娘も小学校に上がり、今までの遊びの中の学びが良くも悪くも勉強の要素を帯びてきたなぁと感じます。

 

 

さて、タイトルのライティングに関して。

 

 

ここではアカデミック・ライティングのことを指して書いていますが、娘に導入するのは

 


おそらく 数年先。小学校中学年になってからと考えています。

 

 

というのも、大学院で学び、研究していたのはアイデンティティと...

 

アカデミック・ライティングの弊害

 

 

「弊害」と書くと、響きが良くないですが、

 

 

あまり低年齢で導入したり、まだ流暢性が身についていない時点で教え込んでしまうと弊害になり得るのではないかなと思っています。

 

 

3年近く前にも同じテーマで記事を書きましたが、娘が小学校に入り、読み書きを覚えてきて、書きの流暢性が伸びている今、改めてそう感じます。

 

 

アカデミック・ライティングは、言わば

 

 

自分の考えや文章を型に沿って整えて、読み手に伝えやすくするためのもの。

 

 

でも、この型、流暢性がまだ身についていない時点で教え込まれてしまうと、自分の言葉で自由に書くということができなくなる可能性もあります。

 

 

ある程度、自由に書くことを経験して、たくさんたくさん書いてきたのなら、ある時点で型を教えるのはいいのかなと思います。でもそうでない時期に教えてしまうのは、少し勿体無いのではないかなと。

 

 

もちろん、枠組みがない文章はとりとめなくて、非常に読みづらい笑い泣き でも、枠組みがなく、自由にダイナミックに、感じたまま書く時期を経てからこそ、表現力も身に付いていくものではないでしょうか。

 

 

 

英検を受験する際にも欠かせない、英作文の型。便利な存在でもありますが、捉われすぎると自分の「声」を出せなくなってしまう 厄介な存在にもなり得る。

 

 

 

その型を導入する前に、「好きなように書いていいよ」というのをたくさん経験させてあげれば、型にとらわれ過ぎて「何をどう書いていいか分からない」ということにもならないのかなと思いますニコニコ

 

 

 

■ 過去の関連記事クローバーアカデミック・ライティングと型
クローバーライティングの型を教えるタイミング
クローバー【今年の抱負】6歳からのバイリンガル育児

 

 

 

 

 

 

 

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小学校での英語の教科化が目の前に迫ってきたからか、子どもに英語を習わせている家庭もだいぶ増えたようですね。

 

家庭内で英語の取組みをする方も、SNSでの印象ですが増えた感じもします。そして そんな取組みをしている方から受ける相談の中に、

 

 

「『どうして英語を話さなきゃいけないの?』と子どもに聞かれた」

 

 

というものがあります。「どうしてもよ!」では決して片付けられない、とても奥深い疑問ですよね。

以前も関連した内容で記事を書きましたが、

おうち英語やバイリンガル育児を続ける上で非常に大事な要素は、

 

 

子どもへの動機付けと親の動機(関連記事『誰のための英語?』)

 

「親の動機」とはつまり、

 

何のために英語をやらせたいのか。

 

ということ。

 

 

その部分をしっかりお母さんなりお父さんが

掘り下げて考え、子育ての軸として持っていれば、

 

 

英語の取組みも長期的な視野で捉えられ、上のような質問にもちゃんと答えてあげられるのではないでしょうか。そして英語の取組みも長く続けられるのかなと思います。

 

 

子どもが主体的に且つ能動的に英語を話そうとしたり、英語の本を読もうとしたり、行動してくれるようになるまでは周りのサポートがとても大切になってきます。

 

そういう意味で、バイリンガル育児もおうち英語も長期戦

 

 

 

 

2-3歳くらいまでは、子どもにとってはお母さんとの世界がメインなのでそこまで親の動機の重要性は感じないかもしれませんが、子どもが外の世界と繋がり始める時期に

 

 

上のような疑問が出てくるのはある意味 自然なこと。

 

 

日本に住んでいて、日常は日本語に囲まれている。

 

