非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦 -38ページ目

遅ればせながら倖田來未の復帰に関して、それから加護亜依

 この件は書かないつもりでいましたが、別件で先日コメントを頂いたkanbe49さんのブログに伺ったら、この件も取り上げられていた ので、思わずコメントと過去の記事をTBさせて頂いたところ、再度コメント下さった 返信を兼ねて一言。同氏のブログでのコメントと被りますが。


 既に多くの方もご存じの通り、羊水発言で「謹慎」していた倖田來未 は先日復帰し、さっそくテレビ出演やライブなどをしているようです。私はまだテレビを通しては見ていませんが、ネット記事で知った時、正直「早過ぎ!むかっ」と思いました。たった3か月で。
しかも、今クールのあるドラマ(どれかは忘れたが)の主題歌も歌っていますよね!えっそれを考えると、復帰の話はもっと早くから出ていたはずです。これでは謹慎した事にならないでしょはてなマーク
謝罪も、騒動直後に録画したものが流されたのと、今回はあくまで「ファン」の前で詫びただけで、本当に不快な思いをした人々への謝罪はしていないと感じます。

そういう事に批判的な投稿が多い中、「マスコミが騒ぎ過ぎ」「普通の人は知っている知識なのだから『おバカさん』と軽く流せばよい」「謝罪すべき失言をした有名人は他にたくさんいる」などという意見も見られ、確かにその通りだと思います。
それは分かっていても、対象年齢になりつつある自分も不愉快な思いをしましたし、それまでは、ああいうスタイルの歌手も面白いと思っていたのですが、正直もう彼女を見たくないのですよ。やはり、あの発言が思い出され、あまり良い気分になりませんので。汗

まあ、この復帰劇を聞くと、裏では事務所の戦略やお金も動いていると感じ¥、彼女だけの考えで動けない部分もあるでしょうし、まして倖田とは縁のない私達があれこれ言う事ではないと思います。ただ、悩み多き妙齢の女性の神経を逆なでしするような発言をした以上、愛だの命だの歌われても全く説得力ないし、もう「現代の女性の代表」ぶるのは辞めて欲しいものです。

しかし、彼女がどんな事をしようと支持する一部の固定ファンや、この騒動に関心のないor軽く受け流せる人達もいる反面、ネットで見られるコメントのほとんどは、倖田への非難が多数を占めていると感じます。
ファンではなくともその存在を受け入れていた自分も嫌悪感でいる事を思うと、kanbe49さんのおっしゃる通り「ファンだった人も多く失った」でしょうし、本人もそれは分かっているのかもしれませんね。


 復帰つながりで、加護亜依も最近話題ですね。未成年時の喫煙と愛人(オヤジ)が発覚、しかも謹慎中に再度喫煙をし、事務所解雇(引退?)を言い渡されていたのでしたっけ。
「未成年で喫煙している人は結構いる」との声も時々見られますが、やはり決められている事を破ったのはいけないし、公人となれば尚更です。それでも確かに、ここまで叩かれる事をしているとは思えないですが(個人的には、相方だった辻よりはマシと思う)、彼女の場合、「モーニング娘。」時代から子供っぽい可愛らしさがウケ、子供達のアイドルだっただけに、タバコと歳の離れた愛人とのお泊りは、大きなイメージダウンになったのは事実でしょう。
いずれにせよ、こちらも、それから長くない月日で復帰ですね。ヤフーやアメブロニュースでも、頻繁に彼女を取り上げていますが、はっきり言って「しつこい」です。なぜ、そこまで持ち上げるのでしょうか?もう、過去のような活躍は出来ないと思うのですが・・・



 ところで倖田騒動当時ですが、勤務していた学校の一部の生徒(♂)、さっそく「35歳過ぎると羊水って腐るんですかぁ~?」と何度か私に聞いてましたよ!(((( ;°Д°))))汗


退職講師達の心境

 一昨日の「歓送迎会 」に関するエントリーに対し、ご意見下さった方々、ありがとうございました!

