境界線とは、自分にグラウディングすること | 澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

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Body, mind, spirit のホーリスティックアプローチから
あなたの心と体、ハートを元気にする身体心理セラピスト 澤田 准のブログ

みなさん、こんにちは♪

心理カウンセラー・セラピストの澤田 准です。

 

 

 

 

 

 

今回は、『境界線とはなんぞや、、、?』ということをお話ししたいなと思います。

 

 

境界線という言葉が、自分や他者を批判する材料とならないように、、、

 

そんな願いを込めて、、、。

 

 

 

 

 

 

 

境界線とは、自分にグラウディングすること

 

 

境界線とは何かといえば、結局は『自分自身にグラウディングする』ための心理的概念です。

 

私たちが自分に(身体的にも、心理的にも)グラウディングしていると、

境界線を意識しなくても自然に相手を尊重することができるようになります。

 

だから、ちゃんとグラウディングしていたら、

『境界線』という概念を学ぶ必要なんてないのかもしれません(笑)

 

 

 

 

 

みなさんは『自分という感覚』はどこにあると感じますか?

 

例えば昔の人は、重心が肚にあって、

自分という感覚がどこにあるかというと腹を指したそうです。

(イメージでいうと武士とか、笑)

 

同じ質問を現代人がされたら、頭か胸を示す人が多いと思います。

(現代人はマインド優位で、頭でっかちの傾向がありますよね)

 

 

昔の人は、足腰がしっかりしていて、肚が座っていたとよく言われますね。

どしっと地に足をつけて、安定した心持ちで、自分の軸というのがしっかりとある状態。

 

それはつまりグランディングということなのですが、

そういう時は、きっとあまりブレがなく、大きな心で見ていられる状態なのかもしれません。

 

 

 

また人とのコミュニケーションにおいても、

 

『阿吽の呼吸』というように、

心地よい距離感で、相手とともに在ることができます。

 

 

それは、剣道の間合いを読むみたいに

 

相手をしっかり見定めながら、

 

(相手はこんな風に感じているんだな)

(こうしてあげたら、きっといいかな)

 

(あ、気がついてやってくれたんだ、ありがとう)

 

ということがごく自然に、相手の負担なく

ハートベースで行われていくようになります。

 

それは、とても調和的な優しい関係だと思います。

 

 

 

私たちの内側にはこうした『相手を思いやる優しさ』があります。

 

 

 

けれど、

 

こうした相手を思いやる優しさが(自分の不安のために)いきすぎてしまったり、

 

(自分の内側にある劣等感や無力感のために)受け取れなかったり、、

 

 

そんなことが私たちの人生ではよく起こります。

 

(これを投影と言います)

 

 

 

そんな時、境界線という概念で

 

『境界線を引く』『越える/越えられる』という言葉を表面的に受け取ってしまうと、

 

 

『今あなた越えているよね』

 

と、自分や他者をジャッジしたり、責める材料にしてしまうこともあるかもしれません。

 

それは本末転倒で、さらに関係性もギクシャクした厳しいものになってしまいます。

 

 

 

境界線は、私たちの心の軸自分に戻し

 

自尊感情や他者を大切に思う気持ちを養うためにあるもので、

 

他者の行為をジャッジするためにあるものではないのです。

(便宜上、講座では、理解のために越える/越えられる側などを学びますが、それは相手を非難するためのものではないのですね。)

 

 

 

私たちは相手がどうであれ、自分の気持ちを大切にしながら、相手の言動や行為と対話することができます。

 

それがたとえ相手が自分の領域に踏み込んでいると思うような時にも、

相手の気持ちを尊重しながら、そうすることができます。

 

もしできないという時は、自分の内側にある何が反応しているかを見ていくと、

つまり投影を見いていくと、自分を深く理解できるようになります。

 

 

 

ありがとうを添えながら、

距離を置けたり、時間を置けたり、自分の正直な気持ちを伝えたり、Noを伝えることを

 

私たちはいつだって自由に選択できるのです。

 

 

 

 

 

 

 

境界線は、自分の立ち位置を確認するためにある

 

境界線という概念は、自分という存在が他者とのコミュニケーションにおいて、

どんな立ち位置にいるかということを教えてくれます。

 

 

ついつい、人の気持ちを気にしすぎてしまって、相手の領域に入ってしまうのか、

自分に自信がなくて、相手からの意見を受け入れすぎてしまっていたりしていないかなど、

 

 

私たちがどんな立ち位置になりがちなのかを教えてくれます。

(この立ち位置は、人によって、変わります)

(上司には壁対応、子供には踏み込みすぎる、、など)

 

 

 

つまり境界線という概念は、

 

自分の立ち位置』に気づいて、

 

自分にグラウディング』仕直しながら、

 

自分と他者が心地よくハートフルに関わり合うには、どのようにコミュニケーションをしたらいいか

 

創造的に振り返るためにあるのです。

 

 

 

 

そして、

 

私たちに自然に備わっている『相手を思いやる優しさ』を発揮しつつも、

 

相手の成長や信頼する気持ちを持ってお互いを尊重し、

 

 

時に踏み越えたり、越えられたりすることもある、

 

そんなファジーさ(曖昧さ)も受け入れながら、

 

 

ハートベースでやっていけたら

 

きっと良い関係が築かれていくと感じています。

 

 

 

ぜひ皆さんの心の中に境界線という概念を招き入れて、

心の健康度を高めてみてくださいね。


 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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