非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦 -37ページ目

海外旅行離れ、仕方ないでしょう

ブログネタ:若者の海外旅行離れ、どう思う? 参加中

 アメリカ留学さん、はじめまして。貴ブログにも伺いましたが、コメント欄がなかったのでこちらでのみという事で。

私は海外経験は少なく、本ブログでもあまり触れる事はありませんが、こんなのでも参考になりましたでしょうか?
アメリカへは大学時代に一度、ボストンを訪れた事があります。機会があれば書きたいとは思っていますが、だいぶ前の記憶になってきてしまいました・・・飛行機

応援ありがとうございます。またよろしくお願い致します☆


 ところで、クチコミネタのお題に「若者の海外離れをどう思うか 」というのがありますので、海外留学ブログの方からの返信ついでに一言。

ここ数年、私学教師をしてきて勤務経験校のプログラムを見ると、10代中高生の海外はむしろ増加していると思います。昨夏に「増える海外研修 」というタイトルで書いた通りです。
最近の学校研修旅行や修学旅行に海外が必ずあるのに驚いているくらいなんです。えっそうしたウリがないと生徒も集まりにくいのか、最近の子供も贅沢になったな、とさえ思ったり・・・

しかし、20代の海外旅行者は減少しているのですね。。最近の雇用事情を考えると、やむを得ないと思います。
クチコミスタッフの方も、投稿されている人の多くも
「もったいない。若いうちに海外に行って色々吸収すべき」と仰せで、そうしたご意見はごもっとも。
しかし現実問題、今の20代後半~30代辺りの中には(自分も含め)、雇用が安定せずに日々の生活さえ危うい人間は結構いるのです。まして、海外旅行などの贅沢品に費やせる余裕などないのだ!
「ワーキングプア問題ゆえ貯金だけではもったいない」とのエントリーもありましたが、貯金すら出来ないんですよ。汗そういう者達の苦悩も分かって頂きたいものです。
某ネットニュースのコメントでは、私と似たような意見も複数見られました。

ちなみに自分は、人生で海外経験は2回。
最初が27歳でのアメリカ(上での返信の通りです)、再入学した大学3年生で、1年からバイトで必死に貯めたお金で行きました。当時の同期で、現役で入学した女の子とかは「親戚のおばさんに費用を出してもらってしょっちゅう行っている」などと言っている子もいて、ちょっと反発を覚えたものです。パンチ!
2回目は、3年前のオーストラリア。この時は専任教員だったため、お金はそこそこありました。
そりゃあ私だって、もっと色々な所に行きたいけれど、お金も時間もない。繰り返しになりますが、生きていくのに必死なんです。あせる

なお、その分、国内旅行が増えているとも聞きます(それさえ出来ない人もいますが)。「何でも外国」という発想を改め日本を再発見するのにも、いいんじゃないですか?東京タワー

これまでの返信&お詫び

 その後、色々な方からのコメントありがとうございます。ただ、返信が追いつかずすみません。やらねばならない事が差し迫ってきており、疲労も溜まりって、だんだん更新さえ厳しくなっていまして・・・

とりあえず、1週間前のエントリー の最後にも書いた通りで、近いうちに更新をしばらく休止する事を考えています。「コメント返信も出来なくなる」と書きましたが、お初の方々もいらっしゃるので、まずコメント欄を再開してから初めて書き込み下さった方に対して中心に、以下に返信致します。

カズゴンさんarincoさん も、更なるご意見やお返事ありがとうございます。本当は、議論を重ねられれば面白いと思うのですが、教育関係に関しては書くと長くなってしまい、現在それを行う余裕が持てないので、またの機会という事で、申し訳ありませんがご容赦下さい。

ちなみに私は、このようにコメント返信を記事にする事も時々やります。


 CHIHARUさん、いつもご訪問ありがとうございます。

私の世代は、「ランラン」「カンカン」は名前を聞いたのみでしたが、確かに日本に来たパンダの第一号でした。少し上の世代なら、子供の頃にご覧になってたという方もいらっしゃるでしょうね。
当時は見られずに終わった私達も、パンダのぬいぐるみは買ってもらいまいしたよ。パンダ

パンダレンタルに関しては、先日の胡錦濤首席が訪日した際「つがいを貸す」との意向を示され、それに関して国民からの苦情が殺到 しているとか!
part time teacherさんもおっしゃっている通りで、絶滅危惧種に指定された今、ワシントン条約で無償での貸与・譲渡は禁止だそうです。
私も、東京でパンダを見られないのは寂しいですが、多くの人と同様、1億円を出すくらいなら居なくて良い、そのお金をもっと他の必要な事に使って頂きたいです。パンダもコアラも昔ほど「珍しい」感がなくなり、他の動物も注目が集まる今、パンダでそこまで儲けが出るとも思いませんし・・・
パンダは「客寄せ」の切り札 そんな時代は過ぎ去った?

