274【アクセントの位置で品詞が変わる語】 | たった2分で上達する英語レッスン集 :: 英会話・TOEIC・ビジネス英語にも役立つ

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渡米10年、NJ州立大卒、外資系2社、現在バイリンガルサポートを個人展開中のフリーランサーがつづる、短編イングリッシュ特集

大学などの人類学 (anthropology) の授業では
「人類はいったいいつ頃から言語を使い始めたのか」
という議題を話すときがあると思います

インコのように、聞いた音を発音できる動物は
言語を身に着けることができるのか?
とか

チンパンジーのように知能が発達した動物は
音を発することができなくても
手話などの手段でコミュニケーションが
とれるようになるのか?

などと言った実験・研究などを
勉強させられたことを覚えています

どのように言語が発達してきたのかを
ハッキリと解明できないとしても
文語より、口語が先に発達してであろう
と仮定するところは多くの学者が
同意しているようです

書き言葉ではなく
話し言葉が先だった
ということです

そこで今回は話し言葉の音に注目して
発音も綴りも同一なのに
アクセントの場所によって
品詞が変わる単語を見てみましょう

"syllable" と言えば 「音節」
のことですが

このような単語の多くは
1つ目の "syllable" にアクセントが
ある場合は 「名詞」

2つ目の "syllable" にアクセントが
ある場合は 「動詞」
になります

例:
(左が名詞、右が動詞)

REcord <> reCORD
PROject <> proJECT
INcrease <> inCREASE
DEcrease <> deCREASE
OBject <> obJECT
ADdict <> adDICT
CONflict <> conFLICT
REfill <> reFILL
REfund <> reFUND
ADdress <> adDRESS
CONduct <> conDUCT
PERmit <> perMIT
EXport <> exPORT
PREsent <> preSENT
PROgress <> proGRESS
INsult <> inSULT
IMpact <> imPACT
FInance <> fiNANCE
EXtract<> exTRACT
COMbat <> comBAT

※大文字がアクセントの位置です

これらのアクセントが間違っていると
非常に理解しずらくなってしまうので
注意しましょう

慣れないうちはスムーズに
出てこないかも知れませんが
意識していれば音と意味が
次第にセットになり
仮に口走ってアクセントを
間違ってしまっても
自分の発音を聞いて意味が違うことに
気付きすぐに言い直せるようになります

ちなみに日本語を学ぶ外国人にとっては
「おばちゃん」「おばーちゃん」
がどこまで伸ばせば
その境目を超えるのかという
理解がチャレンジだ

ということを
何回か聞いた事があります

それぞれの言語で
音による言語のルールは
興味深いものがありますね

-1ppei

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