「金八先生 第8シリーズ」雑感
前回 「金八先生」について語ってしまいましたが(笑)、今日は、先週まで放送されていた第8シリーズの感想を。
終盤は前にも触れました が、美香という生徒が金八先生宅に泊まった事をマスコミが嗅ぎつけ、周辺からの苦情もあって先生が担任から外され、卒業式も自宅待機を命じられたため、生徒達は「先生と卒業したい」と、体育館への立てこもりを決行!!
最終回は、引き続き立てこもりとその解決が最初の15分くらい、卒業式(しかし、卒業証書授与はやらず、3Bの全員が壇上に上がって前日の立てこもりを詫び、一人一人が学校・先生・親などへの感謝を述べた)、式の後、教室で金八先生が各生徒に提出させていたノートに漢字一文字を書いたものを返却(そのほとんどが、生徒の名前の一文字だったりした)、終わると生徒達に教室からの退出を促し終わり、と何とも物足りない内容だった。
先生の娘・息子が登場しなかったのも残念。。
しかも、今までは最終回って2時間やりませんでしたっけだから余計に物足りなく感じたのかも。やはり、視聴率が振るわなかったから1時間しか出来なかったのでしょうか。
上記の通り今回は、金八先生らしからぬ(?)「スキャンダル」で立場も危うくなりましたが、最近はニュースでも生徒と教え子の関係が事件となってるという点でタイムリーだったかもしれません(苦笑)
生徒のためを思っての行動だったとはいえ、男性教師と女子生徒が2人っきりという状況がマズイのは、この先生なら分かるはずでしょうに・・・娘さん(いくら「自立」を始め恋に悩んでいたとはいえ)か女性教師などに協力を求めても良かったのでは?
(ただ現実には、最近は個人情報保護法から名簿が発行されなくなったため、教師や生徒の住所は分かりません。従って、生徒が教師の家に行く事はあり得ず、このような問題は起こり得ないと考えます。
公立は状況が違うかもしれませんが、それでも公立教師は雇用状況を考えると、学校や生徒宅に近いとも限らないのではないでしょうか?)
とはいえ、話が大きくなってしまった以上、現実的には金八先生が担任を外されても仕方なく、学校を守るために校長がそうした決断を下したのもやむを得ないと思うのであります(現実の校長達は大嫌いですがね)。誤解を招く行動をした(隙のあった)のだし、別に学校を辞めさせられるわけではないのですから。それを、生徒達と一緒に立て籠もってしまったのには、正直「?」という感じでした。
何だか冷めていてすみません。ただ、現実にはもっと理不尽な対処を受けている教師はたくさんいますから・・・
まあ、こういう所が「ドラマ」なのかもしれませんね(^_^;
次に、この騒動が外部に流れる原因となった「裏サイト」がシリーズ中、随所で問題になっており、ネットの書き込みによって先生が窮地に追い込まれただけでなく、生徒達も傷つけ合ったりしてきました。現実でも「インターネット」は大きな悩みの種になっています。
このように、最近の中高生や教師を取り巻く問題を織り交ぜてましたが、今回の最大のテーマは「親(特に父親)」だったのではと思います。
足を怪我してから植木職人としての仕事が得られず、酒に溺れ暴力を振るってきた大将の父(母親は弟妹を連れて家出、金八先生に怒鳴られアルコール依存症治療のために入院を決意)、
アフリカ系アメリカ人の父とずっと離れて暮らし、他国出征の前に会う事で父の温かみを知ったモンド。
サトケン(憲太郎)の父は、管理職に就いてからは人が変わったように冷酷になり、かつて一緒にプレイした野球を息子から取り上げ、それにより不登校になってようやく息子の理解に努め始めた矢先に突然死。この父のお通夜で未だ引きこもっていた彼に、先生が大声を上げた。
終盤では、転校生してしばらくはツッパッていた美香と父(こういう人には教育を語って欲しくないです)との関係がクローズアップ。