幼稚園や小学校のお友達とも日本語で意思疎通ができる。

 

 

英語の必要性を感じなくなるのは成長の過程

 

 

そして子どもがそう感じ始めたときに大事になってくるのが、

 

 

なぜ英語の取組みをするのか

 

あるいは

 

なぜ英語を習わせているのか

 

ということを親がしっかりと分かって、子どもに接しているということだと思っています。

 

 

もちろん、英語教室に通わせているのならば、子どもが英語を習う動機付けをするのは講師の大切な役割でもあると思います。

 

 

だけれどお父さんやお母さんの英語に対する姿勢もとても大事。

 

 

将来、いい大学に入ってもらいたいから?

 

英検で高い級をとってもらいたいから?

 

自分自身が英語のコンプレックスを持っていたから?

 

これからの時代、英語くらいできないとやっていけないと思うから?

 

海外で活躍して欲しいから?

 

世界を広げて欲しいから?

 

家族や親戚が使っている言葉だから?

 

将来、英語圏に住む可能性があるから?

 

 

・・・などなど、家庭の数だけ考え方はあると思いますが、その動機が子どもへの押し付けになっていないかということも今一度 考えてみるのもいいかもしれません。

 

 

というのも、「英語を話せたら、将来 役に立つよ」と言われても、子ども自身は「ぽかーんキョロキョロ」ですよね。そんな10年以上先のことを言われても 分からないのは当然のこと。

 

 

「英語でお友達と話せて楽しい!」とか、「英語の本を読むのが楽しい!」とか、「もっともっと色んなことを知りたい!」と子ども自身が思ってくれるのはとても良いこと。

 

 

そして そうなってくれるように環境づくりをする周りの大人も、

 

 

何のためのバイリンガル育児(あるいは教育)なのか

 

 

 

というのを考えてみるのもいいのかなと思いますニコニコ

 

 

 

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今日はバイリンガル育児でも 育児のことで思うことを書きたいと思います。

 

 

公園や児童館で見かける光景なのですが、

子ども同士のやり取りで昔からちょっと気になっていることがあります。

 

 

それは、自分が使いたいオモチャを友達が使っていたら、「貸して」と言えば、すぐに貸してもらえるという構図

 

 

時には子どもが「貸したくない」と嫌がっているのに、大人が「貸してあげなさい」と、その子を説得して相手の子どもに渡している光景も。

 

でもわたしは、「貸して」と言われたら、

 

 

「待って」

 

とも言う選択肢もあるんだということを子どもに教えていいんじゃないかなと思っています。そして「待って」と言われた子どもは待つ練習も必要かもしれないですね。

 

 

つい先日も、プリスクールでも同じオモチャを巡って、子ども同士が喧嘩になりました。

 

どっちも同じオモチャが使いたいし、どちらも譲りたくない。

 

 

結局、どちらが先に使っていたのかを確認し、先に使っていたAちゃんには、"I'm still using it. Can you wait?(まだ使ってるから待って)"と言えるように練習し、

 

 

今すぐそのオモチャを使いたいBちゃんには、待つ練習をしてもらいました。

 

この日、二人が練習したのは、

 

丸レッド Can I use it?(使ってもいい?)

丸ブルー I'm still using it. Can you wait?(まだ使ってるから待って)

 

 

大人でも、自分が今 使っているのを横からいきなり取られたら嫌ですよねあせる子どもでもそれは同じだと思うのですが、子どもの世界では、「貸して、いいよ」が通用してしまう。

 

わたしにとってはちょっと不思議な光景ですキョロキョロ

 

 

もちろん、貸してあげられることは 素晴らしいことキラキラ シェアして一緒に使うというのも素晴らしいですよね。

 

 

ずっと使い続けているのなら、「待っているお友達がいるよ」と大人が促してあげるのもいいと思います。

 

でも 子どものうちは本当は使いたいのに お友達に「貸して」と言われたら、すぐにでも貸さなきゃいけないという文化は教え込む必要はないんじゃないかなと思っています。

 

 

