OSHO禅タロットカードより
PROJECTIONS(投影)
映画館のスクリーンには実際には何もない。映像のように見えるのは、後ろにある映写機のフィルムによる、影と光の投影だ。
相手はスクリーン、あなたの心(マインド)は映写機。あなたはいつも相手(スクリーン)の方を見る。
あなたが愛していると、相手はたとえようもなく美しく思える。憎んでいると、その同じ人がもっとも醜く思える。
どうして同じ人がもっとも醜くなったり、もっとも美しくなったりするのか。
あなたは自分の心(マインド)にある、相手への期待、欲望、評価に気がついていますか?
心には夢を生み出すことしかできない。
あなたの興奮を通してその夢が現実のように見えてくる。
興奮しすぎたらあなたは酔ってしまう。
正気ではないあなたが見るものはすべて、あなたの投影にすぎない。
しかも、世界は心と同じ数だけある。
心はそれぞれ自分自身の世界で生きている。
あなたの視界は澄んでいますか?
自分が見たいと思っているもので曇っていませんか?
上のメッセージは、カードの添付文書のメッセージを出来るだけ原文に沿って、難解な部分を私なりの独自の解釈でまとめたものです。