さて、愛のパラドックス論で頭の中が混乱してると思いますが、
勢いに任せて
「幸福論」に突入してますｗ
これも、そのうち語らなければなるまいなーと思いつつ
ヤヤコシイしめんどくせーなーって思ってたテーマの一つですｗ
さて、前に『賢者の贈り物』のところで挙げた
彼は彼女にナイショで指輪をプレゼントしようとして
彼女に隠れてバイトをしてるんだけど、
彼女の側は、最近の彼氏のつれない態度とか、
全然かまってくれない状況に不安を募らせて、
ついには別れを考え始めてしまう・・・。
っていうのと、
愛する家族を守るため
仕事に打ち込んで経済的な安定を図ろうと
頑張っていたお父さんなのに、
家族からは「仕事優先で家庭をかえりみない父親」と見られて
結局は家庭崩壊を招いてしまう・・・。
これを例にして考えてみますかねえ。
最初の例は、
彼女に指輪をプレゼントして
彼女を喜ばせようとした彼なんですけども、
彼女にとっては指輪なんかより、
頻繁に連絡をくれたり
頻繁に会えるってことが
幸せだったってことなんですよね。
次の例は、
経済的に苦労させないこと＝家族の幸せ
って思ってたお父さんだったわけですが、
奥さんと子どもにとっては
家事を手伝ってくれたり
一緒に遊んでくれるほうが
よかったわけですよね。
どちらの例も、
相手の幸せを勝手に決めつけて
相手の本当の幸せとはなんなのか
相手の望みはどこにあるのか
リサーチを怠ったところに問題があるわけです。
幸せっていうのは
その人その人で考え方が違うんです。
愛というのは
愛する相手の幸せを応援することなわけですが、
「相手の幸せ」というのは
その相手自身が考える「自分の幸せ」
でないといけないのです！
自分が考える相手の幸せが
相手にとって幸せとは限らないわけです！
そこは常に念頭に置いておかないとイカンのです！
先ほどの二つの例は
相手の幸せうんぬんより
はっきり言って、
自分がそうしたかった
って面が大きいと思うんだよね。
ある意味、
自分の幸せを優先させて
そこに相手を当てはめてたというか、
相手の存在を利用して
自らの満足感を得ようとしていた
って側面があると思うんだよなー。
自分ではそこに気づかずに
相手のためによかれと思って頑張ってしまう・・・。
なんて不毛なんでしょう・・・。
なんて救われないんでしょう・・・。
やっぱね
常日頃から、
相手の本当の幸せとはなんなのか
相手の望みはどこにあるのか
そこを探りつつ
軌道修正していかないといけないわけ！
でないと、
うまく愛することなど
できないのです！
だってさ、
何が幸せかってことなんて
時と場合にもよるし、
なんだったら日々刻々と変化するもんじゃない？
昔幸せだと思っていたことも
今はそうじゃないってこともあるじゃない？
私、実家に帰ると、いまだに
アンタの大好物のハンバーグつくったからね！
って、母に言われるんだけど・・・
私もう、三十路なんですけどｗ
ハンバーグ・・・もちろん嫌いじゃないけど、
もはや「大好物」ではないですｗ
確かに小学生くらいのときは
「夕飯はハンバーグだよ」って言われると
テンションが上ったりしましたけども、
小学生くらいのときの情報を今持ち出してこられてもねえ・・・ｗ
なおかつ、母的には悪気なんてないし
どうだ！うれしいだろ！喜べ！
って感じで来られるから
毎回対応に苦慮しておりますｗ
やっぱね、
他人を100％理解することなんて
絶対に無理なんだから、
自分考える相手の幸せ＝相手が考える相手自身の幸せ
なんてことは絶対にないわけ。
そこには確実に乖離があって齟齬があるわけ
（わざと難読漢字を使って読者をさらに混乱させるｗ）
その隔たりを埋めるべく努力する
それもまた愛なのですよ、ええｗ
「愛」って、どこまでも深かろう？
「好き好き大好き～～！」
って単純なエネルギーと上辺の努力だけでは
なかなかうまくいかないんだってことが
わかってもらえるんじゃないかなーと思います。
次も「幸せ」について
考えていきますよ！ｗ
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