オモチャの取合いで激しい喧嘩になるかもしれない。

 

 

でもその喧嘩を通して子どもも何かを学ぶかもしれないですよね。大人はちょっと方向性を示すことはできたとしても、子ども同士の関係を尊重して見守るのが大切なのかなと感じます。

 

 

 

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今日、英語育児にご関心のあるお母様とお話をしていて、異文化交流について話が上がったので、改めて異文化理解について書いてみたいと思います。

 

 

日本で『異文化理解』とか『異文化交流』というと、外国人との交流をイメージする方も多いかもしれませんが、

 

 

異文化理解に対する意識は家庭内で培うことができます。

 

 

むしろ、親の考え方がそのまま子どもに投影されるというのを考えると、ちょっと怖いくらい。でも日頃のちょっとした一言や発言で、子どもの世界観というのは形作られていくと思っています。

 

 

親が「英語ができることは優位なんだ」とか「英語ネイティヴはすごい」という雰囲気を出せば、その意識は子どもにも移ります。

 

 

反対に、小さい頃から多様性を受け入れる寛容性を育てたり、異文化に触れさせたりしたいのであれば、

 

 

外国人との交流を図ろうとするよりも、子どもの周りにある多様性を認める練習をしてみてもいいですね。

 

 

例えば、「男の子なんだから」とか「女の子なんだから」という表現をとっても、多様性を認めずに思考を型にはめてしまう可能性はあります。

 

娘が2歳くらいの時だったでしょうか。娘が "Bracelets and dresses are for girls, right?(ブレスレットとかドレスは女の子が身に着けるものだよね)"と言ったことがあります。

 

その時にわたしが言ったことは、

 

「男の子でもブレスレットやドレスが好きな人もいるかもしれないよね」と一言。

 

 

2歳とは言え、世界を2歳なりに物差しに当てはめて考えるようになったんだと、成長を感じたと同時に、わたしも気をつけて発言しないとなと改めて思いました。

 

 

 

身体的な違い、文化的違い、言語的違い、能力的な違い、家庭的な環境の違い、肌の色の違いも、あらゆる違いを特別視したり、卑下したり、差別したりしない。そうなるためは日々の物事の考え方が大きく影響します。

 

 

違っていてもいいし、同じでもいい。そんな感覚を小さい頃から育てられると、将来、海外に出ても異文化理解の態勢はできているのではないかなと思いますニコニコ

 

 

 多様性に関する記事クローバー多様性と異文化理解
クローバー多様性について学ぶ

 


 

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中学生の息子さんをお持ちのリコさんの記事をリブログさせていただきました。

 

夏休みのような長期休暇は、フルタイムでお仕事をされている方は預け先を探すなど大変かと思いますが、

 

そうでない方にとってはガッツリとお子さんと向き合う時間でもありますね。常に一緒なので 「早く学校始まって欲しい〜!」という親御さんの声を聞くことも少なくありません。

 

確かに朝から晩まで一緒だと大変!笑い泣き でも同時に わたしは夏休みこそ自分の子どもと色々できる貴重な時間!と思っています。

 

リコさんの記事にあるように、勉強だけでなくて、遊びも夏休みだからこそできるものもあると思います。

 

 

国内外のサマーキャンプに参加させてもいいし、

 

子どもと一緒に美術館や博物館巡りをしてもいい。

 

リコさんのように虫捕りにとことん付き合うのもいい。

 

 

日本語の幼稚園や小学校に通っていたら、毎日 どっぷり日本語に囲まれている生活。なので、

 

こういった長期の休みは、受験を控えているのでなければ、子どもが思いっきり遊びに集中できる時間でもあり、バイリンガル育児を軌道に乗せるためにも大事な時間

 

 

我が家の場合は、娘が小学生になってからは、仕事の方が忙しく娘と一緒に過ごす時間がほとんど取れなかったので、今年は仕事を少しセーブして娘との時間を増やすことにしました。

 

 

ハワイ滞在時はハワイ語に触れたり、

バイリンガル育児をしている友達とお泊まり会をしたり、今 話題の映画を観に行ったり、

 

