キム・ベイシンガーの出演作で、タンクローリーに爆弾が仕掛けられるもの。

後者では仕掛けられるだけで、実際は爆発しない。
 


(1994)ゲッタウェイ/The Getway

本作は当時リアルの夫婦であったアレック・ボールドウィンとの共演。本作中でも夫婦。

ドク・マッコイ(アレック)はキャロル(キム)の工作でメキシコの刑務所から出所した。その見返りとしてドッグ・レースの金を奪う案件を引き受けた。

二人と一緒に仕事をするのは、ルディ・トラヴィス(マイケル・マドセン)とフランク・ハンセン(フィリップ・シーモア・ホフマン)。

キャロルは見張り役として車の中で待機。ドクは地下道から侵入してルディとフランクの侵入を助ける。

その前にフランクはタンクローリーを乗っ取って競技場の近くに停止させ、時限爆弾をタンクに貼り付けた。

三人は事務所に侵入して拳銃で職員を脅す。ドクは金庫破りの名人で、二人が脅している間に金庫を開ける。

金を奪ったタイミングでタンクローリーの爆弾が爆発し、その混乱に乗じて脱出する。

その後に仲間割れして死闘を演じるのはお約束。

蛇足。本作ではドク(アレック)が金庫破りの名人だが、「(1993)ブロンディー/女銀行強盗/The Real McCoy」ではカレン・マッコイ(キム)が金庫破りの名人。
 


(2012)黒い11月/Black November

クリスティ(キム)はジャーナリスト。走る車中でインタヴューをしている。車はトンネルに入った。

トンネルをでてすぐの場所に交差点がある。交差点にタンクローリーが突っ込んできて停止した。男たちが駆け寄って爆弾をタンクに貼り付けた。

反対側の入口(出口?)でも男たちが集結し銃を構えた。トンネル内の多く人たちが人質状態となった。

クリスティは男たちにマイクを突き付けてインタヴューを試みる。

場所はロスアンゼルスだが、これはナイジェリアの石油開発の反対運動のグループが仕掛けたもの。石油開発会社の経営者(ミッキー・ローク)に謝罪を求める。

この後、17年前に遡って現地の状況が、反対運動に同情的な立場から映される。
 


■ 主演作

キム・ベイシンガー
(1978)ケイティ/Katie: Portrait of a Centerfold
(1981)解剖室殺人事件/KillJoy/Who Murdered Joy Morgan
(1982)大金塊/Mother Lode
(1984)ナチュラル/The Natural
(1986)ノーマーシィ/非情の愛/No Mercy
(1987)ブラインドデート/Blind Date
(1987)消えたセクシーショット/Nadine
(1988)花嫁はエイリアン/My Stepmother Is an Alien
(1989)バットマン/Batman
(1991)あなたに恋のリフレイン/The Marrying Man/Too hot to handle
(1992)愛という名の疑惑/Final Analysis
(1992)クールワールド/Cool World
(1993)ブロンディー/女銀行強盗/The Real McCoy
(1994)ゲッタウェイ/The Getway
(1994)プレタポルテ/Ready to Wear/Pret-a-Porter
(2000)永遠のアフリカ/I Dreamed of Africa
(2000)ブレス・ザ・チャイルド/Bless the Child
(2004)トラブル IN ベガス/Elvis Has Left the Building
(2004)セルラー/Cellular
(2006)マーメイドの祈り/The Mermaid Chair
(2006)ザ・ゲーム/Even Money
(2013)リベンジ・マッチ/Grudge Match
 


ゲッタウェイ

 

 

Black November