事件(事故)相次ぐ学校 | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

事件(事故)相次ぐ学校

 また滝川か―数日前のテレビで、滝川高校アーチェリー部の高1生徒の頭に矢が刺さったという事故が起きた、とのニュースが流れた。
滝川高校といえば、昨年夏~秋にかけて、高3(当時)生徒のいじめ自殺 で大問題になった学校である。あの事件も、結局はきちんとした対応せずにうやむやにされてしまった感じだ。リンチに加わった3,4人は補導されたようだが、ネット上の噂によると、主犯は何の処分も受けず、推薦の決まっていた大学にそのまま入学しのうのうと暮らしているようだが、これは本当だろうか?だとしたら、あまりにも理不尽で許せない話だ!メラメラ

今回は故意でなかったにせよ、世間を騒がせた大事件から1年も経たないうちに、また全国的に報道されるような事件が起きるとは、学校側の管理不足も甚だしいのではないだろうか?


重傷:男子部員の額にアーチェリーの矢 神戸・滝川高

 28日午後1時10分ごろ、神戸市須磨区の私立滝川高で、アーチェリー部員の男子生徒(15)の額に、別の男子部員が誤って放ったアーチェリーの矢(長さ65センチ、太さ5ミリ)が刺さった。矢は頭がい骨を貫通していて重傷だが、意識はあり命に別条はないという。

 兵庫県警須磨署の調べなどによると、部員はともに1年生で、校舎3階の部室(約17平方メートル)で部活動の準備をしていた。アーチェリーの弦の張り具合などを調整中、誤って矢を放ったという。当時は昼休みで、顧問の教諭から部室の使用許可は得ていた。

 折戸善信校長は「弓矢を人に向けてはならないと普段から指導していた。今後、更にしっかりと管理する」と話した。【米山淳、高山梓】

毎日新聞 2008年4月28日 20時38分


それにしても、被害者の生徒が心配です。「頭蓋骨貫通」とはすごく痛々しいし「命に別条はない」と言っても、後遺症とかは大丈夫でしょうか・・・?


 似たような事故が更に少し前に、あの桐蔭学園でも起きた。高2の男子生徒が教室にて、傘で素振りを始めたところ、傘が飛んで仲間の目に突き刺さったと・・・「脳挫傷」「眼球損傷」「意識ない」と、もっと深刻な状況です。。

「桐蔭」といえば、我らが神奈川県内の新興進学校として急成長した学校です。規模も大きく、高校卒業後は予備校・大学その他至る所で、桐蔭出身者とは必ず出会ってきました。そして皆、優秀なのですよ。ひらめき電球もちろん、あれだけの人数がいれば生徒もピンからキリまでいるでしょうし、また学校のやり方には賛否両論あれど(今回は論じません)、やはり県内で一目置く学校ではありました。
高校野球でも、しばしば甲子園出場しているなど、文武両方で名を上げています。なので、そのような学校での大事故にはショックです。。
「高校生にもなって傘を振るなんて」との声も多いですが、この年代の男の子なら、一歩誤ると怪我などになりそうな事をしでかす可能性もあり得るでしょう。とはいえ、被害生徒は校内で一瞬のうちにこのような悲劇に遭い、むごいです。この子の将来(今後)や親御さんの気持ちも考えるといたたまれない思いです。そして、このような大怪我を負わせてしまった生徒も、どんな思いでしょうか。

そういえば桐蔭も、昨年秋頃に柔道部員達が女性相手に強盗を行った という事件もあった。全く、情けない!むかっ当時高1だから、今回の事故の生徒と同級生ですね。。
実はこの頃、長年校長を務められた理事長が亡くなられたと知りました。カリスマを失い、求心力も弱くなっているような気がします。

事故:傘目に刺さり男子生徒重体 横浜・桐蔭学園

 横浜市青葉区鉄町、桐蔭学園(榊原滋理事長)は19日、高校の教室で同級生が振り回したビニール傘が男子生徒(16)の左目に刺さり、意識不明の重体になったと発表した。

 学園によると、18日午後3時50分ごろ、同校北棟の教室で、同級生の男子生徒(16)が野球のバットを素振りするようにビニール傘を振り回したところ、握っていた柄の部分から本体が抜け、近くにいた男子生徒の左目に突き刺さった。救急車で病院に運ばれ、脳挫傷と眼球損傷などのけがをし、意識がないという。事故当時は放課後で、教室には生徒が十数人いた。【中島和哉、鈴木一生】