【セッションのご感想】やっと生きていたんだと実感できた、自分を取り戻せた

みなさん、こんにちは♪

心理カウンセラー、セラピストの澤田　准です。

今日の空は曇り空。

風もあまりなく、静かな静かな空。

ところどころに雲間から光が射しています。

こんな日は、

こうした空気感を感じて

ぐっと静かに自分の世界を深めるのに持ってこいな日♪

皆さんはどんな1日を感じていますか？

今回は継続セッションを1年間受けてくださっている

Rさんのご感想をご紹介いたしますね。

（セッションの経過、内容などRさん許可をいただいて掲載させていただいております）

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もしあなたが大切している人が亡くなったら？

それがもし身近なお母さんだったら？

それがもし自死だったら？

そしてもしその現場に出くわしてしまったら？

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私たちはどんな気持ちになり、どんな生き方になっていたでしょうか？

今回は１４年前にうつ病だったお母さんの自死を経験したRさんのお話です。

Rさんは今までに何度かセッションの感想を書いてくださっていました。

今までの経過

■悲しむのをやめて気持ち良く前へ向いていきたい（３回）

■死のとらわれがなくなって、大きな安心感を感じることができました（１０回）

いただいた感想などをお読みいただければわかるかもしれませんが、

Rさんは、PTSDからだいぶ回復の道をたどって、癒しが進んできていました。

「本当に良くなるのだろうか」と不安を抱え、

「死に対する恐れ」や「何をするにも不安や恐怖があって動き出しにくかった」１年前とは違い、

楽になった感覚を感じ、やる気が出て

海外旅行に行ったり、東京にまで学びに行けたりもしてきました。

その時々に出てくる（無意識下で表面化していいと感じた）テーマと向き合うことで、

ご自身でもびっくりするくらいの変化を体感されていました。

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Rさんのセッションをさせていたきながら感じたことは、

セラピストは『待つ』ということも仕事のうちの一つだなあということです。

クライアントさんの心身が調整されて、トラウマと向き合うことのできる心の体力がつく時間はとても大切です。

Rさんにはまだ見ていないトラウマの核みたいなものがありました。

それを見なくてもとても楽になられていたので、もしかしたら見ないということもあったのかもしれません。

けれど楽になられたからこそ、心の自由さのために、浮上してくるものなのかもしれませんね。

ちょうど一年過ぎたあたりの１４回目のセッションのことでした。

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今年台風が猛威を振るっていた頃。

テレビではその被害のニュースが流れていました。

『突然の不幸に襲われる、、そんなシチュエーションに弱い』

そんな思いがあったRさんは

何かしなきゃ、そんな衝動が起こり、

支援物資を集める活動をします。

集まりすぎる物資がたくさんの人の善意で集まりました。

周りの人からもビックリするくらいの行動力で褒められたりもしました。

でもなぜか達成感がない。。。

そういった思いから始まったセッション。

それは１４年前の母の自死を発見したときの

引きちぎられる感覚と繋がっていました。

母が亡くなった時、

一回自分も死んだような感じがあったこと、

頭が真っ白になった感覚、

その状態の自分が受け入れ難くて責めていたこと、

どうしたらよかったんだろう、

何かできることがあったんじゃないかと空白の時間を後悔していたこと、

頭が真っ白になる、、、といった状態は体がこれ以上ショックを受けないようにシャットダウンして、生命を守ってくれる人体の仕組みです。

こうした人体のしくみも体で腑に落としながら

セッションで安全にその時のエネルギーを完了させていくことで、

”私は生きている”

あれから１４年生きてきたはずだったけど、

やっと”生きていたんだ”と実感できた

気づいていなかったけど、自分の一部を過去に置き去りにしてきていた。

その時間、感情から動けなくなっていたけれど

今とつながれて動き出したような感じで、

自分とつながり、自分をやっと取り戻した

そう話してくれました。

そしてセッションから数日後に気持ちの変化を語ってくれるメッセージを送ってくれました。

日がたつに連れて、本当に、あの瞬間に置いてきた自分をやっと取り戻せたような感じがあって、今を少しずつ感じられるようになったような気がします。

母の死ばかり目にいって、自分の事は置いてきぼりにしていました。

取り戻してみてはじめて、本当に過去っていうのは、今に繋がっているんだな。自分の中に、まだ過去は存在していたんだなと、過去の事だから、もう振り返っても仕方ない、過去を思いだしても生産性がないと思っていた自分が、変わってしまいました。過去は今の自分に繋がっているから、過去の自分を見てあげることは、今の自分を知って、大事にすることなんですね。過去の自分に対して申し訳なく思っています。

でも、自分ではなんともしようがないと思っていたので、怖かったのもあるのだと思います。

今、じゅんさんのサポートがあってこそ、見られたのだなと思います。

なんとかしなければ！！

の、私が、ものすごい過去も今も頑張っているのだなと思いました。

じゅんさんに、セラピー中、癒やそうとしなくていいといってもらって、なんとかしなければ！の自分が、あ！そうなんだ！何もしなくていいんだ！（何もできないではなく。。）と、思えた時、空回りのしんどさが、ものすごく楽になった気がします。

本当に、今の時代まで、生きながらえて、あの時の自分をみられて良かったなあと思います。

じゅんさん、本当にありがとうございました💓

私たちは、生命の驚くようなしくみ、そしてそれが心にもたらす作用を知らずに

トラウマを抱えて生きていってしまいます。

自分を取り戻せる、今を感じれる、、、って

とてもすごいことですよね。

今を生きている自分と、過去の（切り離されていた）自分が繋がってきたこと、