その他、寿司屋を父に持つヒロミや、女形役者の父を恥じていた男子生徒など。
最初は父親(の仕事)を嫌がったり反発したりていても、次第に受け入れていく、あるいは父親が子供を理解していく過程が描かれる機会が多かったと感じます。
加えて、金八先生の「父親」としての側面も上手く描かれていたと感じました。
昨日も書いたように、過去のシリーズに比べおとなしめながら、それゆえ現実に近く身近に感じ、数年間ながら教師を経験した立場からも、見逃した日はあれど最も丁寧に見たシリーズでした。
それまでは、生徒もせいぜい特定の主要生徒しか記憶にありませんでしたが 、今回はほぼ全員覚えてしまいましたよ(^o^;)
製作者側も、今回は「生徒全員が主役」と、回によって様々な生徒にスポットを当てていたためでもあるかもしれませんが・・・(それでも、大将や美香など目立つ生徒はいましたけど)
あと、主題歌
も気に入りました。
今週からは寂しいですね。。土曜夜の「北京バイオリン
」もおととい終わってしまいましたし・・・
金八先生 放送終了

昨年10月から放送されていたドラマ「3年B組金八先生」が先日、最終回を迎えた。今回は第8シリーズだったという。
今シリーズは、過去のシリーズより内容が地味とか、他の高視聴率番組のバッティングなどの理由から、視聴率も悪かったようで・・・しかし個人的には、こちらの方が、より現実に近い感じがして好感が持てました。実際に見ていた人のブログを見ると「思わず泣いてしまった
」との声は多かったです。
私が幼児の頃に最初のシリーズが放送され、当時は物心ついていなかったものの、その後の再放送や(時々スペシャルもやっていた?)や、テーマ曲「贈る言葉」も小学校の歌集でもお馴染、卒業式の定番曲となっていたために、あまりに有名な存在となりました。
そのような中で、ちょうど中3(しかも私もB組)の時にシリーズで放送され、時には自分もそこの生徒になった気分になったりもしました。
当時は当然、生徒の側に立って見ており、自分も他の人達と同様「金八先生みたいな先生がいたらいいな」と思ってきました。
しかし年を経るごとに「あれはドラマの中の理想で、現実はそううまくはいかない」と感じて来ました。主演の武田鉄矢氏を他の番組で見るとかなり変な事を言っていたりと、金八先生のような教育的な人物を連想しているとがっかりするほどです(ご本人も、役柄のイメージが強くなりすぎて悩まれたとか)。
しかし、「ドラマだから通用する事」と割り切り、「武田さんはああいうキャラである」と承知して、それでもやはり見たい番組なのです。
大学入学までの紆余曲折期間は、テレビ番組の記憶はほとんどないのですが、大学~大学院時代は、「生徒の立場」と「教師の立場」の両方で見られた時期だと思います。
学生としてまだ教授方から教わる立場にある一方、家庭教師や塾講師を始め教える立場を経験するのですから。それに教職の授業も取りましたからね。
この時期に、「生徒の側」から「教師の側」に移行していくのだと思います。
この頃のシリーズは、上戸彩が性同一性障害の生徒を演じ、黒ずくめの服を着ていたのが最も印象に残っています。このドラマで存在を知った彼女でしたが、その後のブレークはご存じの通り。
大学院を修了し、図らずも学校講師を始め、その1年目(3年度前)が前シリーズ。ただ、自身も初年度でただ夢中にやってきたし、高校生のみ担当だったし、ドラマの方も、覚せい剤中毒となった生徒の登場などあまりに衝撃的な場面だけが記憶に残っています。全体的に暗めの内容で、演出も過剰だった気がして、あまり好きにはなれませんでした。
しかし考えてみると、子供の頃は、金八先生の熱血かつ温かみのある指導ぶりばかりが目につきましたが、改めて内容を振り返ると、初回は妊娠する生徒が出たし、その後も暴力やイジメ、そして上述の通り麻薬など、過激な生徒達が多かったと感じます。
