皆さま、おばんです!

 

自分は来年になると年齢が50歳代に突入。

クシジジィの仲間入りを果たすわけですけど、

えっ!?もう仲間入りしてる?

老後はこんな所で過ごしたいなぁ…と思った駅があったのです。

牟岐線・阿波橘(あわたちばな)駅でした。

なぜ、そのように感じたのか?

古い木造駅舎が残る駅という点も魅力でしたが、

真の理由は駅構内にありましたのよ。

それについては後ほど触れることにしまして…

 

まずは阿波橘駅とはどんな駅のなのか?

さらっと紹介したいと思います。

阿波橘駅は牟岐線が桑野駅に延伸した昭和11年に開業した駅でした。

現在の駅舎は開業当時から使われているモノらしい。

 

この駅舎の特徴はこの巨大な車寄せ。

昔は近所にお偉いさんが住んでたのでしょうかね?

牟岐線の他の駅では見られない大きさなのですけど。

もしくは、駅周辺に数多くの神社がありますので、

かつては参道に繋がる玄関口だったとか?

う~ん、この大きさにはきっと何かしらの理由があるはず。

気になるなぁ。

 

駅を出て100メートルばかり進むと

整備された、交通量が多い国道55号線(阿南道路)に出られますが、

駅前では、特にそのような雰囲気は感じられず、

どちらかというと古い町並みが残っているという印象でした。

 

自分がここを訪れた3年前は

駅前にカオスな状態の廃屋がありましたけど今でも残ってるのかな?

 

駐輪場の自転車を見た感じ、通学での利用客が多そうですね。

なお、牟岐線内で運行される特急「むろと号」3往復のうち、

阿波橘駅には朝夕に運行される1往復のみが停車するとのこと。

これは、お隣の桑野駅が全特急列車が停車する駅なので

仕方がないのですけど、

阿波橘駅が出札業務が行われている簡易委託駅なのに対し、

桑野駅は無人駅だそうで…解せぬ。

 

駅舎に入ります。

先にも書きましたが、阿波橘駅は出札業務を行う簡易委託駅でした。

自分がここを訪れたのは午後6時過ぎ。

さすがにこの時刻は開いてませんでしたね。

 

窓口ではLEDの装飾が煌々と灯ってました。

阿波橘駅がある阿南市は

青色発行ダイオードを実用化した日亜化学工業の本社があるために、

LEDによる街づくりを展開中。

窓口内のLED装飾もその一環で置かれたモノですぜ☆

 

待合室スペースはご覧の通りです。

牟岐線・阿波橘駅

 

仏壇屋さんから寄贈されたベンチを見る。

牟岐線・阿波橘駅

誰っすか? 印刷された文字を剥がして

「フリーダイヤル」を「リーマノ川」に変えた人は?

 

続いてはホームに入ります。

牟岐線・阿波橘駅

 

阿波橘駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。

牟岐線・阿波橘駅

 

ここで注目なのがホームのど真ん中に設けられた上屋です。

屋根の形状からもわかる通り、ホームは元々は島式で

列車の行き違いが可能な構造でしたの。

牟岐線・阿波橘駅

 

しかもこの上屋、貼られていた建物財産票によると

駅舎と同様に昭和11年に建てられたレトロなモノなのです。

カタチからしても、相当古いモノなのですけど。

牟岐線・阿波橘駅

こんな古い建物が残る阿波橘駅ですけど、

構内にはそれ以外にもステキなモノがあるのです。

 

島式ホームの片面の線路が撤去され、敷地が広く空いたわけですけど、

そこがなんと、花畑に変わっていたのですよ!

牟岐線・阿波橘駅

おそらくこの花畑、駅の業務を受託した職員さんが

造ったのではないでしょうかね?

 

ここでお仕事をされてる職員さんは一人ではないはず。

FBI捜査官並みの推理力を持つ自分が見るに、

職員さんは5人いるとお見受けしました。

その理由がこちら。

イスの数が1、2、3…

牟岐線・阿波橘駅

 

4,5…の合計5脚あったから。

牟岐線・阿波橘駅

 

仲が良い5人のお仲間さんが集って

阿波橘駅の構内をお花だらけに変えたのではないでしょうか?

牟岐線・阿波橘駅

だとしたら、とても羨ましい生活なのですけど。

自分もいつか職場の現場から身を引いたら、

こんな場所で列車を見送りながら畑づくりをしたいです。

「人生の楽園」ってヤツですね。

えっ!?5脚あるイスの中に明らかに幼児用のがあるって?

そこ、ツッコんじゃだめなトコですから。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

牟岐線(阿佐室戸シーサイドライン) 

↑(徳島駅方面)

阿波富田駅(平成27年5月21日)

二軒屋駅(令和元年8月4日)

文化の森駅(令和元年8月4日)

地蔵橋駅(令和元年8月4日)

中田駅(平成27年5月20日)

南小松島駅(令和元年8月4日)

阿波赤石駅(令和元年8月4日)

立江駅(令和元年8月4日)

羽ノ浦駅(令和元年8月4日)

西原駅(平成27年9月2日)

阿波中島駅(平成27年9月2日)

阿南駅(平成27年9月2日)

見能林駅(平成27年9月2日)

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由岐駅(平成27年5月20日)

(臨)田井ノ浜駅(平成27年5月20日) ・営業日の様子(令和元年8月4日)

木岐駅(平成27年5月20日)

北河内駅(平成27年5月20日)

日和佐駅(平成27年5月20日)

山河内駅(平成27年5月20日)

辺川駅(平成27年5月20日)

牟岐駅(平成27年5月20日)

鯖瀬駅(平成27年5月20日)

浅川駅(平成27年5月20日)

阿波海南駅(平成27年5月20日)

海部駅(平成27年5月20日) 

 

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