ちょっといい和 Take.42 <東海道編16 - 水口宿前編> | 日々… 、アート・ライフ

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自分の好きな音楽や、心をユサブラれたアーティスティックなモノ (※音楽以外) を、ツラツラと… 書きつづってみたいと思っています。

このコーナーでは、

私が東海道五十三次を

京都から江戸(東京)に向かって、

ちびちびと歩いている記録を、

文と写真でつづっています。

歩く=

 

これまでの旅の記録は、

この記事の一番最後の一覧からどうぞ!

 

 

583系先頭車583系中間車583系中間車583系中間車583系食堂車583系グリーン車583系先頭車

 

ハイ、こんにちわニコ

ちょっといい和・東海道編でございます。

今回は、水口(みなくち)宿周辺散策の前編です。

(写真が多いため、2回に分けてます)

ランニング

 

 

まずは、水口宿についてのミニ知識をニコ

 

水口宿は・・・

関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康が、翌年に東海道を整備した際に、道中に設けられた五十三の宿場の1つです。

 

歌川広重「東海道五十三次の内・水口」

(著作権フリー素材使用)

 

かの歌川広重は、東海道五十三次の水口宿に関する浮世絵作品で、名産品の1つであるかんぴょうを干す人と旅人を描いています。

 

 

次に、移動ルートを地図で確認しますダウン

 

 

 

< 前編のおおまかな流れ >

①近江鉄道・水口城南駅 出発

     下矢印

②水口城跡・資料館

     下矢印

③甲賀市ひとまち街道交流館

     下矢印

④駅前からくり時計

     下矢印

➄大岡寺(だいこうじ)・芭蕉句碑

     下矢印

⑥古城山・水口岡山城跡

 

 

では、本編をど〜ぞ!!

ダウンダウン

 

 

日時:11月24日(木)   天気くもり

 

東横線東横線___JR西日本の駅駅舎____

電車に揺られ〜て、やってきたのは 

 

 

近江鉄道の水口城南駅。(10:30)

今回の周辺散策は、この駅からスタートします。

 

 

駅を出てすぐの広場には、お祭りで使う曳山の図が描かれたパネルが展示されていました。

(説明付き)

 

 

 

この写真では3つしかパネルが見えてませんが、周辺にもっとたくさん展示されていました。

 

 

そもそも、なんでこの駅をスタート地点にしたのか?

といいますと、実はこの駅から少し南側に、

水口歴史民俗資料館というのがある事を、事前に知ったわけです。

(下の地図で、一番左下部分)

しかし、開館時間を調べると木曜は休館との事・・・がくっ

 

この事実は、行きの電車内で発覚し、草津で電車を乗り換えるまでに、心の整理は出来ていました。

 

 

歴史民俗資料館は無理としても、どこか水口の歴史が学べる所に行きたいな~うーん

・・て事で、次に目を付けたのが、

「水口城資料館」!城

水口城は、三代将軍・徳川家光が京都に上洛する際の宿館として築城されました。

(1634年・寛永11年)

 

 

水口城南駅からは、歩いて約5分。~トコトコ

で、コチラがその水口城跡+資料館の入口 ↓

 

 

お城の周りは野洲川からひいた伏流水で囲まれていて、碧水(へきすい)城とも言います。

写真にもあるように、紅葉がキレイでした。ほっこり

 

しかーし、不運はここにも連鎖していました。

写真の橋を向こうに向けて渡り、門のところまで行ってみると

固く閉ざされた扉に張り紙が。

「休館日:木曜(訪問した日)・金曜」ガーン

ガーン・・・さらにショックおやじ。

なんと、この資料館は先述の歴史民俗資料館と同様に、

甲賀市が管理されており、休館日も同じにしているとの事。

水口城跡も資料館も、外から見る事しか出来ませんでした。

にゃんぱいあ しょっくver.

 

 

気を取り直し、観光マップを見ながら、

次のチェックポイントに向けて足を進めます。なぜ・・

 

 

まもなく見えて来たのは・・・

 

甲賀市ひと・まち街道交流館。

 

奥の、頭が飛び出ている建物の中には矢印

 

お祭りで使う曳山(ひきやま)が格納されていました。

 

毎年4月20日には水口曳山祭が行われます。

旧宿場町一帯に受け継がれる計16基の曳山が、祭の日には巡行され水口囃子(はやし)の音色と共に、宿場町の雰囲気やにぎわいを今に伝えています。祭

 

 

矢印すぐそばのコミュニティセンターで

改めて、水口に関する観光パンフレットなどを物色。虫眼鏡

 