そう考えると今回は、より身近な問題を扱っていたと思います。自身も教師生活4年目、あれから専任教諭や講師でもフルに(常勤に近い拘束で)勤め、生徒達や同僚の先生方との触れ合いの中で、色々思う事がありました。
実は私、唯一「中3」という学年だけ授業を経験した事がないのですそれでも、中学生や高1あたりと接してきた中で、最近の生徒はあのような感じですし、元教え子で現中3もいるし、そういう点からもより身近に感じられたのかもしれません。
そうした経験をしてきた立場から、今回は本当に「教師の立場」から、これまでのシリーズの中で最も丁寧に見たと思います。忙しさで見忘れたり、放送時間までに帰宅出来ずに見そびれた回も何度かありましたが、最後の方は夜も用事が入りビデオ録画をしてまで見ましたよ(^o^)
今シリーズの感想は次回に書くとして、ただ一方で、実際に学校に勤めると、どうしてもツッコミたくなる所もありまして・・・
まず、金八先生はご自身が受け持つクラス(3B)の担任として(ホームルーム・授業・校外での生徒や保護者の手助け)しか、教師としての仕事が見えてこない。
専任教諭の場合は、担任を持つ人はその業務が大変ですが、それに加え(担任を持たない教師も行うのは)、他クラスや他学年の授業・部活の顧問・公務(学校内の仕事)や雑用など、やる事はたくさんあります。自分も専任時代は(新人で担任は持っていませんでしたが)、これらの仕事で帰宅は夜中ばかりでした。
つまり、金八先生は専任にしては仕事が少ないなと(だから、生徒達の家庭の事情にも介入出来るのではと)。
そして、生徒達ですが、色々あれど最後にはクラス全体がまとまり、全員が金八先生の事を好いている。
しかし実際の生徒は、もちろん良い子もたくさんいる反面、心ないのもいます。私達の生徒時代には考えられないような子供はいますから。そういう奴ら(男女共に)の態度や暴言に何度傷つき腹が立った事か!
それに、いくら人気のある先生でも、100%の生徒に好かれる事はあり得ず、アンチがいるのは仕方のない事でしょう。
若い人(特に中高生らしき)のブログを見ると、よく「金八先生みたいな先生がいれば・・・今の教師にロクなのはいない」みたいに書かれていますが(私もそれは生徒時代に思った)、
教師の側からすれば「あのように生徒全員が、最終的に教師の言う事を聞いてくれればいいのにな」と思ったりもしました(苦笑)
しかし、何だかんだ言いながらも30年近くにわたってシリーズ化され、ああいう「熱血教師」はやや時代遅れの感があるとはいえ、各時代の若者、そして各世代の人々の心をとらえているのですから、金八先生は多くの人々の「理想の教師」なのかもしれません。いや、生徒その他も含め「教育の理想郷」なのでしょう。「ドラマだから通じる事」とは分かっていても。
近年は2~4年くらいに1回の間隔で放送されていますから、次シリーズでは先生もそろそろ「定年」が囁かれそうです。その頃には、自分はどのような立場で見ているのでしょうか?希望が叶えば他の業界に転身なのですが(出来ているといいな)、学校から離れた立場で見られたら、また面白いかもしれません。
途中、原作者とテレビ側が揉め、それ以降の制作が危うくなった時期もありましたが、和解したと聞いた時には、ほっとしたのを覚えています。
やはり、金八先生にも定年は来るのでしょうね?それまで見守りたいものであります。
「守って欲しいヒーロー」というより(かつては守ってもらいたかったかも)、「皆で守りたいヒーロー(?)」という感じでしょうか(笑)
金八先生に関して面白い考察が書かれたブログ記事を見付けたので、紹介します。
学校講師側から見た卒業式






ともあれ、今年の卒業生の皆さんも、卒業おめでとうございます!!