上野には、博物館や美術館(ついでに大学=東京芸術大も!)などと、国立の有名施設が集まるため、動物園も国立と思いがちですね。確か、葛西臨海水族館などと並んで都立だったと記憶しています。


 みんとさん、情報ありがとうございます。中国素材専門の食品会社があるのですか!なるほど、最近に表ざたになった問題も、以前からだったのですね。

遣い回しが他所でも行われているかは、私には断言出来ませんが、ネットニュースのコメント欄や他の方のブログを見ると、飲食店でのアルバイト経験者を名乗る人は「そんな事は考えられない」「うちでもやっていた」共に見られました。ネット上の言葉をどこまで信じて良いか分かりませんが、恐らくやっていない店とやっている店とあるのではと察します。

今回の件に関しては、博多支店での手口も明かされ、手つかずの料理どころか、手をつけたわさびなども使い回されていたそうで、ぞっとします。お金を取って商売している以上あるまじき事ですし、「高級料亭」さえそんな事を行っていたと思うと、本当に不安は拭えないですね。


一方で、手つかずはもちろん、少ししか箸をつけていない食べ物が捨てられる現実に、個人的には「もったいない」と思える人の方が良いです。
Mr.Kさん、私の場合、飲み会やパーティーで大皿に残っている料理や他の人の手をつけなかった小皿料理を整理したりする方です。一緒に外食した人(友人・家族など)が食べきれなかったものを頂戴する事もたまにあります。
ただ、見ず知らずの人に一度出され、唾などが飛んだかもしれないものを、同じ値段を取られて出されるのは嫌かなと(^_^;焼き直しの魚や揚げ直しの天ぷらは、味も落ちているだろうし・・・家庭内や仲間内の食事ではOKですけど。


 さんぽ☆さんも「生物史から、自然の摂理を読み解く」のメンバーの方なのですね!
貴ブログは本業で調べものをしていた際に見付け、以後、時々勉強させて頂いています。こちらでは、役に立つサイトも複数、勝手ながら紹介させて頂きました。
生物専攻とはいえ、大学院を終えてからは中高の教科書の内容しか接していなかったため、だいぶ忘れてしまいまっています。。汗現在、必要に迫られて大学レベルの内容を勉強し直していますが、研究は進化していますし、記憶力も退化(?)してしまったか、覚えてもすぐに忘れてしまう始末・・・汗

本ブログは気が付けば、自身(や仲間)の苦い体験がテーマになってしまった感じです。過去エントリーを見て頂ければ色々書いてあります。この問題は今後も取り上げていくつもりですが、ここ最近は控えています。

あと「吉兆」に関しては上に書いた通りですが、全体的には、さんぽ☆さんのご意見に同感です。

今後ともよろしくお願いします!

船場吉兆「残飯使い回し」に思う

 昨年、いくつもの大手食品業界で相次いで、賞味期限や原料・産地の偽装が報告されました。その1つに老舗料亭「船場吉兆」があり、女将の腑に落ちない謝罪会見とあいまって印象を強めてしまっていましたが、今度は、客が箸をつけなかったと思われる料理を他の客に出していた(温め直すなどして)事が発覚し、波紋を呼んでいます。割り箸

業種は全く違えど、先日の滝川高校 と同様「 ま た 吉 兆 か 」というのが最初の感想。まあ、前回の時にも、現社長である女将の謝罪対象が「お客」ではなく「死んだ父」だった事や、新上層部も結局は偽装に加わった方々の昇格という一族経営ゆえ、信用はしていなかったのですがね。
どの業界も不祥事を何度も繰り返す所は、それだけ経営が甘くいい加減で誠意がない
のが浮き彫りにされた事件と思います。

いずれにせよ、信用を二度も裏切った罪は重いです。もう店をたたんでもらいたいですね。本人達にその気がなくても、再建は難しいでしょう。


人々による吉兆批判は当然のものです。ただ、そうした非難の声が多い中「使い回しは他でもやっている」という投稿も見受けられます。特に居酒屋とかは。お酒海外のレストランでも行われているようですし。チーズ
確かに、吉兆しかやっていないという事はないでしょうね。。そうなると、私達も安心して外食出来ませんよね。楽しみの一つのはずなのに・・・個人的には、この件をきっかけに、他の飲食店での実態も明らかになり、今のうちに膿をどんどん出して欲しいです。


一方で私達も、食べ物を粗末にしないよう心がけていきたいものです。必要以上の量を注文したりしないなど。確かに、飲食店で人が結構な量を食べ残し、それが捨てられるのは「もったいない」と思います。特に、食糧不足の国の事などを考えると余計に。その点では、吉兆の「もったいない」という気持ち分かります。ただ、だからといって、それを別の客に提供するのは筋違い。大事な「お客さん」の安全を無視したやり方は許されない共に、「最高の味」を提供すべき高級老舗がとしてあってはならない姿勢と考えます。残飯は、他にも使い道があったのではないか?