奇偶(?)にもこの日、講師仲間の一人からもメールが届き、やはり22日に、新任校の歓送迎会に参加されたとの報告でした(ちなみに、この先生の前任校も同じ日が歓送迎会だったとの事)。この時期に行われる学校は多いのですね。

 まずは、part time teacherさんへのご質問にお答えします。

part time teacherさんは教師をされるのが初めてなので、その学校に慣れる以外にも、色々戸惑う事があるでしょうね。
しかし「歓迎会の日まで授業日がない」との事ですが、まだ新年度の授業が始まっていないのでしょうか?
いずれにせよ、新任(しかも初教師)だと言いづらい面もあるでしょうが、困った時にはお聞きして構わないと思いますよ。たいていは講師に対して、教科主任が連絡や相談役になって下さいます。
それでも聞きづらい場合は、同期同僚や比較的年の近い先輩教員にお聞きしてみてはいかがでしょう?
誰とも連絡を取れないなら、当日、少し早目に学校に顔を出されれば、他の先生方も会場に向かわれるでしょうから、誰かについていけば良いかと考えます。
いずれにせよ、せっかくなのであまり固く考えず、主役の一人として楽しまれて下さい。音譜


 フランさん、あれほどご丁寧な長文、ありがとうございます。hotさんからのお言葉も心強いです。お二方のお考えそれぞれに同感であります。

結局、行かずに終わりましたが、心境はhotさんがおっしゃったのと同じです。自分の意志に反して退職させられとても行く気分にはなれないし、それ以前に、年齢的にももう後がない中で、自身の進路のための活動が優先です。この日の夜もそのための勉強に通っていました。

一方で、フランさんが新任の時のお気持ちを伺い、自分の一年前と重なりました。事情があって隠していたのですが、昨年の歓送迎会の模様 を書いており、1年で自分の心もこれほど変わるのかと(苦笑)ちなみに費用については、記憶は定かではないですが、この前任校では講師も2年目以降は支払っていたような。。なお、新任も送られる側も、参加者は全員、皆の前でスピーチと歌うのが恒例のようです。カラオケ
昨年:http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10032028471.html
今年:http://ameblo.jp/sasurai-diary/entry-10090277344.html

おっしゃる通り、講師に対しても歓迎・送別をして下さる学校は有り難いとは思います。現に、自身の勤務経験校でも、ここと4年前(急病の代講だった)だけでした。一昨年は歓迎も送別もありませんでしたし、その前の学校では、歓迎会は専任も講師も対象でしたが、送別会は専任だけでしたね。その時は自分は専任で、不本意な退職で参加したくなくても、事実上の強制でした。
それにしても、part time teacherさんからの更なるお返事も併せ、やはり送別される側で参加するのは、自ら転身して退職する人のみなんでしょうね(苦笑)辞めさせられてはノコノコ参加する気にはなれないですよね(苦笑)汗

これは、終業式の離任式も同じで・・・基本的には講師は壇上に立たない事が多いですが、一昨年度(昨年3月 、送別会なしの学校)では、講師も出席でした。しかし退職者は10人以上いる中で、非常勤で顔を出したのは私ともう1人だけ!常勤として2or3年勤務された先生が、舞台裏で「何でみんな来ないの!?」とおっしゃっていたのが印象に残っています。
実はこの時、不参加の同期達に「よろしく伝えておいて」と頼まれた私は、壇上でその仲間達からの声も伝えたものです(^_^;フランさんが挙げられた退職者代表のお話で、その先生には遥か及ばずとも、そんな事も思い出しました。

私達講師も、今まで熱い思いで現場に臨んできました。しかし、そういう思いを無にされた形の処遇(1年でのクビ)に皆が怒り悲しんでいます。確かに私学も経営上の問題があるでしょうが、あまりにも雇用者を人間扱いしていない所が多いように思います。これはおっしゃる通り、他の会社でも同じだと感じます。
「人を大切にしない企業(私学)は、成長しない」これも、本当に同感です。しかし残念ながら、自分や周囲が経験してきた中では、そこで働く人を大切にしている職場は皆無に等しいです。周囲の同僚や先輩が良くして下さっても、最終的にはそこのトップで決まりますからね。。
今回いただいた投稿からも、やはり送別会・歓送迎会での参加状況などが、そういう退職者達の心を反映していると思います。

最後にhotさん、自分はやはり何事も手を抜けない性分でして、体当たりで臨んでしまうのですよね。なので、このような扱いをされた時の怒りやショックも大きいのかもしれません。真面目に行っても報われなさ過ぎの人生、もう疲れきりました。。専任として勤めた学校を離任する日、ある生徒には「先生、頑張りすぎだよ」と言われたのも思い出されます。


(4/28 追記)
 今日、別の勤務経験校から同窓会の案内葉書きが届いたのですが、これまでの怒りがこみ上げて来て、思わずその場で破り捨ててしまいました(苦笑)
すみません、「特定の学校批判は避けるようにする」と言いながら。やはり、ご自分達の都合のために私達のこれまでの誠意を踏みにじって精神的にズタズタにし、人生を滅茶苦茶にした学校達が許せなくて・・・