「ヤッターマン」リバイバル!&最強アニメ

1970年代後半頃に人気を博したアニメ「タイムボカンシリーズ」の中で最も代表的な「ヤッターマン」が、1月からリバイバル放送されると聞きました。
私も、幼児(かそれ以下)でしたが記憶にありますよ~(^o^)ただ個人的には、主人公の男女ペアより、悪役3人組の方が断然、印象に残っているし、好きでしたね。悪役を応援してしまう代表作のようなものです。
その3人組ですが、女性ボスに子分(?)の男性2人。
で、女ボス(「ヤッターマン」では「ドロンジョ」)の声はのび太と同じであり(小原乃梨子さん)、
太っている方の子分(「ヤッターマン」では「トンズラー」)の声がジャイアン(たてかべ和也さん)というのも、
「ドラえもん」の時とは立場が逆みたいな感じで面白いと思っていました(笑)
新バージョンも、悪役の声優さん達は当時と同じメンバーが担当されている、と聞き嬉しく思いました。
放送は、月曜7時からのようです(少し前まで「ブラックジャック」をやっていた時間)。この時間には帰宅出来なかったりで見逃してばかりですが、1,2度ほど途中から見ました。やはり、悪役達のキャラクターが懐かしかったです。
ところで、上記でも少し触れた「ドラえもん」。
私が幼稚園の時に放送開始し、小学生にかけて(その後もたまに?)欠かさず見てきたアニメです。私達の子供時代は「ドラえもん無くして語れない」ほどです。
(原作者・藤子不二雄氏の他の作品も、その後次々に開始し、それらも楽しみでした。)
そして、もう一つの長寿アニメといえば「サザエさん」。共に長年、原作者が亡くなっても放送が続いているのはすごいです。
しかしドラえもんは、制作側の「若返りを図りたい」との意向から、声優陣が3年前に交代してしまいました・・・
まだこの方々はやれるのに、長年馴染んできた声が変わってしまう事に戸惑いを隠せませんでした。
その後、ドラえもんが出ているCMを時々流れ、その声(新声優の)を聞き、正直「変なの!」と感じて受け付けません。のび太も、小原さんの方が断然、味と温かみがあっったし・・・
イメージ崩し過ぎ!!未だ交代後の声には馴染めないのです。
はっきり言って、大山のぶ代さんらの声でなければ「ドラえもん」とは認められません!つまり、現在放送されているのは、全く別の作品とみなしています。
一方「サザエさん」の方は、ワカメちゃん役の野村道子さんが、ドラえもんのしずかちゃんと同時期に降板、
カツオ君役の方は亡くなられてしまいましたが、それ以外は、今も同じ声優陣だと思います。
その後のカツオ君の声に最初は少々違和感を感じたものの、こうした事情ではやむを得ないし、
なるべく前のイメージを崩さないようにと、声優さんが配慮されていると思えるほどで、徐々に慣れました。
話が飛びましたが、何を言いたかったかというと・・・
「最強のアニメ」の条件は、まず「誰もが知っている」、それに適う作品といえば、長寿番組かなと。
ただ、その場合「長年のイメージを崩さない」事も必要と感じます。
よって私は、「サザエさん」に軍配を上げます!(笑)
しかし、私達の世代は子供の頃に、リアルタイムで様々なアニメが放送されていたのに加え、
自分達が生まれる遥か前(下手したら、親達の青春時代?)の作品も再放送されており、本当にたくさんのアニメを見てきたと思います。
なので、1つに決められないかもしれません。
一方で、世代によっても「最強」は異なるかもと。今の若い人達は、上記の長寿アニメは別として(それすら関心が低い?)、私達が夢中になったアニメなどほとんど知らないでしょう。
近年のアニメは、当時のものとは質が全く異なると感じています。
そうした作品に夢中になる人もいる一方で、最近の子供や若者は、私達の子供時代よりアニメに馴染める環境にないと感じます。
なぜなら(繰り返しになりますが)、私達の子供の頃は、夜6時半(週末は6時)~8時半や日曜午前はアニメをリアル放送しまくり、
平日夕方(4~6時頃)は過去の名作を再放送と、アニメ三昧でした。
しかも、その多くが親子で楽しめるものでありました。だから、私達の世代はアニメ好きが多ように思います。
現在は、ゴールデンタイムもほとんどアニメなどやっておらず、寂しい限りです。。
確定申告

2月に少し着手していたのですが、その後、仕事(学校)の年度末処理等で慌ただしく、おまけに腰痛がひどくて起き上がれない日も結構あったため(良くなりかけたと思ったらまたひどくなったりで)、昨日から再開しました。
おまけに自分のだけでなく、毎年親の分もやらされています。父がずっと前から不動産(マンションの部屋の貸出=赤字経営)なんぞやっていたものですから・・・むしろ、こちらの方が大変なんです。その父親は入院中、母親はそういうのは全く分からない人だし、弟は嫁の方に入ってしまったため、私しかやる人がいないんですよ
親父は変なものに手を出して、ホント迷惑!