 

旧街道に戻り、近江鉄道の線路をまたぐと

 

道路がΨの形に別れます。

(ちなみに、真ん中が旧東海道。)

 

道路と道路の間に目をやると・・・ 

 

からくり時計がありました。

左側に移動すると、説明書きがあり、

朝9時、正午、午後3時、午後6時にからくりが動くそうです。

残念ながら、今回は見れませんでした。ぐすん

 

 

観光マップを頼りに、次の見どころを探すと・・・

古城山という山の中に、水口岡山城跡という文字を発見。

また、近くに大岡寺という寺があり、そこには松尾芭蕉の句碑がある、との事。

 

 

まずは、大岡寺に行ってみる事にします。 走る

・・・で、 15〜20分歩いて、到着です。

下矢印

大岡寺の門前。紅葉

大岡寺は、近江西国三十三か所めぐりの寺の1つ(第二十六番霊場)でもあります。

本尊の十一面千手観世音菩薩(ぼさつ)は国指定重要文化財で、家内安全、商売繁昌、進学、就職、厄除等、諸願成就の守護佛です。

しばらく紅葉を眺めた後、階段を登り門をくぐります。ニコ

 ダウン

 

本堂(と思われる。左)入口で手を合わせたのち、写真向かって右端に写っている芭蕉句碑を見に行きました。

句碑をズームアップ下矢印

 

右のいびつな形の石には

「いのちふたつ 中に活たる さくらかな」

と、詠まれた句が刻まれています。

この句にある様に、大岡寺の付近は桜の名所となっているそうです。

 

 

敷地内をブラブラしていて見つけた物。

鉛筆供養・進学祈願と書かれてますね。うーん鉛筆

 

 

先ほどの道に戻り・・・ ランニング

 

次はアップの看板に書いてある、水口岡山城跡を目指すことにします。

 

 

水口岡山城は、1585年(天正13年)に羽柴秀吉の命により大岡山に築かれ、水口は城下町として栄えていきました。

しかし、三代目城主であった長束正家が関ヶ原の戦いで敗れ、落城してしまいました。

 

 

坂道を登って行くと、ツバキの花が頭上に所々見られました。

ピンク色の点がそうです。

道の両側にツバキが見え、キレイでした。ほっこり

 

 

さらに歩いて行くと、 

 

水口岡山城について書かれた看板が。うーん

 

さらに先に進むと、広場と小さな公園(児童遊園地)があり

 

こんな、マニア向けな感じの地図が目の前に現れました。ひゃ~・・・汗

コレが、水口岡山城跡・概要図だそうです。

 

っちゅうか、コレって「等高線」ってやつやん?イラッドンッ

この図を見たとたん、意欲は減退し、

これ以上先に進む気力は消失。ゲホゲホ

昇ってきた山道を引き返して、入口前の道路に戻りました。

 

 

この時点で、時刻は12時。時計

出発から・・・

歩行距離:4.56km

所要時間:1時間30分

 

キリが良いので、前半はココでお終いです。民宿

次回は、水口宿散策の後編です。走る人

 

 

ここまでご覧くださり、ありがとうございましたほっこり

 

 

 

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<ちょっといい和 ~東海道編~>

これまでの道程   ダウン

ティータイム Take.15 < 東海道編 1 >
・・・三条大橋周辺散策

ティータイム Take.21 < 東海道編 2 >
・・・三条大橋→大津(前編)

ティータイム Take.22 < 東海道編 3 >
・・・三条大橋→大津(後編)

ティータイム Take.23 < 東海道編4 >
・・・大津宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.24 < 東海道編5 >
・・・大津宿周辺散策(後編)

ティータイム Take.25 < 東海道編6 >
・・・大津宿→草津宿(前編)

ティータイム Take.26 < 東海道編7 >
・・・大津宿→草津宿(後編)

ティータイム Take.28 < 東海道編8 >
・・・草津宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.29 < 東海道編9 >
・・・草津宿周辺散策(後編)

ティータイム Take.32 < 東海道編10 >
・・・草津宿→石部宿(前編)

ティータイム Take.33 < 東海道編11 >
・・・草津宿→石部宿(後編)

ティータイム Take.38 < 東海道編12 >
・・・石部宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.39 < 東海道編13 >
・・・石部宿周辺散策(後編)

ティータイム Take.40 < 東海道編14 >
・・・石部宿→水口宿(前編)

ティータイム Take.41 < 東海道編15 >
・・・石部宿→水口宿(後編)