
人と話すのが苦手。
明るい人を見ると、
ちょっと怖くて距離を取ってしまう。
そんな自分が、
嫌になったり、
寂しくなったりしたことは
ありませんか?
今日はアニメ
『スキップとローファー』に登場する、
みつみの友達「久留米まこと」の姿から、
《ちいさな気持ち》
を見つめてみたいと思います。
「明るい人=バカにしてくる人」って思ってしまう心
まことは、
ちょっと暗めで、
人見知りな女の子。
クラスの中でも、
自分とは違うタイプの子たちに対して、
つい距離をとってしまいます。
たとえば、
美人で華やかな
ゆづきちゃんのことを、
「イケイケギャル」と決めつけて、
苦手意識を持ってしまう。
ゆづきが
ちらっとまことを見ただけで、
「バカにされた」
――そう感じてしまう。
でも、
それって、
相手が実際に
バカにしてきたわけじゃなくて、
自分の中にある
「私は劣ってる」
という思い込みが、
そう見せてしまっているんですよね。
私自身も、
まことと
同じような気持ちを
感じたことがあります。
たった一瞬の視線や言葉で、
「見下されてるのかな」
「どうせ私なんて」
と、心がザワつく。
でもそれは、
相手の目ではなく、
自分が自分をどう見ているか
に深く関係しています。
心の壁の向こうにあるもの
そんなまことが、
あるきっかけで
少しずつ変わっていきます。
それは、
みつみと行ったカフェで飲んだ
「タピオカドリンク」
「こんな華やかなの、飲んでたまるか!」
と思っていたのに、
飲んでみたら
「おいしい」「楽しい」と思えて、
素直に笑ってしまう。
自分が変わってもいいんだ
――そんな気持ちが芽生える瞬間。
その一歩から、
まことは、
苦手だったゆづきちゃんに、
少しずつ心を開き始めます。
怖いのは、傷つくのが怖いだけ
まことは、
本当は人と仲良くなりたいんです。
でも、
傷つくのが怖いから、
先に壁を作ってしまう。
「どうせ私なんて」
「きっとバカにされる」
そんな思い込みで、
自分の心を守ろうとしてる。
でも、
その奥には、
「つながりたい」
「わかり合いたい」
っていう気持ちがあるんです。
それって、
とても人間らしくて、
愛おしいことだなと思います。
“変わりたい”って思えることが、もう素敵
もし今、あなたが
「人が怖い」
「バカにされた気がして、心が痛い」
そう感じていたとしても、
それは、
あなたが
「誰かとわかり合いたい」
「本当の自分でいたい」
って願っているからこそ、
生まれる気持ちなのかもしれません。
そして、
変わろうとしなくてもいい。
ただ、
「まことの気持ち、わかるな」
って思えたなら、
それはもう十分すぎるほど、
あなたの心が動いた証拠です。
さいごに:まことの姿は、私たちの心の鏡
アニメを観ながら、
まことの小さな勇気に、
私は胸が熱くなりました。
他人に心を閉ざしていた彼女が、
少しずつ
人を信じていく
そのプロセスは、
まるで
「大丈夫だよ」
と言ってくれているようで。
「そうか、
怖がってたのは私だったんだ」
「でも、
人って少しずつ変われるんだ」
そう思わせてくれる物語でした。
まことのように、
私たちも
少しずつ――
心を開いていけたらいいですね。
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