娘の「やりたい!」という気持ちを大事にして娘の予定を優先して過ごすことにしました。

 

 

「親はなくとも子どもは育つ」とは言いますが、

 

二度と戻ってこない、子どもとしっかり向き合える幼少期。まだまだ赤ちゃんと思っていた娘も気がついたら もうすぐ7歳。

 

こうやって一緒に時間を過ごしてくれるのも あと5年もないかもしれない。大事にしたいですね音譜

 

 

 

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タイトルにある、

『日常英会話こそ難しい』は

 

 

毎回 アメリカに行く度に強く感じることで、

自分自身の課題としても感じていることでもあります。

 

 

 

「日常英会話程度はできる」とは

よく耳にしますが、わたしは


 

日常英会話こそ難しい。

 

 

と常々 感じています。

 

 

なぜか?

 

 

日常会話こそ、話す内容を能動的に考えなければならずコミュニケーション力を問われるから。それこそ、相手に興味を持って「相手のことをもっと知りたい」と思っていなければ 会話の展開はできない。

 

 

「話せるのに話題が見つからない」

 

 

大学院時代は、この部分に苦しんだ時期もありました。

 

 

それを脱するのに何をしたか?というと

英語圏の人たちの会話術から学ぶこと。

 

具体的には、

 

丸ブルー相手を知るために質問をする

丸ブルー相槌を適時 入れる

 

 

主にこの二つ。

これって日本語でも大事なことだと思うのですが、

 

英語圏の人と話すとこういった点に長けている人が多いと感じます。特に相槌が上手い。

 

 

質問上手だし、

そこから話を展開していくのも上手い

 

 

こういった場面に遭遇すると

英語力もだけれど、それ以上に海外では

コミュニケーション力がなければやっていけないなと改めて感じます。

 

 

こういった能力は、受動的な学びの場が主流な日本の学校現場では、なかなか育ちにくいかもしれないので、家庭での会話が より重要になるのかなと思います。

 

 

「学校どうだった?」と漠然と聞くよりも

「今日、どんなことが楽しかった(難しかった/大変だった)?どこらへんが楽しかった?」と具体的に聞くのもいいかなと思います。

 

 

もうすぐ7歳になる娘。まだまだ「どうしてそう思ったか」という部分に答えるのは難しそうですが、普段の会話から意識したいですねニコニコ

 

 

 関連記事クローバー おうち英語:「コミュニケーション能力」って?

 

 

 

 

 

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わたしには姉が2人いて、

一人はハワイ島に長く住んでいます。

 

今回はもう一人の姉が

ハワイ島で結婚式を挙げるというので

コナ側に3日、残りは姉家族が住むヒロ側で過ごしました。

 

 

南国の楽園リゾートとして

日本人にも人気のハワイですが、

 

 

そのハワイの先住民の人たちの

アイデンティティを揺るがす大変なことが

起きているのをご存知でしょうか?


 

 

ハワイ先住民の人たちにとって

一番の聖地とされる山 マウナ・ケアに

 

巨大な天文台の建設が予定されていて、

反対派によって大規模なデモが続いているんです。

 

 

建設に使われる道は、反対派によって閉鎖され、そこでは連日、ハワイ先住民の人たちによってデモが行われています。

 

 

 

デモと言っても

隣国の先住民が、先住民言語で祈りを捧げ、

 

それに対してハワイ先住民のフラの踊り手がフラを踊り、ハワイ語でチャントを奉納する。



とても平和な雰囲気で行われています。

 


 

そんな歴史的な場へ、

古典フラを踊るためにマウナ・ケアに登る予定だった姉のお陰で立ち会うことができました。

 


(姉は後ろの方で踊っています)

 

 

マウナ・ケアは、日本で言えば伊勢神宮のような神聖な場所。

 

 

ここに天文台が建設されれば

貴重な水源にも影響は出てくるだろうし、


何よりもハワイ先住民の人たちのアイデンティティを踏みにじることにもなる。デモを目の前で見てそう感じました。

 

