「完璧じゃないからこそ、愛しい」
こんにちは。
今日は、
私が大好きなアニメ
【スキップとローファー】の
主人公・岩倉みつみちゃんを通して
「完璧じゃなくても、愛されていいんだ」
って思えた話を書いてみようと思います。
原作漫画はこちら
石川県の田舎から、
東京の進学校に主席で入学したみつみちゃん。
人一倍まっすぐで、
真面目で、
理想を胸に抱いて上京してきた彼女。
でもその初日、まさかの迷子。
入学式には遅刻しちゃうし、
新入生代表の挨拶では下書きを出しそびれてしまう。
それでも
立派に代表の挨拶を成し遂げるんですね。
そして
緊張の糸が切れて担任の先生にゲロ……。
自己紹介の準備も、
前日から緊張して眠れないくらい一生懸命。
だけど、
そんなに頑張って準備した自己紹介も
冷たい風が吹き…
うまくいかない…
そんな気持ちよさを感じる優秀さ、
真面目さを持ちながら、
迷子になったり、
ゲロを吐いたり、と、
完璧ではない、
人間の不完全さを
持ち合わせているからこそ魅力的なんですね。
私たちも日々、
「失敗したくない」
「恥ずかしい思いをしたくない」
って思いながら生きていますよね。
うまくやれなかった自分を
「最低だ」「ダメだな」
って責めてしまうこともある。
そうやって
「よくありたい」と思いながら
「ダメだな」と思ってしまうこともある
そうやって
足掻きもがくこと自体に
美しさを感じます。
不完全さも含めて、
人ってすごく愛おしい存在なんじゃないか。
そう思わせてくれるのが、
みつみちゃんというキャラクターでした。
完璧じゃなくても、
まっすぐじゃなくてもいい。
失敗しても、
あなたはあなたのままで愛されていい。
だから、大丈夫。
あなたも、あなたのままで。
私も、私のままで、
生きていきたいなと思うのです。
この記事が、
「ちょっと今の自分に自信がないな」
「もっとがんばらなきゃ、って思ってしまう」
そんなあなたの心に、
そっと寄り添えたら嬉しいです。
📘 引用作品:
『スキップとローファー』高松美咲/講談社