新聞と天気図

ブログネタ:新聞、自宅でとってますか? 参加中


 新聞、とっていますよ。子供の頃からずっと、父が「他社のより字が大きくて見やすい」という理由で、朝日新聞でした。1,2回だけ短期間、人に頼まれたりして読売神奈川新聞をとった事もありましたが、自分も家の習慣となっていた朝日の字に慣れてしまいましたね(^^;


しかし、弟が就職活動を迎えた頃、企業研究などのために本人の要望で日本経済新聞になりました。就職後も、業界の情勢を知るために引き続く事に。。
私としては、科学・教育・文化・スポーツなど、自分のための教養や趣味に関する記事が充実していない日経は正直、あまり好きではありませんでした。
そんな弟が独立してからは、再び朝日に戻したという感じです(^_^;


 確かに、最近は新聞をとらない人が増えているという印象は受けます。

自分は学校教師をしてきたわけですが、中学2年の理科第二分野で「気象」の単元があります。晴れ一昨年とその前年度は中2(当時)を教えましたが、3年度前には、もう1人の生物の先生(ベテラン)に勧められ、これを学習する時期である冬期の課題として、新聞朝刊の天気図を連続1週間分切り抜いて貼って提出、というものを行いました。
その翌年度も、次の勤務校で同じ課題を行いました(^_^;
両校でも、ほとんどの生徒は指示どおり提出してくれましたが(中には、その日の天気の詳細や空の写真を添えるなどの力作もビックリマークキラキラ)、数名「新聞を自宅でとっていない」という生徒がいました。
他の先生には「その時だけでも新聞を買わせるべき(この機会に新聞を読むのも勉強になるから)」と言われましたが、それぞれの家庭の方針も考慮し、ネット上のサイトの天気図でも可としました。
ただ、自分も適当なサイトを探してみましたが、ネットの天気図は、新聞のものほど詳しくないのですよね。。天気記号や風力がなかったりで、授業で学ぶ記号をすべて見る事が出来ない。逆に、気象庁のだと細か過ぎて見にくいし・・・汗
そう考えると、天気図一つ取っても、新聞は適度な情報が満載なのだと思ったのでした。

ちなみにこの約2年間は、自分も毎日、新聞の天気図を切り取って取っておいたものです。


 その他の分野でも、授業その他で新聞の記事が教材になる事は時々あると思います。特に社会科とかは。
中学後半~高校時代には、国語で「文章の勉強には、新聞のコラム(天声人語など)を読むと良い」と言われた記憶があります。


もちろん、日常生活等でも、新聞はネットでは得られないような情報も入手出来るのではないかと考え、新聞はこれからも貴重な媒体・情報源として続いていくと思います。

あと子供の頃は、4コマ漫画も楽しみでしたね。朝日の場合、かつて朝刊で連載されていた「フジ三太郎」は傑作でした(^o^)(なので、変わってしまった時は、同級生達もがっかりしたものです。)夕刊の「ペエスケ」も印象に残っています(作者が亡くなって打ち切りに・・・)。
某紙では「コボちゃん」だったと思いますが、植田まさし氏の漫画も面白いです。

GWかぁ。。

ブログネタ:GWの予定立ててる? 参加中

 もう、そういう時期んなんですねビックリマークえっ実は今年は、ゴールデン・ウィークの存在すら忘れていました(^_^;
今は学校に勤務していないので休日の感覚がないですし、現在通っているスクールの予定表を見ると祝日も関係なく、決められた曜日には同じ時間に授業があるものですから・・・
つまり私には、GWがないという事です。汗まあ、今の自分は、それどころではありませんからね(苦笑)世の中がGWの時も、籠って勉強します。。本
年度初めもそうでしたが、今年度ほど季節感覚がない年も初めてだ。。(^^;

 昨日の「歓送迎会」のエントリーに対し、たくさんのご意見ありがとうございました!拝読してまた思う事があり、後日、時間の許す時に改めて返信させて頂きます。

歓送迎会に思う

 あ、今日だったんだビックリマークえっ夕方、移動の際に横浜周辺で前任校の生徒をたまたま見かけ、思い出しました(^o^;)汗
先週、歓送迎会の案内状手紙が届き、出欠の葉書きが同封されていましたが、その時は見る気になれないでいたら、そのまま出すのを忘れてしまいまして・・・(^_^;

教科主任方が何度も頭を下げてお詫びされたので、あまり色々言うのも良くないとは思いますし、納得いく説明も受けられずに校長が平然とクビを言い渡した他校に比べれば遥かにマシなんですけれど、それでもあちらが困った時に呼ばれながら、条件にそぐわなくなったら捨てておいて 、「退職された先生」のリストに入れられ、辛いんですよ。しょぼん辞めたくて辞めるのではないのに。。」と。
もちろん、送ってもらえるのは有り難いと思わねばならないのも分かっているんですけどね。