 

その建設計画に日本が大きく関わっているというのも、日本人として とても複雑ですね。

 

 

このデモを「科学と文明の発展を阻害するもの」として見るのか、

 


それとも「先住民のアイデンティティの一部である山を守るもの」として見るのか。

 


とても繊細な問題だと思います。

 

 

西洋文化、あるいはそれを支持する先進国の発展のために追いやられてきた先住民の人たちの言葉や文化。

 

 

わたしも英語を教える立場として

こういった歴史的背景にとても苦しんだ時期もありました。

 

 

バイリンガル育児はしていますが

こういった出来事や

 

英語が広まった背景植民地主義の関係ついては、娘にも知っておいて欲しいと思っています。

 

 

 

今回は言語とアイデンティティの繋がりを

強く感じる旅でした。

 

 

■ マウナ・ケアで起きていることに興味がある方は  クローバー 超大型望遠鏡、建設見通せず ハワイ島 先住民の聖地、反発根強く
クローバー ホノカアを代表する若きリーダーからのメッセージ(日本語字幕)

 

 

 

 

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お久しぶりです。

 

5, 6, 7月は仕事に追われてブログから離れた生活をしていましたあせる

 

8月は姉の結婚式のために、

ハワイ島でのんびり過ごし

 

たくさん深呼吸して戻ってきましたニコニコ

 

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さて、タイトルにもある

「子どもに英語を読ませたい」という質問を

いただいたので

 

少しここで文字読みについて書いてみたいと思います。

 

子どもが文字を読めるようになるには

ステップを踏む必要があります。

 

でもそれ以上に重要な要素が、

 

 

丸レッド 子どもが文字を読む時期にきているか?

 

丸レッド 子どもが文字に興味を持っているか?

 

 

ということ。

子どもによっては、年齢が低くても

1人で読めるようになる子もいます。

 

でも一つの大きな目安としては

就学時期

 

つまり小学校への入学時期あたり。

 

なので5-6歳あたりでしょうか。

それまでは無理に読ませなくてもいいのかなと

思っています。

 

 

土台を作っておくために

アルファベットを歌で覚えたり、

フォニックスソングなどで

 

アルファベットの音を入れておくというのもオススメです。

 

幼児期はあくまでも

遊びの一環に英語の要素を入れる。

 

 

それが大事だと思います。

 

 

 

■フォニックスに関する記事 花 フォニックスは必要?
花 フォニックスを始める前に
花 どちらのフォニックス手法がいいの?
花 サイトワードについて

 

 

 

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前回の記事で、言語スイッチを

小さい頃から作る重要性を書きましたが、

 

 

とても興味深いコメントをいくつか

いただいたので、言語スイッチについて追記しますニコニコ

 

 

バイリンガル育児を続ける上で

言語スイッチは重要と書きましたが、

 

 

言語力だけの問題ではなく、

それは言葉の配慮ができるように

意識づけをしていくという意味でも大切。

 

 

例えば、会話に英語しか分からない人がいる場合、

日本語だけで話して

その人に疎外感を与えていないか。

 

 

あるいは、

日本語しか分からない人がいる場合、

 

英語だけで話して

その人に疎外感を与えていないか。

 

 

こういった配慮ができることは

バイリンガルを育てる上でも

とても大切なことと思っています。

 

 

娘に対しても、

2歳くらいから常に意識してきたことで、

 

 

例えば、話しかけてきた

知らない おばあちゃんに対して

無意識に英語発音が出てしまったら、

 

 

注意するのではなく、

その都度、耳元で

娘に見本の日本語を提示していました。

 

 

ニコニコ おばあちゃん:(娘のリュックについているシンデレラのキーホルダーを見て)あら、これ可愛いわね。お姫様?

 

ニコ 娘:うん!Cinderella!

 

ニコニコ おばあちゃん:え?なぁに?

