以前の記事で、フォニックスは
語彙力がある程度ついてから始めると
スムースだと書きました。
(詳しくは『3歳のバイリンガル育児: 発話がある場合②』を参照ください)
「ある程度」というのは、
基本的な物の名称、
気持ちを表す言葉、
動作を表す言葉を
大体 英語で分かっているくらい。
お子様の性格や文字への関心度を見ながら
フォニックス導入を意識し始める
といいのかな と思います![]()
フォニックスには 大きく2種類あります。
アナリティック・フォニックスと
シンセティック・フォニックス
また別記事で2つの方法について
書いてみたいと思いますが、
今回はメソッドにこだわらず
両方を少しずつ取り入れた
やり方を紹介します。
フォニックスの歌で
アルファベットの名前と音を親しむ
シンセティック・フォニックスでは、子どもが混乱してしまうことから、アルファベットの名前(エー・ビー・シー)は後になってから教えるようです。ジョリーフォニックスでも歌はありますが、アルファベットの名前は出てきません。
YouTubeで"Phonics Song"で
検索すると色々出てきますが
わたしは途中から
自分で勝手にアレンジして
いつでも どこでも娘と歌っていました![]()
色んな物の 最初の音を意識する
フォニックスの歌に慣れたら、
今度は、身の周りの物を使って、
その最初の音(beginning sounds)に
意識を向けます。
例えば、バスを指差して、
"B, B, Bus. What letter does it start with?"
(B、B、バス。何の音で始まる?)
と言った感じ。
ブレンディングを取り入れた遊びをする
「大体のアルファベットの音が入ったな
」
と思ったら、取り入れるといいかなと思います。
例えば、上のバスの例で言うと、
"B---U---S. What did I say?"
(B---U---S. なんて言った?)
という風に、目にしたものや 周りにあるものでゲーム感覚で聞きます。
これで子どもが
"B--U--S"とリピートするだけだったら、まだブレンディングできてないサイン![]()
"Bus!"と言えれば、ブレンディング出来たサイン![]()
こんな風にフォニックスを
本格的に取り入れるまでは、
教材を使わなくても身の回りのもので
アルファベットの音を意識させることができます![]()
また、アナリティック・フォニックスにするか
シンセティック・フォニックスにするかは
そこまで深くこだわらなくても良いのかな と。
それよりも子どもが
アルファベットの音に気付いたり
文字に興味を持ったり
その状態にもっていけるよう
環境を整えることが大切だと思います![]()
フォニックスは、そこのカリキュラムにも
よりますが、英会話スクールで
体系立てて効率的に学ぶことができます。