こんにちは。
名言の宝庫のこの作品の中で
私がグッときた言葉を
紹介していきます。
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これまでの記事

天文をやれ。自分のために。これは提案だ。
フベルトに
『観測は今日で終わりだ』
と言われ
『では僕は明日から何を?』
と問うたラファウに
言った言葉。
『さあな。
君の自由だ。
だが、天文をやれ。
自分のために。
ま、これは提案だ。』
初めて出会った時
フベルトは
ラファウを
「研究の手伝いをしろ」と
脅したのです。(第1話)
それはなんとしてでも
やり残したことを
やりたかったから。
自分のために。
自分がしたいことのために
脅して手伝わせたフベルト
だが
決して理不尽なことはなく
ただ自分のやり残したことを
するためだけに
そしてラファウに
何をしたらいいかと問われ
あれをしろ
これをしろ
と命令するのではなく
提案をした
つまり
選ぶのも自分
決めるのも自分
自由なんだ、と。
ラファウが天文に興味を持っていることを
知っていたフベルトだからこそ
自分の心が求めている天文をしろ、と。
でも決めるのは自分だから
提案だよ。と。
こういう人を
私は境界線がはっきり引けている人だと
思うのです。
人のことと自分のことを
分けて考えられる。
例えば
自分の叶えられなかった夢を
子どもに託す、
とかはまさに境界線をひけてなくて
親が
子どものことを
自分のものと思っている。
過干渉。
それとは正反対で
君の自由だ。
そう言えるフベルトさん。
そして
ラファウが
異端研究の手伝いをしていることが
バレた時に
フベルトは
ラファウを庇って
焼かれてしまいます。
それも
脅して手伝わせた自分によるもの
だとして
死を持って引き受けた。
私が今いる
とても平和で
ものや情報に溢れている日本
とてもシンプルに
他人と自分を分け
自分の欲求を満たすために
生きるフベルトさんを
とても尊く
美しいと思うのです。
フベルトさんから
たくさん
気づかされます。
最後までお読みくださり
ありがとうございます✨