私達が子供の頃は、例えば親が大きな式・パーティ招待されたり、知人と豪華な食事をした際に、残り物を詰めて頂いて持ち帰ってきた事が時々ありました。食パンそれを食べるのも楽しみだったり・・・(^_^;
しかし気が付けば現在、そういう事が全く行われなくなっていました。万が一、食中毒になったらという心配ゆえの、安全優先の結果でしょう。こういう事にうるさい人はいますし、或いは、それに付け込んで賠償などを騙し取る客も出てくるかも?

つまり、提供する側を責めるだけでなく、受ける者の心の在り方も問われているような気がします。


 「」は私達人間(に関わらず動物すべて)が生きていくために必要なものであると共に、楽しみでもあります。ナイフとフォーク口を通じて体内に入るものであり、その安全に疑いを向けねばならないのは怖いです。そうした不安を解消出来るよう、食品業に携わる方々には、安全・衛生管理と正しい情報公開をして頂きたいですし、私達も食品を無駄にしない心がけをしていかねばならないと思ったのでした。おにぎり

映画「ライラの冒険」鑑賞記♪

ブログネタ:GWなのにヒマな人、理想のGWを妄想しよう! 参加中

 今日5/6って祝日なんですか!?えっカレンダーの数字は赤く「振り替え休日」となっているのに気付きましたが、昨日の子供の日は月曜(日曜ではない)じゃないですかはてなマークまあ、いつもと変わらない曜日で動き、ゴールデン・ウィークの存在すら忘れてしまうようなスケージュールで過ごしている今年の自分には関係ありませんけどね・・・汗
そのようなわけで暇ではないのですが、3月末の映画鑑賞カチンコ記録を残しておこうと思います(実は昨年もこの時に、3月に行ったジブリ美術館の日記 をupしたのでした)。
個人的には、わざわざ混雑時に遠出する必要はないと思います。ニュースとかでは、旅行だ何だと騒いでいますが、周囲ではダラダラ過ごしたり、この日も仕事などという人ばかりです。私自身もそうですが、年度替わりので何かと疲れるこの時期、体を休める事を優先した方が良いかと。で、テレビの旅行番組を見て行った気分になったり、過去のお出かけを思い出してその気になったりする、というものです(^o^;このエントリーも、そういう目的で・・・(笑)

みなとみらい1

 さて、春休み期間に注目度No.1であった映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」。冬にはアメブロでも盛んに宣伝しており「ダイモンジェネレーター 」なるものまで登場したりでしたね。あまり映画館で鑑賞しない私も、とある申し込みをした際にチケット(3枚)を頂いたので、ある人々を思い切って誘い3/27に行って来ました音譜
場所は、横浜近辺でこの映画が上映されている映画館から、あちらの希望(アクセスしやすさ)などを考慮して、みなとみらいのワールドポーターズ(ワーナーマイカルシネマズ)へ。自分は初めてでしたが、この周辺もずいぶん近代的になりましたね!!

ワールドポーターズ1

ワールドポーターズ3

映画のストーリーは正直、期待ほどではなかったなあと。アメリカでも観客動員は”黄金”ならなかったようですが、確かにそこまでのインパクトはないと感じます。
時間的な都合上あらすじを述べるのはは省略しますが、主人公の少女や仲間達が敵(「子供狩り」をしている集団)と戦うシーンも、だいたい「ここで、あの登場人物が助けそうだ」とか見当がついてしまいまして(^_^;
でも話題品を、本当に久しぶりで滅多にしない劇場鑑賞でき、思い切って誘った子達とも楽しめたので満足でした。ニコニコ
この作品、すべての「事件」は解決せずに終わりましたから、続編がありそうですね。チャンスがあれば見に行きたいです。映画