昨年も、この時期に同じ場所で行われました。その学校の地元にある、結婚式場としても使用されるかなり豪華な会館で、教職員だけでなく経営陣なども一同に会した盛大なものでした。キラキラ後半は、もう宴会状態お酒だったんですけれど・・・(^^;
その時は「私達のために、こんな豪勢な会を開いて頂き、有り難い」と純粋に思いましたし、その気持ちを、迎えて下さった先生方にも述べました。まさかその1年後、自分が悔しさ一杯に去る事になろうとは想像だにせず(苦笑)
私によく声をかけて下さった専任の先生も、この時「お辞めになった先生にも、こうして時間を割いていらして頂けて!」と、一部の退職者もの参加を喜ばれていたのが印象的でした。しかし、この先生も翌年、私がこんな状況になるとは、考えられなかった事でしょう。


そのような気持ちの中、皆様が楽しまれている所音譜にノコノコ顔を出せましょうか?
いずれにせよ現在、火木の夜は都内にてどうしても外せない用事があるので、無理でした。夜の街「歓送迎会」となると、送られる側は既に翌年度の予定で動いているため、物理的にも参加しづらいですね。


 ちなみに、それ以前の勤務校では、そういう会は全く行われなかった所もありましたが、3月下旬に送別会(新任歓迎会は4月)という所がほとんどでした。
そのうち某校では、やはり納得いかぬ退職ゆえ、「参加しない!むかっ」と怒っていましたが、間際に2,3人の先生に「貴女のための会だから出るべき」と言われ、しぶしぶ参加。2次会も引っ張られ、ある教師の暴言 に非常に傷つき怒り爆発した苦い思い出が・・・汗
唯一、急病の代講で赴任した学校は、その先生の復帰も覚悟の上ゆえ、素直に参加出来ました(笑)ここは、学校全体と教科単位で行って頂いた記憶があります。


 どの学校でも、着任当時(歓迎会の頃)は、慣れないながらも気持ちも新たに「頑張るぞ!グッド!」と情熱をもって任務に当たる決意をしており、こうした先輩教師方からの歓迎を有り難くお受けしたものです。
もちろん年間を通して、多くの先生方にはお世話になり(困った時にはフォローして下さる先生、親しくして頂いた先生など)そういう方々には心から感謝しています。
しかし、校長の都合による心ない人事のために、終盤で台無しになってしまう・・・(>_<)慕ってくれた生徒達を愛おしく思い、良くして頂いた先生方に恩を感じつつも、無念の思いを残して退職する事になってしまうのです(;;)


 ああ、「特定の学校の文句」みたいになってしまい、申し訳ありません。
この件でふと思ったのですが、自らの意志でなくお辞めになられた先生方は、送別会はどうされているでしょうか?学校に限らず、不本意ながら職場を離れられた他の業界の方々も含めて。
私が知る範囲での講師仲間は、教科主任など比較的身近な先生が開いて下さる会には参加されたと聞きますが、学校全体での主催の場合は「出たくもない」という感じでしょうか。終業式の離任式さえ怒って出席されないようですから。。(苦笑)

大丈夫か?オリンピック

ブログネタ:オリンピック、思い出のシーンは? 参加中

 今年は北京オリンピックが行われる予定で、代表選手も次々に決まっているようですが、それ以上に最近は聖火リレーを巡る事件が目立ちますね。。先日は、フランスなどの国でものすごい暴動になっているのがニュースになっていましたし、チベット問題、そして今回は、長野の善光寺です。

善光寺といえば「牛に引かれて善光寺」という言葉で知られますが、日本での聖歌リレー出発地を辞退する事になり、その反発か、本堂に落書きされてしまったとの事。
何だか、虚しいですね・・・しょぼん善光寺としては、海外であのような惨事が勃発していれば、こちらでも何が起きるか分からないと判断したのでしょう。残念ですが、この対処は妥当と思っています。

それにしても、ここ最近の報道を見て、本来「平和のスポーツ祭典」であるはずのオリンピックで、このような争いや事件が起きるというのも、何とも悲しい話です。
まあ、オリンピックが行われるたびに、開催国と対立している国との関係が浮き彫りになったり、競技においても「誤審」やドーピングなどの不正が報道され、その他も様々な問題を抱え、本来の「参加する事に意義がある」という目的からも外れている感は否めません。