しかし今は、国税庁HP
に申告書作成ツール
があるのですねこれを利用すると、かなり簡単に申告書が作れます。
自分の申告をざっとしてみたところ、国民年金や健康保険料の控除により、源泉徴収された所得税が、かなりの額戻ってくる事に気付きました。そして昨年は盗難
にも遭ったため、その損害などを計上すると、何と、全額戻って来る今年度は収入も少なく税金も10万ちょいではありますが、この4月からはますます仕事を減らし出費は更に多くなる自分には、非常に有り難い事です。
また、過去3年まで遡って申告出来る事を知り、昨年以前のも試してみようと思います。そこで、過去の源泉徴収票も探してみたのですが、昨年度の勤務校のもの(一昨年分)がどうしても見当たらなかったため、今更ながら電話して、送って頂けるようお願いしました。
提出は更に遅れそうです(^_^;
実は、その昨年度なのですが、当時の同僚達が口を揃えて、ここの源泉徴収票の収入額が、毎月の給与明細の合計額より多いと言っていたのです私はそこまで注意深く見ていませんでしたが、それって、学校側が雇用者に実際より多く支払ったように見せているって事か
今年度も、そこの学校の1~3月までの源泉徴収を見て、そのお仲間達がまた同じ事を言っていました。私も19年分を見てみましたが、確かに少しズレがあるかも・・・
************
3/24(月) 追記
1週間遅れでしたが、何とか仕上げ提出してきました(^_^;自分の2年分(H.19&18)と父親H.19年分。受け取ってもらえました(控えの押印も)。
自分のは、申告したものがそのまま通れば、2年分で20万弱の税金が戻って来る予定です。昨年分は、災害控除が認められが全額ですが、それがダメでも約11万の還付、一昨年分も7万は戻るはず。
今まで多く払い過ぎていたのだなあ。。今回、気付いて良かったです。
今度は、もうすぐ住民税の支払いも来ますね。。
本当に、このように下々の私達が薄給の中で支払う税金は、お偉いさんが無駄遣いするのではなく、ぜひとも有意義に利用してもらいたいものです。
個人的には、医療や教育にもう少しお金を費やして頂きたい。働く人(医療関係者・教師など)の待遇があまりにも悪いので、それを受ける側(患者・生徒など)に影響してしまう!
機会があれば、もう少し詳しく書きます。この両分野は、私も特に関心があるので・・・
語学ソフト(ロゼッタワールド)体験会!


メジャーリーグの選手などにも採用されている語学学習用ソフトウェアです。」との事。






到着は、開始より少し遅れてしまいましたが、ちょうど東大大学院(薬学系)・池谷准教授(下の写真。ブレれしまいスミマセン)のお話が始まるところでした。以下にプロフィール を紹介しておきますが、生年を見て、わ、若い!!


1995年4月1日 日本学術振興会・特別研究員・DC
1998年3月30日 東京大学・大学院薬学系研究科にて薬学博士号取得
1998年4月1日 東京大学・大学院薬学系研究科・助手
2001年3月 日本薬理学会学術評議委員
2002年12月17日~2005年3月31日 米・コロンビア大学・生物科学講座・客員研究員
2006年2月1日 東京大学・大学院薬学系研究科・講師
2006年10月1日 科学技術振興財団さきがけ・研究員(併任)
2007年8月1日 東京大学・大学院薬学系研究科・准教授
池谷裕二のホームページ
「脳のしくみに見る外国語を学ぶ方法」と題した講演の内容は、次の通りです。
(1)日本人の英語はなぜ通用しないか?
