60.(続々々)夏の暑さから弓を守るには、実はすごく簡単だった

 

今年もほんとに暑い日が続きます。

 

炎天下の車の中に置いた弓を暑さから守るため、吸気ファン+配管用断熱材の中に弓+ソーラー電源を用いて、外気を弓にあてて車内の熱気から守る工夫をしました。


車に取付けた状態

ソーラー電源(DC12V・最大出力100mA)

 

(参照)

31.夏の暑さから弓を守るには

35.(続)夏の暑さから弓を守るには

56.(続々)夏の暑さから弓を守るには

 

しかし、実は、こんな手のこんだことをしなくても良かったのです。

 

 

<仮説>

夏の暑さから弓を守るには、車の下に置けばいい。

 

 

<検証>

炎天下の駐車場に置いた車の車内のセンターコンソール上と車の下の温度の変化を測定してみます。(FRウィンドウには日よけを置いてあります)

車内車の下

 

車内コンソール上では、60℃近くまで上昇しているのに対し、車の下では日影になるので、35℃のほぼ気温と同じ状態です。この場所を利用しない手はありません。

 

車内と車の下での温度変化

 

どうしても、炎天下の車に弓を置かなければならない時、車の下においておくのが無難なようです。急な雨にも備えて、雨対策はしておくことが肝心です。

車の下に弓を置く

(※くれぐれもマフラーの下には置かないように・・・)

 

もし、盗難が心配なら、ロックした車室内と弓を防犯ブザーでつないでおくといいでしょう。

 

くれぐれも、弓の回収忘れには注意してください。(車でひいてしまうかもしれませんので)

 

残暑も続きます。今年の夏はこれで乗りきることができそうです。

 

 

次回は、未定 を予定します。

的中と仲良しになるために、またのお越しをお待ちしています。

解りにくいところがあれば、遠慮なくご質問ください。

 

がんばれ!&


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弓道の的中(射技)の物理的考察

もくじ

 

0.弓道の再開

 

1.はじめに

2.的中のための取り懸けについて(三つガケの場合)

3.的中について

4.離れについて

5.手を開いて(緩めて)離すことの弊害について

6.詰め合いについて

7ー1.張り合いについて~取り懸けを解いて離れる方法~

7ー2.張り合いについて~取り懸けを解いて離れる方法~

7ー3.張り合いについて~取り懸けを解いて離れる方法~

7ー4.張り合いについて~取り懸けを解いて離れる方法~

8.伸び合いについて

9.会のままの残身について

10.会での勝手の手の内を考える

 

11.取り懸けの親指と中指のクロスをどう解くか

12.取り懸けで親指を押える位置は?

13.押し手の手の内を作るとき、角見の皮を巻き込む?

14.「離す」と「離れる」はどう違う?

15.胸弦の活用

16.弓道の離れとアーチェリーのリリースとの比較

17.正射必中に必要な幾何学的な必須条件

18.細かい話にはなりますが・・・

19.弦捻りをかけると離れで弦枕が引っかからないか?

20.中りに重要なのは押し手ではないのか?

 

21.会では見えない動作がある?

22.残身まで開く力αはどれだけ大きくできるのか?

23.集中力、モチベーションを下げない練習方法はないのか?

24.弦捻りの中心は、矢軸か親指の弦枕か?

25.カケ解きはどのように作用させればいいの?

26.既製のカケは親指で選ぶ

27.弦捻りの誤解

28.勝手の中指で親指の腹を押し出すについて

29.弓返りに大切なのは弓の捻り

30.押し肘の回内はなぜ必要か?

 

31.夏の暑さから弓を守るには

32.的中率を上げるためにやれること

33.かけがえのないものを受け継ぐには

34.かけほどきを身につけよう

35.(続)夏の暑さから弓を守るには

36.両肘の張りと弓の裏反りは似ている?

37.的中を維持するには、お風呂でエクササイズという手がある

38.的中のための本当のねらいとは

39.かけほどきの力の反作用も考えてみよう

40.的中は矢から学べ

 

41.「矢に学ぶ」①矢を分ける

42.「矢に学ぶ」②矢筋にのせる

43.「矢に学ぶ」③矢押し

44.「矢に学ぶ」④矢引き

45.「矢に学ぶ」⑤矢の離れ口

46.「矢に学ぶ」⑥矢妻をとる

47.「矢に学ぶ」⑦矢になる

48.スランプの原因を物理的に考察する

49.取り懸けをミクロに考察してみる

50.取り懸けをミクロに考察してみる(大切な補足編)

 

51.離れの瞬間を考察する

52.的中率をさらに上げるためにやれること(削除)

 →58.的中率をさらに上げるためにやれること(アップデート)

53.弦捻りのルーティン

54.「角見で押して離れる」という弓道の謎

55.「角見で押して離れる」という弓道の謎(補足編)

56.(続々)夏の暑さから弓を守るには

57.「弓道の冬は、手が冷たい」は、どうする?

58.的中率をさらに上げるためにやれること(アップデート)

59.既成概念は「離れ」と「残身」をも誤解させる

60.(続々々)夏の暑さから弓を守るには、実はすごく簡単だった

 

がんばれ!&