ワールドポーターズ4

女子高生殺人事件と死刑問題

ブログネタ:死刑について考えてみる 参加中

 今日は「子どもの日」。しかし悲しいかな、最近は子供(未成年)が被害者や加害者になる事件・事故が相次いでいるように思います。硫化水素自殺も複数起きていますし・・・
中でも衝撃なのは、ここ数日間報道されている、愛知の高1女子生徒が殺害された件。部活を終えての帰路での事で、この年齢の女の子(同学年の元教え子います)があまりに無残に殺され、心痛むと共に、こんな酷い行為をした犯人には激しい憤りを覚えます。メラメラ
事件現場も映し出されましたが、田んぼが広がる人通りの全くない、しかも夕方や夜は暗く怖いくらいの場所です。
しかも、事件前から被害者はじめ複数の少女達からの不審者情報も入っていたそうで・・・その時点ですぐに対策を始めていれば、こんな悲劇は防げたかもしれないです。。

あるコメンテーターは「学校同士が連携して対策すべきだった」と言っていました。これも一理はあります。登下校通路で不審情報が入った場合、生徒・保護者にも特に注意を促し、学校側も下校時間を早めたり、必要に応じて下校指導(監督)やパトロールはなど生徒を守る事に尽くさねばならないです。
しかし、1~2,3校の学校だけでどうにも出来る事ではない。ここは、生徒・学校関係者のみならず、地域全体での取り組みが必要だと思うのです。学校や自治体も取り組んではいたようですが、これだけ数々の報告がなされながら警察等は動かなかったのでしょうか?道には街灯さえないようですが、そういう設備を整えていくとかはなかったのでしょうか?

 この事件に関するネット上の声には、当然ながら犯人を厳しく非難するものがほとんどで、死刑うんぬんについてまで触れられているものもありました。
「死刑」と言えば、鳩山法相の下での死刑執行もニュースになっていました。
確かに、どんな人であれ命は尊く、それを絶つ事に抵抗を感じる面はあります。命で罪を償っても、被害者は戻って来ないですし。
しかし一方、あまりに残虐な殺人を犯した者が、十数~20年程度の懲役で済んでしまう判決を聞くと「罪軽すぎ」と思ってしまいますし・・・時には「あの事件の方が酷いのに、罪は軽い」などと、不公平を感じる事もあったりします。これは、弁護士の手腕などによるのかもしれません。
色々考えると、執行には慎重さが求められますが、制度としてはあるべきと考えます。
最近の事件を見るたびに、犯人は他人(人に限らず、最近は動植物も)の命をあまりに粗末にし過ぎです。そんな人でなしが軽い罪で済んでは、犯罪は増えるばかりでしょうし、そういう者が出所すれば再犯の恐怖を感じねばならないですから。

 いずれにせよ、子供の日しかもGW期間で自身唯一の休日に、暗い内容になってしまいましたが、あまりに全国に衝撃を与えた事件でした。


強盗殺人:下校中の女子高生殺される 首にテープ、顔に殴打跡--愛知・豊田

 3日午前5時半ごろ、愛知県豊田市生駒町の田で、同市駒場町、愛知教育大付属高校1年、清水愛美(まなみ)さん(15)が首にビニールテープを巻かれて死亡しているのを両親の知人の女性が見つけた。清水さんは2日の下校後行方不明となり、持っていたショルダーバッグが現場の南東約15キロの土手に放置されていたことから、県警捜査1課と豊田署は下校途中に殺害されてバッグを奪われたと断定、同署に特別捜査本部を設置し、強盗殺人容疑で捜査を始めた。

 司法解剖の結果、ビニールテープは緩く巻かれていたため、死因は口を圧迫されたか、顔などを殴られたことによる気道閉塞(へいそく)を原因とする窒息死とみられる。死亡推定時刻は2日午後7時25分から遺体発見時まで。

 調べでは、清水さんは高校の制服姿であおむけに倒れていた。争ったような跡があり、制服は泥だらけで、顔や頭に殴られたような傷が数カ所あった。首には幅約4センチ、長さ約3・8メートルのビニールテープが七重に巻かれていた。近くに通学用の自転車が横倒しになっていたほか、靴と携帯電話が落ちていた。

 一方、バッグは3日早朝、同県岡崎市の小呂川土手に捨てられているのを散歩中の女性が見つけた。中には教科書、腕時計、電子辞書などが入ったままだった。普段使っていた財布は自宅にあった。

 清水さんはサッカー部のマネジャーで、2日午後6時半ごろまで部活動に参加。同6時45分ごろに校門付近で友人と別れ、1人で自転車で帰宅した。通常帰宅する午後7時半を過ぎても帰らず、携帯電話にかけても応答しなかったことから、家族が知人らと捜すとともに、同署に捜索願を出した。携帯電話は最初、呼び出し音が鳴っていたが、途中から不通になったという。清水さんは団体職員の父、力さん(52)の長女。

