ちょっといい和 Take.32 <東海道編10 - 草津宿→石部宿・前編> | 日々… 、アート・ライフ

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自分の好きな音楽や、心をユサブラれたアーティスティックなモノ (※音楽以外) を、ツラツラと… 書きつづってみたいと思っています。

みなさん、こんにちわパーニコニコ

おひさしぶり~の、ちょっといい和・東海道編でございます。
武士


今回は、現在の滋賀県の中にある
草津宿 矢印 石部宿を、歩いて散策します!
マリオ


そして今回も、道中で撮影した写真が、た~くさんありました。びっくり


その中で厳正な選考・吟味を重ねた上での数十枚を、前編・後編の2チョキ回に分けて、これからみなさんにご紹介します。
カメラハッパーニコ


まずは、地図で移動ルートを確認しましょう矢印

草津→石部Map

<前半の流れ>

◎JR草津駅 (出発)
          
◎草津宿追分道標(中山道と東海道の合流点)
          
◎現・東海道(国道1号線)、東海道新幹線と交差
          
◎田楽 (でんがく) 茶屋跡
          
◎JR手原駅 (休憩)


これまでの旅の記録は、この記事の一番最後の一覧からどうぞ!



では、下準備が出来た様なんで、本編をどーぞ!
  ダウン (ステージ 1-2 へ)



日時:3月4日   天気晴れ/くもり 

ハイ。スタート地点のJR草津駅です。

image

草津駅出発:10時25分 時計ニコ

改札を出て、東出口を出たところに
ウェルカムゲート(?) が

草津駅前


ココから約10分強ほど歩いた所に、中山道と旧東海道の合流点があり、目印となる追分道標があります。下矢印

image

左の追分道標に刻まれている「右  東海道いせみち」の方向に、これから進んで行きます。

そして、右側の道というのが

東海道1

この道を道なりに進んで行きます。


しばらく進むと、となりの旧草津川を渡る橋に辿り着くんですが、その手前に

東海道2-道標

 江戸方面の入口、横町道標と常夜灯。


川を越えて、南東に進むと次に見えるのは

東海道3-国道1号線

国道1号線、またの名を「現・東海道」。
今回は、旧・東海道を歩くのが主目的なので、チラ見しながら横切ります


東海道4

 周囲をキョロキョロしながら歩いてて見つけた物。

道標には「史跡  老牛馬養生所趾 (跡)」と刻まれてますね。ガーン


昔、湖西和迩 (わに) 村の庄屋 岸岡長右衛門さんは、年老いた牛や馬が打はぎされる所を見て、あまりの残酷さに驚いたそうです。牛馬
せめて生きている間は打はぎをやめよう、と周囲に呼びかけて、老牛馬が静かに余生を過ごせる養生所を設立して、県下の老牛馬を広く収容したそうです。
(立て看板より引用)


ちなみに「打はぎ」の意味を調べようと思いネット検索をかけてみましたが、全然ヒットしませんでした。えーん
しかし、前後の文章からなんとなく読み取る事が出来ますね。
この方は、動物を大切にする心優しい方だったのではないでしょうか?ほっこり


さらに先に進んで行くと、ダウン

東海道5-新幹線と交差

東海道新幹線と交差する所。せっかくなんで堤防に上がり、新幹線が来るのを待って、写真撮影!
新幹線三  カメラハッパシャッ !
向かって左側が東京方面。上りと下りがちょうどすれ違う所を、撮影出来ました。


次に到着したチェックポイントは・・

東海道6-ほっこり庵

田楽 (でんがく) 茶屋「ほっこり庵」。
要予約との事で、この日は外から見るだけでした

残念な気分で足を進めた後、もう一度振り返ると、ほっこり庵の建物の横に親切に、
地図がありました音譜

東海道7-岡周辺地図

地図によると、古墳があるとの事。
けっこう歴史がある土地なんですね~ガーン


ほっこり庵から少し先の目川立場「田楽発祥の地」の石碑たち。
立場 (たてば) は、宿場の出入口に設けられた休息所の事。

東海道8-田楽茶屋跡碑

それぞれ、少し離れた所に存在してます。
今回のように草津から歩いてきた場合、左右矢印真ん中右矢印右の順に目にする事になります。

ちなみに、左端は「京いせや跡」の石碑、真ん中は「古志゛ま屋跡」の石碑、右端は「伊勢屋  岡野五左衛門屋敷跡」の石碑です。
茶店に来た人に、地元で採れた食材で作った菜飯と田楽を出したところ、とても人気を博したそうです。グッもぐもぐ


東海道9-一里塚

目川村の一里塚跡。東海道には、距離がわかるように、一里 (7km) ごとに一里塚が設けられていました。


東海道11

 室町幕府九代将軍・足利義尚の「鈎(まがり)の陣跡」の石碑。(写真中央付近の大きい卵型の岩)


1487年10月から1年5ヶ月間、御所としてこの地が政治の中心でしたが、義尚は最後にここで病死されたそうです。
私は歴史が苦手なので、これ以上の事は書けません笑い泣き


東海道12-東経136度碑

上矢印東経136度の子午線を示す道標。比較的、キレイです。


さらにさらに足を進めて・・・

東海道13-手原稲荷1

 手原稲荷神社。ちょうど正面から陽が射し込んでいて、撮影するのに非常に苦戦しました。

東海道14-手原稲荷2

 石に刻まれた文字を読んでいると・・
左の方から、走ってカメラに写ろうとする子どもが!


東海道15-手原稲荷3

 手原だけに、手の形をしたベンチ
シュールです。
横には、「明治天皇御小休所」と。


東海道16-手原駅

神社から目と鼻の先にあるJR手原駅に到着。時刻はちょうど12時。
駅前には「東経136度の子午線が通る駅」と刻まれたモニュメントが。


ここで一旦、休憩を挟みます。

出発から、約5.4km。所要時間は1時間35分。


後編につづくバイバイニコ



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< ちょっといい和 ~東海道編~> の過去の記録
  

ティータイム Take.15 < 東海道編 1 >
・・・三条大橋周辺散策

ティータイム Take.21 < 東海道編 2 >
・・・三条大橋→大津(前編)

ティータイム Take.22 < 東海道編 3 >
・・・三条大橋→大津(後編)

ティータイム Take.23 < 東海道編4 >
・・・大津宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.24 < 東海道編5 >
・・・大津宿周辺散策(後編)

ティータイム Take.25 < 東海道編6 >
・・・大津宿→草津宿(前編)

ティータイム Take.26 < 東海道編7 >
・・・大津宿→草津宿(後編)

ティータイム Take.28 < 東海道編8 >
・・・草津宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.29 < 東海道編9 >
・・・草津宿周辺散策(後編)