しかし今回は、北京の様々な設備を不安視する声もあり、諸外国が合宿地に我が日本を選んだりなど、心配な面も例年より多いと感じます。
中国も、成長しつつある自国をアピールするチャンスとばかりに頑張っているのでしょうが、他国や人々を傷つけては、何のためのものか分かりません。
今からこのようだと、開催の時になって色々ありそうな・・・とにかく、無事に行われる事を願います。

 さて、お題ですが・・・オリンピックが開催される年って、自分はいつも、大事な試験等を控えていたり異常に忙しい年である事ばかりで、高卒間近からはまともに見られたためしがありません(>_<)大学受験でもも浪人・再受験などしており、こういう年とぶつかってしまいまして・・・汗実は今年も色々ある予定で。。。
とはいえ、結構歳を重ねると、色々な場面が積み重なり「思い出」と言われても迷うところですが・・・

個人的にベストシーンを選ぶなら(冬季の方で恐縮ですが)1992年アルベールビル金メダルだったノルディック複合団体荻原健司選手が、大きな日の丸の旗を振りながらゴールしたのが今でも目に焼き付いています。旗
この年は、女子フィギュアの伊藤みどりさんにも期待がかっていました。ショートプログラムで転んで金を逃してしまったのが残念でしたが、フリーで見事トリプルアクセルを決めたのも名場面でした。
冬のオリンピックには弱いと言われていた日本も、この頃から長野辺りまで、スキーやスケートが盛り上げてくれたと思います。スキー

長野といえば、忘れてはならないのがスキーのジャンプですね。こちらも感動的なシーンと活躍ぶりが、原田雅彦選手のキャラと共に印象強いです。当時は大学再受験の最中で、確かこの日は入学する事になる大学の入試だったと思います(苦笑)

フィギュアスケート 3地域対抗

 日本北米ヨーロッパの3組対抗の試合が昨夜、放送されました。各組、男女2人ずつです。

この企画も近年見るようになりましたが、アメリカチームからエルドリッジ選手が出場するので、1990年代後半の男子フギュア(カナダのストイコ、フランスのキャンデロロが沸かせた時代)を懐かしむ者にとっては、嬉しいものです。ニコニコこの人のピシッとした演技が好きでした。
このアメリカチームに今回、15歳の日本人少女が登場という事でしたが、アメリカ代表なのだし、インタビューも英語、しかも「浅田真央は眼中にない」みたいな事を言っていて、正直好感が持てない。。もうアメリカ人なのだろうから、日本が特別視する必要もないでしょう。

日本は今回、男子が高橋大輔本田武史、女子が浅田真央中野友加里の各選手が代表。あの高橋君が転倒続きで見た事もないような惨敗。。ショック!日本は3位(つまりビリ)で前半を終える中、後半の女子で、中野選手が好演技を見せ、最後は浅田選手が(ちょっと手をついたとはいえ)大逆転の日本連覇となりましたビックリマーククラッカー
やはり真央ちゃんは皆を元気づけてくれますね音譜でも、中野さんも魅せてくれました。彼女の演技が一番喝采が大きかったと感じます。ぜひとも彼女にも、次のオリンピックのチャンスを与えて欲しいものです。


これで今季のフギュアも終わりでしょうか。しかし今シーズンは結局、夏にバイク事故を起こした織田君 は出て来なかったなあ・・・残念ダウン

生徒から見る学校、教師から見る学校

 秋月様、温かい真摯なお言葉に心から感謝します。本当におっしゃる通りで、私の思いを言い当てて下さった感じです。
過去のエントリーもご覧下さったなら、そこにも書いた通りです。今回は、秋月さんへの返信と共に、ある方からのご意見ももとに、更なる自分の思いを述べさせて頂きます。


さすがに3年連続での1年限りで、立ち直れないほどの絶望と、自身の将来や生活への危機を強く感じ、学校教師を辞めたわけです。毎回、努力や誠意を踏みにじられるような待遇に、年々意欲もくじかれ精神的ダメージは相当大きく、人生設計もかなり狂ってしまいました。

そうした諸々の思いをブログでもぶちまけてしまいましたが、本ブログをご覧になった方々から頂いたメール等から、(実生活での友人教師以外でも)同様の境遇の人が多く、私学講師の状況は予想以上に深刻だと知りました。
そこで、そのような人々と情報交換したり、声を上げる事でこの問題を外部にも知って頂いたりするのを目的とする場となっていきました。