①「ジャングリッシュ(Japanese+English)」
英語は様々な国で話され、その国の英語として定着しているが、
日本語と英語はあまりにもかけ離れているため、日本人はなまりが強い。
②マグネット効果:母国語にはない発音が一色多になっている。
→「ジャングリッシュ」が通用しない理由。
日本人がRとLの区別が出来ないのは、世界的にも有名。
(2)論文より
①母国語の発音に反応するように、脳は組み込まれてしまう。
(フィンランド語とエストニア語の母音を例に。)(「Nature」1997年)
②言語の回路は、6か月児の時点で出来上がっている。(「Science」1992年)
(英語のiとスウェーデン語のyを、アメリカ人とスウェーデン人の幼児に聞かせる。)
その後(4年前)の研究では、胎児の時に母親の声が聞こえている可能性が示唆された。
(生後2日の乳児に、母国語のテープとそれを逆回しにしたテープを聞かせたところ、前者には強く反応。)
③幼少時に外国語を獲得した場合、母国語も外国語も同じ回路で処理するのに対し、
成人後に外国語を獲得した場合、母国語と外国語は違う回路で処理。(「Nature」1997年)
バイリンガルは、脳の「尾状核」(体をスムーズに動かす指令する場所)で言語を切り替えているとの事。
(3)「獲得」と「習得」
獲得……小さい時に言語を身につける。
習得……大人になって身につける。
(4)著書「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」の一部を紹介
beautifulを「ビューティフル」と言っても通じないが、「ビューレフォウ」と言うと通じる。
Can I have a coffee?は「ケナヤ カーフィ?」で通じる。
怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 (ブルーバックス (B-1574))/池谷 裕二
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(5)言語は心を作っている。
①脳を見ただけで、何が母国語か分かる。
日本人が英語を読んでも日本語の脳の使い方、アメリカ人が日本語を読んでも英語の脳の使い方。
②思考も同様:ボーっとしていても、言語野は活動している。
「胎児に母親の声が聞こえている」に関しては、実は私が子供の時、学校である先生から似たような事を聞いた記憶があります。
英語を母国語としている母親から生まれた子供が、英語を聞いても泣いてばかりなのにフランス語を聞かせると安心する・・・その母親は通訳か何かの仕事をしており、この子がお腹にいる時フランスに滞在しフランス語で会話していたためと。
なので以前から、既に胎児の頃から言語回路が形成されているのだろう、とは思っていました。


私達も、座席に用意されたパソコンで体験してみます。「聞く」「話す」「読む」「作文」のジャンルの中から「聞く」を試しました。





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- ロゼッタワールド ドイツ語 レベル1,2&3セット
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- ロゼッタワールド 英語(イギリス) レベル1,2&3セット
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年代によっても異なってくると思う>何歳からオバサン?



教え子に交際迫った校長、そして金八先生
また、この手の事件ですか・・・男性教師が女子生徒に関係を迫るのには、もううんざり!
前にも似たような事を書きましたが、生徒に手を出す教師は軽蔑します。
「人殺しは平気だ」との発言は、教師以前に、人間として失格!!!
しかも校長!!それに、学校のパソコンを使っただと!(怒)
下っ端教師達が一生懸命に現場で奮闘している間に、こんな事をしているとは!!??
こんなのがトップという学校に、誰が安心して任せられるでしょうか?まあ、相手の女(元教え子)にも全く同情出来ませんが。
昨日の記事では、この校長は「周囲からの信頼も厚かった」とありましたが、私の経験からも、校長なんて表の顔と裏の顔は大いに違うものです。これについては改めますが、校長の「表の顔」に騙されてはいけません。
しかし、教師だけでなく、芸能人その他、若い女性好きなオジさんは多いですね。。かなり年下の女性と結婚したりと。
読者の方のブログでも、この件は取り上げられていましたが、「オッサンでも女子高生と恋愛出来るという希望を与えてくれる」などと書かれているのは正直、女としては不愉快!私はオジサンは(そいう対象として)嫌ですよ。