 現場は伊勢湾岸自動車道の豊田南インターの西約150メートル。【飯田和樹、米川直己】

毎日新聞 2008年5月4日 東京朝刊


愛知・女子高生殺害:高校周辺に不審者 校長ら会見

 清水愛美さんが通う愛知教育大付属高校では、佐々木徹郎校長と山本建一副校長が3日午後記者会見し、「登下校時の指導を徹底していた。大変ショックを受けている」と沈痛な面持ちで語った。付近では不審者の目撃情報が相次ぎ、学校への防犯カメラ設置や不審者情報のメール伝送など児童・生徒の安全対策に力を入れていただけに、関係者や住民は衝撃を受けている。

 事件が起きた地域は田畑に交じってトヨタ自動車やアイシン精機、デンソーなどの工場が建ち、住宅も点在する。伊勢湾岸自動車道の豊田南インターが開通したことで、人の出入りも増えていた。

 山本副校長によると、学校周辺では4月30日午後4時半ごろ、校門の外や竹やぶで男が体を露出させ、同月中旬には下校途中の女子生徒が男に襲われかけた。学校はこれらの情報と、連休中の部活動中止を全校生徒に電話で伝えたという。

 清水さんの家がある愛知県豊田市によると、同月29日、現場近くの書店で男がトイレに女子を連れ込むなど、07年1月以降11件の不審事案が起きている。

 市が把握した以外にも、昨年12月ごろ現場近くの公園で不審者が複数回目撃され、清水さん自身も今月1日午後7時、自分のブログに「なんかこわいんだけど/お母さんおそいよお」と書き込み、2日正午すぎには「気持ち悪い/部活どうしよ」と書き最後の日記を終えている。

 相次ぐ事態に、豊田市は昨年度、生徒や保護者に不審者情報を一斉メールするシステムを導入。小中学校には警報装置を設置し、民間警備会社にパトロールを委託するなど防犯体制を強化していた。

 さらに、付属高の所在地・刈谷市でも、すべての市立保育園に監視用ビデオを設置したり、小中学校に鍵付き門扉を取り付ける対策を実施し、豊田市に隣接する岡崎市では3年で街路灯を2130本増設する防犯計画を実施に移していた。

 こうした自治体の努力にもかかわらず、今回事件が起きた。清水さんが住む地区の神谷幹夫区長(65)は「学校の防犯対策は向上している」としたうえで、今回のような事件を防ぐには自治体間の一層の連携が必要と訴えた。【式守克史、木村文彦、丸林康樹】

毎日新聞 2008年5月3日 23時05分(最終更新 5月4日 2時17分)

上野のパンダ死す(;;)

ブログネタ:動物園と水族館、どっちが好き? 参加中

 先月末、上野動物園のパンダパンダが死んでしまった。その数日前、体調不良のため公開を中止した、とのニュースを見たばかりであった。
自分が子供の頃は、中国から日本に初めてパンダがやって来たのが上野動物園、という印象が強かったです。ランラン、カンカンに次いでホアンホアンがお馴染で、その後代替わりしたとはいえ複数のパンダがいたはずが、いつの間にか1匹になってしまっていたのですね。。

上野動物園へは、辞めた大学の友人達(当時)と行った事があります。もう10年位前になるでしょうか。その一人は、嫌な事があると上野動物園に行き元気が出るのだそうです。グー
私は最初「動物園クマウサギなんて子供騙しな」と思っていましたが(それまでは、幼稚園時代の遠足で市内の野毛山動物園に2回行っただけだった)、行ってみて、成人でも結構楽しめるのだと思いましたビックリマーク市内の動物園より各檻も広く自然を活かしている感じで、そこで気ままに暮らす動物達が何ともがあるなと、動物園を見直したのですよ(^o^)音譜(生き物好きの私は、水族館フグクマノミも良いと思うけど、やはり動物園派ですかね。馬ブタペンギン
ちなみにこの時も、パンダは一番人気で、1列に前進しながらでないと見られなかったのですよ。ガーンだから遠くから一瞬のみ。しかも寝てたぐぅぐぅし・・・汗このパンダも、今回死去したパンダでしょうか。

それにしても、上野動物園からパンダがいなくなってしまったとは・・・何とも寂しいです。しょぼん
個人的には、パンダほど大人もかわいい動物はいないと思っています。そんなパンダをまた見たいけれど、関連記事への意見は醜いものばかり・・・和歌山かどこかの動物園のパンダは1億円でレンタルだとか!?えっ日本での繁殖も試みているようですが、生まれた子供もすべて中国に返還だそうで・・・そこまでしてまで、パンダを借りたいとは思いませんね。中国は最近、食品やオリンピック問題など、不信感は拭えない部分もありますし・・・石原都知事の「パンダは要らない!」発言は、現時点ではごもっともと考えます。
しかし、あんなかわいい動物が、政治や金儲けの手段として利用されているのは、何とも悲しいですね。。

 最後に、今回死亡したパンダに関する記述パンダの日本での歴史 、そして動物園にについて書かれたサイトを紹介します。

>教師の責務とは?

