皆さま、おはようございます!
牟岐線・鯖瀬(さばせ)駅です!
本当にどうでもいい話ですけど、
鯖(さば)という漢字はずっと「魚偏に青」だと思ってました。
現に今でも、スマホで「さば」を検索すると
「魚偏に青」の字が出てくるのですが正しくは「鯖」だそうですね。
鯖瀬駅よ、自分の間違った知識を正してくれて本当にありがとう!
鯖瀬駅は海部郡の太平洋に面した位置にあります。
辺りは大砂海水浴場を始め、多くの海水浴場があるそうですよ。
う~ん、眺めも素晴らしい!
駅前を国道55号線(土佐浜街道)が横切りますが、
この辺りはお遍路さんが行き交う遍路道にもなっているようで
手前に見えるのが国道55号線、その奥に鯖瀬駅があります。
こちらが傾斜が結構急な鯖瀬駅の出入口でした。
四国八十八ヶ所霊場巡り中のお遍路さんも大変でしょうけど、
駅巡り中の鉄道ファンも大変なのだ。
タイミングよく鯖瀬駅に列車が到着しました。
…ここで、駅から出てきたお遍路さんとすれ違います。
笑顔で軽く「こんにちは、ご苦労さまです」と会釈されましたよ。
自分もお遍路中に見えたのかしら?
いやいや、自分は1キロ先から見ても鉄道ファンにしか見えないはず。
お遍路さんは心優しいなぁ。
後で知った話ですが、鯖瀬駅のすぐ近くには
お遍路さんのための宿泊施設である鯖大師へんろ会館があり、
ここに宿泊すると朝6時にお勤め、その後は護摩祈願も受けられるそうで、
お遍路さんには欠かせないスポットなんですって、なるほど。
そんな自分は鉄道ファン愛用のリュックから駅の資料を取り出して、
鯖瀬駅チェックを始めましたよ。
築堤上に作られた単式ホームがあるだけの棒線駅で、
延伸区間内ではもっとも乗降客数が少ない駅なのだとか。
ちなみに駅名の由来ですが、
その昔、馬の背中に鯖を積んだ馬子とすれ違った旅姿の弘法大師が
1匹の鯖を乞うたところ、馬子はそれを断ったとのこと。
ところがその後、大師が話したとおりに馬が病に伏せたそうで、
馬子は慌てて大師に鯖を授けた…
というこの地に残る伝説から来ているそうですよ。
鯖、自分も好きです。
八戸前沖さばサンバが踊りたくなってきた!
四国八十八ヶ所霊場巡り、もとい、
JR四国259駅巡りが終わるのはいつのことだろう…
そんなことを考えながら資料をリュックに詰めなおし
鯖瀬駅を後にしました。
☆追 伸☆
令和3年4月にJR四国の全駅訪問を完了しました。
今と変わらぬ姿の国鉄時代の鯖瀬駅の写真が掲載されてます。
迷子にならないようにね。
牟岐線(阿佐室戸シーサイドライン)
↑(徳島駅方面)
(臨)田井ノ浜駅(平成27年5月20日) ・営業日の様子(令和元年8月4日)
鯖瀬駅(平成27年5月20日)
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