しかし、このように講師達が傷ついてきた所も、生徒達は成長期の6年または3年過ごす、人生にとっても非常に重要な場所なわけですよね。そこを批判されては不愉快なのは当然でしょう。
ここが難しいです。同じ学校でも、生徒にとっては大事な母校、そこに長く勤める専任にとっても(大変な事はあれど)重要な職場、一方、講師や短期間専任にとっては、尽くしても理不尽に1年で使い捨てにされ悲しく悔しい場所となってしまう・・・


最近では、自分をここまで追い込んだ勤務校達に対し、時々怒りが爆発してしまいます。年々募る怒りと不安に加え、特にこの春から学校現場を離れたため、ますますズバズバ書いてしまったのでした。配慮がなかった事、ごめんなさい。

自分の行為は、決して褒められたものではないでしょう。「悪口を書いている」と言われても仕方ありません。
とはいえ、あまりにも酷い私学の採用実態に、多くの下っ端教師が精神的にも生活面(金銭・将来)でも追い詰められてしまっている今、ただ黙って泣き寝入りする必要もないと考えます。私達だって、生きていかねばならないのですから。


>甘い蜜を吸って生きている人はいつか自分にツケが返ってくると思っています。
全く同感です。実際、それを感じた事態を目の当たりにした事もあります。

それに本当は、学校もこんな事を続けていては、長い目で見ると生徒のため、そして学校自身のためにも良いはずがないです。上層部がそれに気付いた時には手遅れ、なんて事のないよう願うばかりです。

確かに表ざたにはなっていませんが、学校のみならず多くの教育関係者はご存じですし、ネットを検索していくと、水面下では問題になっていると感じます。
ちっぽけな自分はほとんど何も出来ませんが、同様の境遇の人々と励まし合いながら情報を得ていく事でくじけないようにすると共に、こういう現状があると他の方々にも知ってもらう事で、少しずつでも何かが変わればと願っています。本当は、その学校で精一杯務める教師達が、専任・講師に関わらず安心して働ける事で、地についた指導が出来、生徒にも好影響をもたらすものと思うのです。


ただ今後は、様々な立場の人がご覧になっている事を考慮し、特定の学校を攻撃するのは避け、私学全体に起きている問題を扱うよう心がけていくつもりです。自分がしたのと類似の体験は、他の仲間達からも聞いてきましたし。
もちろん、こうした愚痴ばかりでも読者の方々には面白くないでしょうから、違う話題も盛り込んでいくつもりです。絶望の中で学校を離れたばかりで、そうした無念さから、この話題が続いてしまいました・・・(^_^;


しかし、これも繰り返しになりますが、どんなに学校(上層部)には怒っても、自分を認めてくれた生徒達やお世話になった或いは親しくして下さった先生方には、感謝の気持ちです。そうした先生方とは、今後もお付き合いしていきたいですし、元教え子が自分を求めてきてくれた時には、それに精一杯応えていくつもりです。

もみ消されました(苦笑)

 専任として勤めた学校関連です(汗)学校もう、ここに居たのが3年前になるのか・・・ちょうど当時、中学生だった生徒がそっくり高校生なんですねビックリマーク


 一昨年春、自身の退職とちょうど入れ違いに着任された教諭の一人(教科が違うので後任ではないです)が、学校向けにブログを立ち上げていらっしゃいます。直接お会いした事はないものの、某掲示板のこの学校のスレにリンクされていて知って以来、時々拝見していました。ここと前任校向けの2つを更新されており、勉強中心にその他に関しても知識が豊富で、自分とほとんど歳も違わないだろうに頭が下がる思いでした。本
実は昨年、初めて書き込みをさせて頂きました。「いち私学講師」として。その時には、こうした外との接点を喜ばれるお返事を頂きました。しかし・・・


 最近のエントリーで、前年度の離任式に触れ「私学は異動がほとんどない」といった内容 が書かれており、使い捨て激しい私学の実態を見てきた自分は、非常に違和感を感じました。ここをも理不尽に1年で切られた自分としては尚更。
しかも過去ログを読むと、この教師の前任校は何と、講師仲間の一人の勤務経験校という事も既に明らかでして・・・
この仲間も1年でクビ(しかも、それを告げられる前に後任の公募がかかっていた!)、他にも複数の先生方が在職1~数年で辞めさせられ、中には常勤で頑張っておられたり、卒業生も含まれていたそうです。この際のいきさつに関しても「ひどい!!プンプン」と思う事ばかり。
聞くところによると、この学校も教師の出入りは結構あるようですし、他にも様々な問題点を感じました。

そこで、こうした私学の現状についてコメントさせて頂きました。もちろん、自分がこの学校の元教諭という事は伏せて(「先生の現任校の経験者」って私なんですけどw)。


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 お邪魔致します。秋に学園祭に関して書き込みさせて頂いた者です。
その時に頂いたお返事でも「私立は異動が少ない」とおっしゃっていましたが、 今回ちょうど話題にされていますので、私が見てきた私学の現状をお話したいと思います。

