6歳からのバイリンガル育児:目指す英語力は? | Little Miss SMILE: バイリンガル育児、英語教育、言語習得についての記録

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言語習得のこと、英語教育のこと、2012 年9月に生まれた娘へのバイリンガル育児のことについてのメモです♪


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前回の記事で、

 

6歳からのバイリンガル育児は

個人の資質や社会的要因が

大きく関わってくるため、

 

かなりの個人差が出ると書きました(関連記事:『6歳から始めるバイリンガル育児』)。

 

今回は、

 

2 6歳からのバイリンガル育児

 

について考えてみたいと思います。

 

これは、6歳より前から英語の取組みを始め、

安定して ある程度の発話が出ていて

日本の小学校に通うケースを考えてみたいと思います。

 

そして6歳以降(小学校、中学校、高校、大学など)、長期的に見た英語力について考えてみたいと思います。

 

これに関しては、

小学生以上のお子さんをお持ちの方たちが

素晴らしい取組みをブログにて紹介

しているので ここでは割愛しますが、

 

 

これはもう、

 

どのように英語力を維持し、高めるか

 

ということに尽きると思います。

 

丸ブルー 多読

丸ブルー ライティング

丸ブルー 領域テーマ学習

丸レッド オンライン・レッスン

丸レッド 英語(保持)教室

丸レッド 短期留学

丸レッド ホーム・スクーリング

丸レッド インターのアフタースクール

 

 

・・・と言った様々な取組み・方法が考えられますが、

 

 

英語力と言っても

人によって捉え方は様々。

 

 

皆さんが目標とする英語力

どのようなものなのでしょうか?目

 

 

英語力を測るときは次のようなものがあります。

 

丸ブルー 流暢さ(fluency)

丸ブルー 正確さ(accuracy)

丸ブルー 統語的複雑さ(syntactic complexity)

丸ブルー 語彙的複雑さ(lexical complexity)

 

 

日本では、発音に癖がなく、

流暢な英語を話すことが

英語力の高さとして評価されやすい気がしますが、

 

 

流暢な英語 = 高い英語力

 

なのかと言われれば、

必ずしも そうとは限りませんびっくり

 

 

たとえば、流暢に話せないとしても、

 

文法的に間違いが少なく(accuracy)、

洗練されたな文を生成することができ(syntactic complexity)、

語彙的にも洗練された表現が使えれば(lexical complexity)、

 

 

英語力が高いと言えるんじゃないでしょうか。

 

 

もちろん流暢さは英語力を判断する

要素の一つ

 

 

低年齢からバイリンガル育児を始める利点は、

 

発音や流暢さを身に付けやすい

ということもあります。

 

 

では、発音や流暢さだけでなく

 

総合的な英語力を上げたい場合は、

どうすればいいか?

 

 

6歳からのバイリンガル育児では、

流暢さ以外の英語力

鍵になってくると考えていますニコニコ

 

 


 

ここで、言語学者カミンズ氏の提示した

BICS/ CALPという概念を用いて 

6歳以降のバイリンガル育児を考えてみたいと思います。

バイリンガル育児コンシェルジェYoshieさんの記事に、

カミンズ氏の理論が分かり易く説明されています:『幼児期の英語教育のメリットと注意点』)

 

 

カミンズ氏は、言語能力を考えたときに

一つの要素だけでは決定づけられないと

主張しています。

 

発音や日常会話の流暢さといった能力は

早い段階で停滞期に達するのに比べて、

 

語彙力やその他の学習能力は

一生をかけて成長するものである

ということです。

 

 

そのため言語能力は、下の2つに分けて考えるべきだと述べています。

 

丸レッド BICS(Basic Interpersonal Communicative Skills/対人伝達言語能力)日常会話で使う能力

 

丸レッド CALP(Cognitive Academic Language Proficiency/認知・学習言語能力)論理的な思考力

 

 

これは海外からカナダに移住した

子ども達を対象にして

研究されたものですが、

 

この研究で分かったことは、

 

日常会話における流暢さ ≠ 論理的思考・学習能力の高さ

 

ということ。

 

つまり、日常英会話が流暢に話せたとしても、

 

読解力・作文力・語彙力・知識の面で高い認知処理能力を持っているわけではないということです。

 

また興味深いことに、短い期間で

英語ネイティヴのような流暢さに達していたとしても、

 

英語での学習能力を習得するには

より長い時間がかかるということです。

 

※カミンズ氏の研究は、母国語である英語を第二言語として習得した移民の子ども達を対象としています。母国語が日本語である、日本に住むバイリンガルの子どもに全てが当てはまるわけではありません。ただ、参考にはなるかと思います。

 

 

こういったことを考えると、

 

 

英語の流暢さが比較的

身につきやすい幼児期は


BICS(日常会話能力)を高め、

 

 

「日常会話能力」がある程度 身に付いたら、

 

それ以降は読解力・作文力・語彙力・論理的思考力といった

 

CALP(認知・学習言語能力)を意識した

取組みが大切になってくると思われます。

 

 

そして発話やライティングにおいて

 

下のような要素を意識すると

総合的に高い英語力が身に付くと想像できます。

 

丸ブルー 正確さ(accuracy)

丸ブルー 統語的複雑さ(syntactic complexity)

丸ブルー 語彙的複雑さ(lexical complexity)

 

 

「正しい文法を使えているかな?」

 

「短い文だけでなく、複雑な文構造も作れるようになってきたかな?」

 

「知識として得た言葉を実際に使えているかな?」

 

 

日本における母国語は日本語。

 

6歳からのバイリンガル育児は

学校での学習のことも考えつつ

 

英語力の維持・向上を考えるので

幼児期のときよりも

親のさらなる工夫が求められる気がします。

 

 

娘も来年 小学生。

今は ただただ両言語を話し、

好きな本を読むだけですが、

 

上に書いたようなことも少しずつ

考えていかなければと感じています照れ

 

 

 

 

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