「異性の生徒との関係」に関して(話がそれますが)付け加えておくと、金八先生のドラマでは(最近は、木曜夜は用事があってビデオに撮っている)、進路の事で親と対立している女子生徒(美香)が、先生宅に相談に来て家に帰りたがらず、両親は不在で(父親は仕事、母親は愛人と旅行)先生が連絡しても通じなかったため、一晩泊めてしまった事が(あいにく、先生の娘も息子も外泊で不在)大問題になっています。
ドラマとはいえ、事情があったとはいえ、こういう現代の状況を考えると、あの金八先生があまりに初歩的なミスでした。もう少し慎重に対応すべきだったと思います。
少し前には、ひどい風邪を押して来た生徒(イガピー)の下校の付き添いを、翌日に第一志望の高校受験を控えた相撲少年(玉ちゃん)に任せたりと、最近の先生は管理不足が否めない気がしました。
とはいえ、個人的には目が離せなくなっているので、最終回頃にまた感想を書きたいと思っています。
「人殺すのは平気だよ」市立高校長、教え子に関係せまる
03/08 23:12更新
元教え子の20歳代の女性に「人を殺すことは平気だよ」とメールを送るなどして交際を迫ったとして、埼玉県警捜査1課と行田署は8日、脅迫容疑で、埼玉県川口市立川口高校校長、市川和夫容疑者(56)=同県上尾市=を逮捕した。県警は9日、同校を家宅捜索する。
調べでは、市川容疑者は平成19年11~12月にかけて4回にわたり、元教え子の女性に、校長室の公用パソコンから「何があっても知らないよ。人を殺すことは平気だよ」と脅すメールや「私生活を他人にばらす」などとの手紙を送り、交際するよう迫った疑い。「脅すつもりはなかった」と供述している。
市川容疑者は12、13年度の2年間、当時教頭として勤務していた県立行田女子高(現進修館高校)2年生だった女性に「放課後に勉強を教えてあげる」と近づき、14年1月から不倫関係にあった。女性に恋人ができたため19年3月に別れたが、今年3月までに数十回以上、「君を見守っている」「また一緒にやろうよ」などのメールや手紙を一方的に送り続け、復縁を迫ったという。
女性が今年1月、同署に相談、捜査していた。市立川口高校はこの日、卒業式で、市川容疑者は式の帰りに任意同行された。
川口市教委の関係者らによると、市川容疑者はスポーツなどに秀でた生徒を評価する新入試制度や、学力向上のため土曜授業の導入など、市の教育改革に熱心だった。18年10月にはJR
上尾駅で痴漢を取り押さえたこともあった。関係者は「何ら問題ない人で、びっくりしている」と話した。
教え子脅迫の校長「共に高め合う関係を」と式辞
19:53更新
埼玉県川口市立川口高校の校長、市川和夫容疑者(56)が、交際していた元教え子の20歳代の女性に脅迫メールを送ったとして逮捕された事件で、県警捜査1課や行田署は9日、同校と市川容疑者の自宅を家宅捜索し、同校校長室にあった2台の公用パソコンなど関係資料を押収した。
家宅捜索を受け川口市教委は同日午後、市役所で記者会見。神山則幸教育長が「学校を管理する立場の校長がこのような事件を引き起こしたことは誠に遺憾。生徒や保護者に申し訳ない」と謝罪。市川容疑者を厳正に処分する方針を示した。
同席した秋葉亘教頭は「校長は教育改革に熱心で、来年度から始まる『特待
制度導入』などに向け、先頭に立って準備を進めていた。8日に行われた卒業式では『共に認め合い高め合う人間関係をつくっていこう』などと式辞を述べ、式後はアルバムに寄せ書きを頼まれるなど、生徒や保護者からの信頼も厚かった」と困惑した様子で話した。同校は10日朝に全校集会を開き、生徒に説明を行う予定。
調べでは、市川容疑者は平成19年11~12月に元教え子の女性に校長室の公用パソコンから「何があっても知らないよ。人を殺すことは平気だよ」と脅すメールなどを送り、交際を迫った疑い。
市川容疑者は14年1月ごろから、当時教頭として勤務していた県立行田女子高(現進修館高校)の生徒だった女性と交際。女性に恋人ができたため19年3月に別れたが、今年3月までに数十回以上、メールや手紙を一方的に送り続け、復縁を迫ったという。
今年度の授業終了。。
お久しぶりです。最近は自身の勉強、加えて月末からが学年末という事で、ブログからは遠ざかっていました。
しかも、ちょうど一週間前から、急に腰が痛くなってしまいまして・・・
そのような中で今週、最後の授業を終え、期末試験を作り、昨日がテスト。
採点せねばならないのですが、帰宅後~今日もほとんど動けずにいました。
後回しにしていた病院へ、明日にでも行って来ます。
授業最終日には、あるクラスで一部ながら寄せ書きをくれた生徒がいたのは、感激でした
今年も色々ありましたが、やはり別れは寂しいです。
今思えば・・・