これまでの記事を拝読するに同世代だと思いますが、学生生活が長かったため教員経験はまだ数年です。
しかし、急病の代講を務めた初年度は仕方ないとして、その後も納得いかぬ形で毎年1年限りで打ち切られ、継続経験がありません。
もちろん、自分にも至らない点はあったと思いますが、生徒や学校のため精一杯尽くし、(自分で申して恐縮ですが)多くの生徒達や周囲の先生方からは評価されてきました。
「数年後に専任に」に釣られ、非常勤ながら時間外(給与外)補習や行事等の手伝い等も命ぜられた年もあります。
にも関わらず結局は、学校側の都合でクビです。。

自分ばかりでなく、他の教師仲間達も同様の経験をしてきています。
中には、先生の現任校や前任校での経験者もおりますが、いずれも1年で切られたとの事。
現在の求人は非常勤講師ばかり、専任はあっても「任期付き(最長2,3年しか居られない)」や「常勤講師」という形態などで、正規雇用は見かけません。 年齢制限の上限がやたら若い学校もありますし。
私学は何処も経営が厳しいようで、人件費を安く済ませるため、新人や若い講師を1年で使い捨てるのだと聞きました。

私自身は、逆に小~高までずっと私学ゆえ、公立は全く分かりません。
なお、この出身校(一応「名門」と言われている)も教師の入れ替わりが激しく、 当時は落ち着いて教育を受けられませんでしたし、現在は知っている先生がほとんど残っていらっしゃらないです。
しかし複数の私学を渡り歩き、これはどの学校も同じ、十数年経った今むしろ悪くなっているのではと、失望しておりまして・・・

このように私学は現在、ほとんど短期間の雇用になりつつあり、学校以外の教育関係の方々も、このような現状はご存知でした。
ブログを拝するに、先生はかなりの実力をお持ちと伺え、それを認められてのものとは承知しておりますが、 私の身近では、相当の能力ある先生でも不安定な生活を余儀なくされ、実力だけではどうにもならない世界と悟りました。
正直、このままでは自分達が生きていけなくなるのでは、という危機感すら覚え始めているのです。
最後に、そうした私学の問題を中心に取り上げているブログを紹介させて頂きます。正に、私達の気持を代弁しているかのようです。
http://blog.livedoor.jp/hotforteacher/

 長々と偉そうに申し訳ありませんでした・・・

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上記の仲間も書き込まれたそうですが、その後、更新はされているのに何と、私達のコメントは返信どころか、承認公開すらされていません!!叫び返答をじっくり考えてお書きになってから公開されるかもしれないと、しばらく様子を見ていたんですがね。。
ご自身(現任校&前任校)にとって都合の悪い意見はもみ消し!?

まあ、ご自分が勤めている(た)学校の良くない点を指摘されては、気分はよろしくないでしょう。
講師仲間の投稿文まで分かりませんが、自分は苦労は訴えつつも、相手の立場も尊重し下手に出つつ、あくまで私学一般の状況として書いたつもりです。なのに無視ですか~
さすがに、これには非常にがっかり、悲しくなりました。しょぼん 何だか、運良く専任になれた者達が、自分達を守るために「弱者」を排除している感は否めません。「臭いものには蓋」か、こういう運のよろしい方々は下っ端教師達の苦悩をご存じないのかはてなマーク
いずれにせよ私達「使い捨て教師」達は、勤務校で理不尽な待遇を受けるだけでなく、こうした悲痛な声をも無かったようにされてしまうのでしょうか!?


学校の宣伝は、いつも校長ら上層部や入試担当教員らが良い事ばっかり言っていて、現状とは違ったりする事は多いです。あのブログも、下手すると勤務校(特に前任校)が丸分かりの表現も時々見受けられますから、宣伝効果もあるのかもしれません。
しかし、そういうのに騙されてはいけませんごく一部の専任が異動なく定年まで腰を据えられ、良いように宣伝している裏で、多くの講師や新人教師達が、こき使われた挙句ほぼ1年で使い捨てされて泣いているのです!!この教師が何と言おうと、これが今の私学の現状であります。


更なるコメントしてやりたいところですが、この教師は、私があの学校で副担任し最も関わりの深かった(慕ってくれた)学年が高校になってから担任をしていますし、直接関わった事がなく、まして面と向かって被害に遭ったわけではないので、止めにします(^_^;ただ、あのブログはもう見ないでしょう。。
先に述べた講師仲間は、これに関し
「もみ消しされたとしても、目には留まったでしょうからいいじゃないですか。そういう人は、ご自分の世界に浸っていればいいのです」と仰せでした(笑)

入学&進級おめでとう!そして元教え子達へ(?)