 前回エントリー「事件(事故)相次ぐ学校 」へコメント下さったお二方、ありがとうございます(まとめて返信致します)。


前回も書いた通り私も、このニュースを最初に見た時、康二郎さんと同様「ああ、また滝川」とまず思ってしまいましたし、相次ぐ大事件にこの学校の管理のずさんさが否めない気はします。

主犯に関する噂 は、ネットで学校名を検索すると色々出てきますし、昨年の事件 について詳細の書かれた「まとめサイト 」なるものも存在しています。真実かどうかは分かりませんし、確証がないのに実名が流れるのはマズイでしょうが、ここまで大々的に名指し批判が集中すると「火のない所に煙は立たない」かもしれません。いずれにせよ、これだけ酷い事をしながら処分も行われず反省もせずに何事もなかったように生活している主犯を始めとする加害者や、不誠実な対応の学校に対する、多くの人々のの怒りと感じています。


しかし一方、カズゴンさんのおっしゃる通り「教師が監督責任まで負っていたら」というお気持ちも分かります。
自分も僅かながら経験ありますが、教諭の仕事の中でも、部活指導(自分の特技を活かせたりやりたいクラブの顧問をさせてもらえる事はまずないです)は最も大変な業務に入ると思います。まして、活動的で多少の無茶もし得る男の子の管理は尚更ではないでしょうか。
これは部活に限らず、(桐蔭での事故のように)教室についても同じだと思います。私は経験ありませんが、40人前後の子供達の責任を負う担任業務も苦労多いと察します。
「立派な教師もいれば、中途半端な教師まで」というのも真実で、担任がどういうタイプの教師に当たるかで、生徒達も大きく影響を受けますし、そのクラスの各科目を受け持つ他の教師達の働き易さもかなり異なってきます。その点において私は、かなり恵まれていました。どの学校でも、自分が授業を担当したクラスの担任の先生方は協力的で、何かあると率先してフォローして下さいましたが、いい加減な担任のクラスを担当した同僚(当時)などは、生徒は問題児が多いにも関わらず(そういう担任は生徒も放任で、躾けられない)、協力してくれるどころか「貴女が悪い」とみなされたり意地悪をされたりなど、辛そうでした。
ある勤務経験校にて、当時授業を受け持っていたクラスの担任の先生の一人が私に
「生徒達の表情って、担任の性格がそのまま表れるのですよ」というような事をおっしゃったのが思い出されます。

横道それましたが、どの学校にも良い先生もそうでない教師もいらっしゃる。しかし、校長が心ない場合が多く、そういうトップの姿勢が学校に反映されてしまい、下っ端が精一杯現場に臨んでも報われないのですよね。。


「学級崩壊」―自分は目の当たりにした事はありませんでしたが、複数の勤務経験校にて過去にある学年(自分は関わらなかった)で、それに近い事が起こったらしいです。


 ところで申し訳ないのですが、以後しばらくコメントを頂いてもお返事出来なくなりますが、どうかお許し下さい。更新もキツくなってきたので、世の中が連休中にあと1~2回ほどしたら、しばらくお休みさせて頂く予定です。

事件(事故)相次ぐ学校

 また滝川か―数日前のテレビで、滝川高校アーチェリー部の高1生徒の頭に矢が刺さったという事故が起きた、とのニュースが流れた。
滝川高校といえば、昨年夏~秋にかけて、高3(当時)生徒のいじめ自殺 で大問題になった学校である。あの事件も、結局はきちんとした対応せずにうやむやにされてしまった感じだ。リンチに加わった3,4人は補導されたようだが、ネット上の噂によると、主犯は何の処分も受けず、推薦の決まっていた大学にそのまま入学しのうのうと暮らしているようだが、これは本当だろうか?だとしたら、あまりにも理不尽で許せない話だ!メラメラ

今回は故意でなかったにせよ、世間を騒がせた大事件から1年も経たないうちに、また全国的に報道されるような事件が起きるとは、学校側の管理不足も甚だしいのではないだろうか?


