こんにちわ~~
今回のちょい和は、前回の草津宿前編に続いて、後編をお送りします。
五十三次ビギナーの目線で、いいなと感じたモノを文と写真で紹介してます。
③草津宿本陣
④草津宿街道交流館
⑤立木神社
ゴール:JR草津駅
・・・となってます。
ではでは、本編スタート!三
ハイ、③草津宿の本陣から再開です。
草津宿本陣 (元は、田中七左衛門本陣という名前) は、昭和24年に国の史跡に指定されたそうです。
宿場町が栄えていた江戸時代、ここ草津宿には、本陣が2軒、脇本陣2軒、旅かご七十軒超があり、多くの旅人が行き来して、とてもにぎわっていたようです。
入館料を払った後、念のために写真撮影に関する確認(個人ブログに写真を公開しても良いか?等) などをして、いざ出陣!
長~く続く畳廊下があったり、大名などの主客用の上段の間があったり。
宿泊者の名を記入した大福帳が展示されていましたが、その中には浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)や吉良上野介(きらこうずけのすけ)、新撰組の土方歳三の名もありました。
趣深い建物です。
意向を踏まえ、庭の写真のみをアップさせてもらいます。
現存する本陣は1つですが、もう1つあった本陣も、たまたま「田中家」だったそうです。
血縁関係はないとのことですが、宿泊される方々の中には、事前の申し込みをした宿と違う、もう一つの方に間違えて泊まられた方も、結構いらしたみたいです。
本陣を後にして、次のスポットに足を向けて歩いていると、脇本陣跡と刻まれた道標が。
さらに南西方向に足を動かすと、④草津宿街道交流館が姿をのぞかせます。
2階に、草津宿に関する資料の展示や草津の歴史の紹介がされていましたが、2階を観るのには入場料が要ります。
先ほどの本陣で共通券を買った人はすぐに入れますし、こちらでも共通券を販売されてます。
2階では、駕籠(かご)の現物が展示されていて、実際に中に座る事も出来ますし(旅体験コーナー)、浮世絵すり体験コーナーなどがありました。
また1階では、東海道五十三次のデザインの絵はがきや旧街道散策地図などの販売コーナーがありました。
浮世絵すり体験は、1階と2階でそれぞれ1作品、計2作品を作ることが出来ます。
すでに彫ってある原盤があるんで、そこにインクをつけて重ね刷りしていきます。
普段、版画をしない方(私を含め)でも、簡単に多色刷りを体験出来ますし、出来上がった作品を見ると、結構、感激しますよ~!
さらに大津方面に進み、目に飛び込んできたのは
私自身は日頃、酒をほとんど飲まないのでアレなんですが、お酒がお好きな方でしたら、こちらの道灌蔵はとても魅力的な観光スポットではないでしょうか?
ちなみに、名前の由来になっている太田道灌という方は、江戸城築城の祖と言われ、また文武両道に優れた室町時代の武将です。
立札を拡大してみると
(…と、人前では分かった様な顔をしてカッコつけてますが、歴史とか昔から苦手なので、理解するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。)
そして…
今回の草津宿散策で最後に訪れたのが、立木神社
神社の入口が2つあり、北東に向いている入口前には七五三詣りの旗がたくさんかかっていました。こちらの入口から入るとすぐに、石造道標 (旧追分道標) が解説板とともに静かにたたずんでいました。
道標には、「右東海道いせみち 左中山道たがみち」と刻まれています。
そして、もう1つの入口は、旧東海道に面しています。
立木神社は古くから、交通安全、厄除けの神社として信仰があり、参拝者が後を絶たない様です。
ロケに行った日は平日でしたが、七五三のおまいりに来られている方が、2組ほどいらっしゃいました。
お子さんが元気に育ってくれるといいですね。
以上、草津宿散策レポート、終了です。
こちらはオマケ
草津宿街道交流館の中の、浮世絵すり体験で作った作品です!
ちなみに、右側の船が描かれている方は、歌川広重作の「近江八景 矢橋帰帆」が原案となっています。
キレイでしょ?
今回も、当ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。