「いさぎよい」
「適応能力がある」
「気持ちの切り替えが早い」
という面では
アメリカ人は文化的に
素晴らしいものを持っています
逆に
「いつまでもしがみつく」
「ねちっこい」
「あきらめきれない」
などは日本的な感覚で
「そこをなんとか」
などと言うセリフは
日本語ではよくでてきますが
英語ではほとんど聞きません
以前、大学で経営学の先生が
「企業が、(顧客の)文化を超えることはない」
という自分にとっては
格言を言っていたことを覚えています
つまり
「どんなに素晴らしい企業でも
その企業が相手となる顧客の価値観まででしか
存在できない」
という訳です
これを言語に適応すると
「その人が喋る言葉が
その人の個性やキャラクターを
超えることはない」
と言えると思います
つまり
「どんなに語彙力や文法が正確でも
(例えネイティブでも)その人の人間性に
その人が言える事が制限される」
という解釈です
「そこをなんとか」
というセリフはその人の
人間性や文化やキャラクターを
反映している一例と
言えるでしょう
そこで今回はアメリカ人の
「いさぎよさ」
を反映しているような
英語表現を覚えましょう
"Whatever happens happens."
(どの道、起こる事は起こるんだ)
という言い回しです
"happens" が
2回続きますが
"Whatever happens"
「起こりうる事は何であっても」
"happens"
「起こる」
という解釈です
起こりうる事に対して
不安でいたり、心配したり
おどおどしている人がいたら
一言
"Whatever happens happens."
と言うことができます
あきらめていると言うより
「まぁそれが現実なんだから
対処するしかないでしょ」
といったニュアンスです
びくびくしているより
精神的にも準備ができますよね
-1ppei
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