重傷:男子部員の額にアーチェリーの矢 神戸・滝川高

 28日午後1時10分ごろ、神戸市須磨区の私立滝川高で、アーチェリー部員の男子生徒(15)の額に、別の男子部員が誤って放ったアーチェリーの矢(長さ65センチ、太さ5ミリ)が刺さった。矢は頭がい骨を貫通していて重傷だが、意識はあり命に別条はないという。

 兵庫県警須磨署の調べなどによると、部員はともに1年生で、校舎3階の部室(約17平方メートル)で部活動の準備をしていた。アーチェリーの弦の張り具合などを調整中、誤って矢を放ったという。当時は昼休みで、顧問の教諭から部室の使用許可は得ていた。

 折戸善信校長は「弓矢を人に向けてはならないと普段から指導していた。今後、更にしっかりと管理する」と話した。【米山淳、高山梓】

毎日新聞 2008年4月28日 20時38分


それにしても、被害者の生徒が心配です。「頭蓋骨貫通」とはすごく痛々しいし「命に別条はない」と言っても、後遺症とかは大丈夫でしょうか・・・?


 似たような事故が更に少し前に、あの桐蔭学園でも起きた。高2の男子生徒が教室にて、傘で素振りを始めたところ、傘が飛んで仲間の目に突き刺さったと・・・「脳挫傷」「眼球損傷」「意識ない」と、もっと深刻な状況です。。

「桐蔭」といえば、我らが神奈川県内の新興進学校として急成長した学校です。規模も大きく、高校卒業後は予備校・大学その他至る所で、桐蔭出身者とは必ず出会ってきました。そして皆、優秀なのですよ。ひらめき電球もちろん、あれだけの人数がいれば生徒もピンからキリまでいるでしょうし、また学校のやり方には賛否両論あれど(今回は論じません)、やはり県内で一目置く学校ではありました。
高校野球でも、しばしば甲子園出場しているなど、文武両方で名を上げています。なので、そのような学校での大事故にはショックです。。
「高校生にもなって傘を振るなんて」との声も多いですが、この年代の男の子なら、一歩誤ると怪我などになりそうな事をしでかす可能性もあり得るでしょう。とはいえ、被害生徒は校内で一瞬のうちにこのような悲劇に遭い、むごいです。この子の将来(今後)や親御さんの気持ちも考えるといたたまれない思いです。そして、このような大怪我を負わせてしまった生徒も、どんな思いでしょうか。

そういえば桐蔭も、昨年秋頃に柔道部員達が女性相手に強盗を行った という事件もあった。全く、情けない!むかっ当時高1だから、今回の事故の生徒と同級生ですね。。
実はこの頃、長年校長を務められた理事長が亡くなられたと知りました。カリスマを失い、求心力も弱くなっているような気がします。

事故:傘目に刺さり男子生徒重体 横浜・桐蔭学園

 横浜市青葉区鉄町、桐蔭学園(榊原滋理事長)は19日、高校の教室で同級生が振り回したビニール傘が男子生徒(16)の左目に刺さり、意識不明の重体になったと発表した。

 学園によると、18日午後3時50分ごろ、同校北棟の教室で、同級生の男子生徒(16)が野球のバットを素振りするようにビニール傘を振り回したところ、握っていた柄の部分から本体が抜け、近くにいた男子生徒の左目に突き刺さった。救急車で病院に運ばれ、脳挫傷と眼球損傷などのけがをし、意識がないという。事故当時は放課後で、教室には生徒が十数人いた。【中島和哉、鈴木一生】

園山俊二と「ペエスケ」「ギャートルズ」

 茶々さん、コメントありがとうございました。私は逆に今は、天気図はスクラップしていません。昨年は中学生の授業を担当しなくなり、今年は学校教師も辞めたもので・・・汗


 本題ですが、当時の朝日新聞4コマ漫画は、「フジ三太郎」も「ペエスケ」も存在感が大きかったです。社会的なギャグの利いた前者が私には面白かったのですが、こちらはほのぼのとした感じがありましたね。
また、フジ三太郎の登場人物は年月を経ても歳取らないのに対し、ペエスケ氏は「独身→結婚→子供ができる」と、年々歳を重ねていたように記憶しています。
バレエをやっている女性、言われてみればいたような気がしますが、はっきりとは覚えていなくて・・・

なお、ペエスケさんの名字は「平野」、奥さんの名は「ヒロコ」、娘は「ヒロミ」 と記憶しています。蛇足ですが、自分が小学校4年の時の担任が平野先生という、当時着任2年目の25歳男性教諭でしたが、この年にご結婚され(今にしてみれば「早い!」と思う)、奥様の名前が「ひろみ(漢字は分からない)」さんとおっしゃるそうで、この漫画と被った記憶があります(^_^;

