このコーナーでは、
私が東海道五十三次を
京都から江戸(東京)に向かって、
ちびちびと歩いている記録を、
文と写真でつづっています。
=
これまでの旅の記録は、
この記事の一番最後の一覧からどうぞ!
三
ちょっといい和・東海道編です!
今回は、水口(みなくち)宿を出発して
次の宿場・土山(つちやま)宿への
ウォーキングの後編です。
~
< 後編のおおまかな流れ >
①旧東海道松並木
②瀧樹(たき)神社
③歌声橋
④平成万人灯
➄土山宿本陣跡
では、本編をど〜ぞ
日時:1月29日(日) 天気:→(帰宅時)
前編の最後にも登場した雪景色。
この雪の下は、田んぼなのか?畑なのか?
などと考えながら、 てくてくてく・・・
変わった看板を発見
ひょうたん屋・・なかなかユニークなお店ですね。
足を進めて見えてきたのは、
この看板
この辺は、昔から松の木の並木道になっていたようです。
木の陰で多くの旅人が休憩されたんでしょうね
松並木の西(水口)側の石碑
「東海道反野畷」と刻まれていました。
・・・そして、
東(江戸)側の石碑
一里塚(いちりづか)跡と刻まれた石碑と案内板。
一里塚は、江戸時代に東海道が整備された際に、
行き交う人の目印となるよう、江戸から
一里(約3.9km) ごとに塚が設置されました。
現在は、設置当時のままの物はほとんどなく、
後から作られた石碑のみとなっている所が多いです。
さらに足を進めて行くと、
とある神社の案内板を見つけました。
案内板に従って進むと
うっそうと茂る樹々と鳥居を発見。
手前の道の両サイドは雪が残っています。
右側は茶畑と思いますが、雪で覆われてます。
鳥居の手前でもう一度、パチリ
鳥居の手前に来た時、誰かが
「さぁ、中に入りなさい!」と
言っているかのような、不思議な感じがしました。
溶けた雪と元々の土と残ってる雪とで、
足元はグチョグチョでしたが、
めげずに歩き続けます。
そして、瀧樹神社に到着です
瀧樹神社は・・・
約2000年前からの神聖な地として、知られている神社です。
室町時代には当時の領主であった方が、
京都・北野天満宮の御祭神であり学問の神といわれる
菅原道真の御分霊を勧請(かんじょう。 神仏の分霊を請じ迎えること)して
本社に遷宮され、並宮として祭祀されています。
毎年5月3日には祭があり、ケンケト踊りという踊りを奉納するそうです。
少し離れた所からもパチリ
勇しくかける馬の像
本殿(写真右)と奥の天満宮(写真左)
民家のある街道沿いと比較にならない残雪の量…
まさに「別世界に来たみたい」でした。
奥の天満宮に向かう最短ルートの雪は
10〜15センチくらい積もってました。
瀧樹神社をゆっくり参拝した後、もと来た道に戻り、土山宿を目指します。
〜
少し行った所に、近年に作られた橋があったんですが
この橋、名前が「歌声(うたごえ)橋」というそうです。
とてもステキな名前を付けられたな〜と、感心しながら、橋を渡りました。
〜〜 (←歌ってるつもり)
橋の下は野洲(やす)川が流れていました
国道1号線沿いに「ここは土山宿です」と告げる石碑と看板アリ
この後、旧街道と国道1号線とが別れます。
1号線をもう少し歩くと見えて来たのが
左側の、平成万人灯。
写真では切れて写ってませんが、説明が書かれた石碑が有りました。
万人灯の高さは、約9.3m。自然石で作られた石灯ろうとしては日本一だそうです。
少し南下して旧街道に合流すると
土山宿本陣跡が有りました
詳しくは、土山宿周辺散策の回で紹介したいと思います。
・・・という事で、
無事に土山宿に到着しました!
先ほどの本陣跡や、伝馬館
といった場所を中心に、
土山宿周辺散策を行います。
お楽しみに〜
以上、水口→土山ウォーキングでした!
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<ちょっといい和 ~東海道編~>
これまでの道程
Take.15 < 東海道編 1 >
・・・三条大橋周辺散策
Take.21 < 東海道編 2 >
・・・三条大橋→大津(前編)
Take.22 < 東海道編 3 >
・・・三条大橋→大津(後編)
Take.23 < 東海道編4 >
・・・大津宿周辺散策(前編)
Take.24 < 東海道編5 >
・・・大津宿周辺散策(後編)
Take.25 < 東海道編6 >
・・・大津宿→草津宿(前編)
Take.26 < 東海道編7 >
・・・大津宿→草津宿(後編)
Take.28 < 東海道編8 >
・・・草津宿周辺散策(前編)
Take.29 < 東海道編9 >
・・・草津宿周辺散策(後編)
Take.32 < 東海道編10 >
・・・草津宿→石部宿(前編)
Take.33 < 東海道編11 >
・・・草津宿→石部宿(後編)
Take.38 < 東海道編12 >
・・・石部宿周辺散策(前編)
Take.39 < 東海道編13 >
・・・石部宿周辺散策(後編)
Take.40 < 東海道編14 >
・・・石部宿→水口宿(前編)
Take.41 < 東海道編15 >
・・・石部宿→水口宿(後編)
Take.42 < 東海道編16 >
・・・水口宿周辺散策(前編)
Take.42 < 東海道編17 >
・・・水口宿周辺散策(後編)
Take.45 < 東海道編18 >
・・・水口宿→土山宿(前編)