 

ニコニコ わたし:(耳元で)シンデレラっていうお姫様

 

ニコ 娘:シンデレラっていう おひめさまだよ。

 

ニコニコ おばあちゃん:あらぁ、そう。かわいいわね。

 

ニコ 娘:うん!

 

こんな感じです。

2歳くらいの時は、こんな感じで

カタカナ英語は全て英語発音になっていました。

 

こんな細かいところも

その都度、言い換えるように

促していました。

 

 

娘の通っていた自主保育のプリスクールでも、

英語をほとんど話さない子どもがいたら、

その子が仲間に入りやすいように

日本語で声をかけるよう促したり、

 

 

日本語を話さない子がいたら、

その子も輪に入りやすいように

英語で話しかけるように促したり

 

そういうことは特に意識してきました(詳しくは下の『バイリンガル 理想の姿』をご覧ください)

 

 

年齢が低ければ、英語と日本語が混ざるのは

よくあることです。

 

でも、相手によって

環境によって状況に応じて

 

 

言葉の配慮ができたり、

言語の切替をできることは

 

 

流暢な英語を話すことよりも

大事だと考えています。

 

 

 

 言葉の配慮について関連記事花 バイリンガル 理想の姿
花 言語の切替え
花 語りかけ:英語とマナー

 

 

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以前、『言語スイッチを作る

という記事でも書きましたが、

 

今日は言語スイッチの重要性について

再度、書いてみたいと思います。

 

 

 

おうち英語やバイリンガル育児で

言語スイッチを作ることは

 

 

バイリンガル育児を続ける上で

かなり重要な役割を担っていると考えています。

 

 

発話が出るための取組みももちろん大切。

 

 

発話が出たら、今度は

言語を切り替えるスイッチを作ることを

意識するといいのかなと思います。

 

 

 

これは例えば、子どもが英語のモードで

英語でおしゃべりしているときに、

 

こちらが日本語で話しかけて

日本語に切り替わるかだとか、

 

 

子どもが日本語でおしゃべりしているときに、

こちらが英語で話しかけて

英語に切り替わるか、

 

 

そういうスイッチです。

 

 

子どもが大きくなるまでは

切り替えのスイッチは

子どもではなく大人が管理していた方が

 

後々、大変ではないと考えています。

 

 

その管理が子どもの手に移ってしまったら、

こちらが言語を切り替えようとしても

 

それがコントロールできなくなる時期が来ます。

 

 

「管理」や「コントロール」と言っても

"Speak English!"とか「英語で話しなさい」と

強制したり、押し付けることではありません。

 

 

こちらの ほんの少しの労力で

言語の切り替えを促せるように

 

 

年齢の低いときから

こちらが言語のスイッチの

主導権を握っておくということ。

 

 

国際結婚の家庭でも、

親が英語ネイティヴの家庭でも

 

 

このスイッチが子ども主導になっていると、

幼稚園や小学校に入った段階で、

 

 

囲まれている言語が日本語であれば、

英語を話さなくなります。

 

 

お友達との繋がりや

家庭の外での繋がりが強くなれば、

 

 

たとえば、お父さんが英語スピーカーで

英語で話しかけても頑なに日本語で

返ってくる、という状態になりやすいです。

 

 

 

子どもの中での英語の重要性が低くなり、

「英語は話さなくても生きていける」と

子どもが感じてしまえば、

 

 

英語を話すことに

労力を使おうとしなくなることも考えられます。

 

 

 

インターナショナルスクールに

通わせている家庭でも、

 

 

英語の影響力が大きければ

英語だけしか話さなくなったりするケースも出て来ます。

 

 

このように、

言語スイッチは目に見えないですが、

子どものアイデンティティと深く繋がりがあり、

 

 

管理できるうちに身に付けておかないと

年齢が上がれば上がるほど、

 

コントロールが難しくなると考えています。

 

 

娘も4月から小学生になり

日本語に囲まれた生活を送っています。

 

 

日本語の影響は既に感じていますが、

 

 

言語スイッチの管理を少し強めて

英語と日本語のバランスを取っていますニコニコ

 

 

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