「ペエスケ」に関するサイトと昨年の記事を見付けたので以下にリンクします。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~gata/gata21.html

http://www.asahi.com/komimi/OSK200712010040.html


作者の園山俊二氏は、連載中に病床で亡くなられたのが惜しまれます。後に知ったのですが、早稲田の漫研出身だそうですね。

同氏のもう一つの代表作といえば、過去にアニメ化もされた「はじめ人間ギャートルズ」。原始時代を舞台にし、他の漫画にはない独特な雰囲気を放っていたと思います。

蛇足ですが、この主人公の少年「ゴン」の仲間に猿(と言われているが珍獣という感じ)の「ドテチン」がいましたが、横浜の東急ハンズより少し先、大手予備校K塾の近くに「どてちん」という名の居酒屋があるんですよ。入った事はありませんが。看板にもこのドテチンの絵も描かれています!(下の写真)
(なお、教師時代のある授業中、この漫画の名が挙がった時、上記の話をしたら、生徒に「オタク」と言われてしまいました・・・(^_^;)
どてちん


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教師の危機(?)&推薦ブログ

 今日は、初めてコメント下さったarinco様への返信をしつつ、あるブログを紹介させて頂きます。

arincoさんも、生物史から、自然の摂理を読み解く 」の読者様なのですね!あちらにも書かせて頂いたのですが、それは後ほど述べるとして・・・


>非常勤講師だけでなく教員全体が危ない!

arincoさんやお友達の先生の思われている事と違うかもしれませんが、私も自分なりにそう感じています。自分は非常勤経験が多く、親しくなる教師仲間も講師ばかりゆえ、講師の立場から問題を取り上げていますが、曲がりなりに(1年ながら)専任教諭も経験し、講師とは違った大変さがありました。肉体的にも精神的にも結構やられ、その時は、勉強(授業)に専念出来る(と当時は思っていた)非常勤を羨ましかった事もありまして(^_^;
講師として勤務した学校の専任の先生方も、やはり精神的に参る事もしばしばと伺いますし・・・

教師が威張って生徒や保護者がビクビクしていた私達の生徒時代とは違い、今は信じられない親子や、少子化による生徒確保、加えて私学の場合は経営難など、教師はより肉体的・精神的負担を強いられていると感じます。

紹介頂いたリンク先 も拝読しました。この方のおっしゃる通り、教師も日々勉強(研究・修行)せねばならない事は承知しています。しかし現実問題、専任教諭はむしろ雑用などに追われ、講師は薄給の中それ以上に働きながらすぐに切り捨てられ(特に後半は次の職探し等)生きていく事で精一杯になってしまい、そうした余裕が持てない状況です。これで更に「教員免許更」などくだらない制度 が出来ては、ますますその余裕が失われると危惧しています。
まずは、教師達が安心して働けるような環境を作って頂きたいと願います。そのためには、(自分は私学のため、その立場から申すと)校長を始めとする上層部には部下達に対し、もう少し血の通った待遇をして頂きたいのです。


横浜ご出身との事で、同郷の方の存在は嬉しく思います。ニコニコただ勤務経験校は、横浜市内もあれば、横浜市外の神奈川県や東京都内もあります。それに本当は「どの学校かがバレてはいけない」という気持で書いてはいるのですが、分かる人には分かってしまうようです。。(苦笑)汗


 以上がお返事ですが、紹介したいブログは、本文最初でも挙げた
生物史から、自然の摂理を読み解く 」です。

大学で生物学を専攻し、大学院も修了後は生物教師をしてきたた私は、昨年秋頃に見付けて以来、興味深く拝見しています。特に教師時代は、生徒からの思いがけない質問に答える際に、手持ちの資料以外で解決しなかった場合、ネットでの検索も行い、そんな時にあのサイトにヒットしたのです。生物に関するものすごい情報量に感服し、以後、本ブログの「ブックマーク 」としても勝手にリンクさせてもらっていました。ひらめき電球

そして先日、こちらに書き込み下さった方のリンクに飛んでみると、何とあのブログで驚いたと共に、あのサイトの方々も本ブログをお読み下さっている事に嬉しく思い、私も書き込みさせて頂いた次第です。更に、そこの読者の方にもいらして頂き、有り難く思いました。

あちらで頂いたコメント によると、専門の方々ではなかったのですね!!20人ほどで勉強されているとの事。最近のエントリーは私も新たに知る内容が多く、恥ずかしながらご意見出来るほどの知識はないかもしれないですが、気付いた事がありましたら、時間が許せばコメントさせて頂こうかと思っています。

生物に興味ある人はもちろん新たな知見も得られますし、そうでない人は写真などを見て「生命の神秘」に触れられると思いますので、ご覧になってはいかがでしょうか?


私も、今後は生物学に関するエントリーも増やしていけるよう、勉強していきたいと思います(^_^;本