらしい)

誰もいない待合室の写真を撮るのも苦労するのではないでしょうかね?

夏休み中に来れて本当に良かった。

 

駅舎を出てホームに向かいますが、その前に…

 

自分は木造駅舎のこの部分がホントに好きなのですよ。

駅舎のホーム側に架けられた上屋の支柱ですが、

まるで木工細工のように木材が組み上げられていて、

見てるだけで惚れ惚れしちゃいますの。

支柱に施された装飾とか芸術品レベルだと思いません?

 

ホームは島式ホーム1面…改め、

ホームの片面が廃止されたために単式ホームに変わってました。

 

撤去された線路跡に生えた雑草を

おばあちゃんが一所懸命にむしってましたけど、

お庭みたいにお手入れされてたのでしょうかね?

お陰で、雑草に埋もれていた道床や枕木跡が見れたので、

心の中でおばあちゃんに拍手喝采してましたよ。

 

ホームから見た地蔵橋駅の駅舎です。

最近は徳島エリアの駅舎の建て替えが進行中ですが、

地蔵橋駅の駅舎がいつまでも現役でありますように。

 

最後は発車する普通列車を見送り地蔵橋駅を後にしました。

功徳がありそうな駅名は、駅の西側にある、

空海が安置した地蔵菩薩を祀る地蔵院(真言宗大覚寺派の寺院)から

由来しているのかしら?

地蔵菩薩に手を合わせなくても、

古い駅舎が見れて幸福感で満たされた牟岐線の地蔵橋駅でした。

自分の幸福感は安っぽすぎるとか言わんといて。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

牟岐線(阿佐室戸シーサイドライン) 

↑(徳島駅方面)

阿波富田駅(平成27年5月21日)

二軒屋駅(令和元年8月4日)

文化の森駅(令和元年8月4日)

地蔵橋駅(令和元年8月4日)

中田駅(平成27年5月20日)

南小松島駅(令和元年8月4日)

阿波赤石駅(令和元年8月4日)

立江駅(令和元年8月4日)

羽ノ浦駅(令和元年8月4日)

西原駅(平成27年9月2日)

阿波中島駅(平成27年9月2日)

阿南駅(平成27年9月2日)

見能林駅(平成27年9月2日)

阿波橘駅(平成27年5月20日)

桑野駅(平成27年5月20日)

新野駅(平成27年5月20日)

阿波福井駅(平成27年5月20日)

由岐駅(平成27年5月20日)

(臨)田井ノ浜駅(平成27年5月20日) ・営業日の様子(令和元年8月4日)

木岐駅(平成27年5月20日)

北河内駅(平成27年5月20日)

日和佐駅(平成27年5月20日)

山河内駅(平成27年5月20日)

辺川駅(平成27年5月20日)

牟岐駅(平成27年5月20日)

鯖瀬駅(平成27年5月20日)

浅川駅(平成27年5月20日)

阿波海南駅(平成27年5月20日)

海部駅(平成27年5月20日) 

 

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