ブログネタ:寂しいと思う瞬間は? 参加中

 日にち的に学校は、新年度開始から1週間くらい経った頃でしょうか?学生・生徒の皆さんは進級したのですよね。学校
新入生の皆さんも、おめでとうございますビックリマークブーケ2
講師仲間の一人の長女さんも今春、中学にご入学。桜中学受験を経て名門校に決まった事は、私も嬉しく思いました。今週初めに、入学式のご報告メールが入りました。そして、この先生も新たな勤務校での生活がスタートされたようです。
ブログ読者の方々でも、大学や大学院に入学された方も複数いらっしゃいます。
あと、愛子さまが学習院初等科にご入学というニュースも見ました!!自分が大学生活も終わりに近い頃にお生まれになり「雅子さま、よかったね」などと友人と言っていたものですが・・・月日が経つのは早いものです。


 ここ数年の習慣では、自分も新たな勤務校で気分一新し、
「どんな生徒達なのだろうかはてなマーク
「同僚としてどのような先生とお知り合いになれるかはてなマーク
などと、緊張しつつもワクワクした気持でスタートしていました。音譜
しかし、今回は学校に勤めず某所に籠りっきりの自分には、新年度という実感が全くなく昨年度のままストップしている感じです。ダウンどんな立場にあっても今まで忙しく突っ走ってきた私でしたから、今のような生活になり時々(特に夜)異様な寂しさに襲われるのです。。しょぼんスタートからこんなで、1年間持ちこたえられるのか??

しかも昨年や一昨年は、その前の勤務校(いずれも女子校女の子)の生徒達数名から、新年度を迎えての報告メールが入ったりして、それも楽しみだったのです。音譜でも前任校は女子校ではない―それどころか、女子生徒そのものが居ない!―もので、(当然ながら)そうしたやり取りは全くなく、それ以前の女子校での教え子達からも、新年度になってからは音沙汰ないですね・・・汗


この3月までの勤務校では、学校のスタイル(講師が行事に参加する事はない)や自身の立場(本当にパートタイマー、しかも1学年しか知らないで終わった)などから、離任式などありませんでしたが、昨年(一昨年度:講師も任意で)と一昨年(3年度前:専任時代)の終業式では、全校生徒の前で挨拶しました。その時に、両校共に言った事。
この学校を離れても、ここで出会った皆さんは、これからも私の教え子


自分はこの通り、毎年1年で首を切られる教員でした。専任の先生方のように「卒業しても何かあったら、いつでもいらっしゃい」という事が出来ない。それどころか、教えた生徒達を卒業式で見送る事すら出来ない、それがいつももどかしく残念でなりません。しょぼん
もちろん、生徒もある程度の人数がいますから、私が嫌いだったりどうでもよい、という生徒も当然いるでしょう。そんな彼ら彼女らを追うつもりはありません。
しかし一方で、慕ってくれた子達もいました。女子校の場合、ご希望あらば別れる際に連絡先(アドレス)交換し、時々近況報告をもらってきました。そういう気持ちは本当に嬉しいし、若い子からのメッセージには元気をもらえます。ニコニコ
こちらも退職後も、文化祭に顔を出したり、教えた学年が高校or中学卒業の場合は祝電を送ったり、あるいは勉強等での相談に乗ったりなど、出来る範囲で関わってきたつもりです。


ただ、これらの学校から去って1~2年以上過ぎ、私の記憶も薄れていくのでしょう。しかも彼女達も高1や高2になり、だんだん自身の事で忙しくなっていると見え、次第に連絡も来なくなってきました。ちょっと寂しいですが、まあ、そんなものですかね。。汗


でも、たとえ1年限りであっても、自分なりに各学校で奮闘し、そうした中で縁あって関わった生徒達は、これからも陰ながら見守っていけたらいいなと思います。
専任の先生方(特に担任団)や長くいらっしゃる先生には敵わないのは分かっていますが、もし何か相談事があたったり、たまには私なんぞでも構ってやろうか、などと思ったらいつでも連絡下さい。手紙ここに書き込んでもらっても(イタズラでなければ)構いませんし。
上の言葉の通り、自分が担当してきた生徒は皆、学校を離れた今でも教え子と思っています。「クサイ」とか「大きなお世話」などと言われればそれまでですが(汗)、「去る者追わず、来る者拒まず」という心構えです。