非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦 -39ページ目

10年前の自分、10年後の自分

ブログネタ:10年後の自分、どうなってたら嬉しい? 参加中

 昨日の総アクセス数が3250と(2000越えはあったものの3000越えは初めて)、ブログ開設以来最高となりましたビックリマーク皆様のご愛読に感謝致しますm(_ _)m

 テレビドラマも新番組が続々と始まっていますね。ここ最近、帰宅が夜遅い事が多く、テレビも最近見なくなっているが、今日はそんな中でもいつもより早めに(と言っても、9時半頃)家に着き、今日からスタートする「Around 40」という、天海祐希主演のドラマが間もなく始まるところだった。40歳を目前にした(39歳の)女性達のストーリーといった番組宣伝を何度か目にしており、やや興味あったが・・・
何だ、主人公は医者ですか~結婚に関しては心配とはいえ、社会的地位も収入も安定した充実した仕事に恵まれ、羨まし過ぎますよ。むっ
先日、誕生日のエントリー でも触れましたが、私達の世代は頑張り続けても仕事にも恵まれず、婚期を逃している人は結構いるそうで(自分も含め)、安定した職も収入もない中で将来への不安を抱えているようです。
このドラマ、母は楽しみにしていたようでじっくり見ていたのだけれど、その傍で食事をしながら、自分は何だか虚しくなりました。。ダウンまあ、この方々は私達よりは少し上の年代ですが、自分もそろそろかなりヤバくなっているもので・・・汗

 そんな自分は今年、自身の将来のための活動中心にさせてもらっていますが、それが叶えば人生もかなり開けてくるのでしょうが、どうなることやら。ダメなら一生不幸かも。。しょぼん
10年後ですか・・・その頃にはいい加減、安定しやりがいある仕事に就いていたいですし、結婚して子供も産まれていてもらいたいですね。男の子男の子も女の子女の子も両方欲しいです。
そのためにも、ここ数ヶ月は正念場になりそうです。

 気が付けば、紆余曲折(浪人・最初の大学中退・フリーターなど)の後、(きちんと卒業する事になる)2度目の大学入学学校がちょうど10年前なんだ!!もう、そんなに年月が経ってしまったのかと驚きとショック。。叫び
あの時は、年下の同級生達に馴染めないとかほざいていたが、今思えば今までの人生の中では、この大学入学~大学院修士1年目が一番充実していたかな。
あの時は、まさか10年後こんな惨めな生活をしているとは、想像だにしませんでしたよ・・・(苦笑)ショック!

さて、今まで長年、辛酸なめまくりの私に、本当に人生の桜は来るのか・・・はてなマーク

アナCAN 公式HP

AERA '08.4.14号 学校特集

 先日、新聞朝刊の広告にて、雑誌AERAの学校関連特集学校の見出しを見て気になったが、「私立高校偏差値ガイド 」からもトラックバックを頂いたように、このブログ管理人hot氏も取材を受け宣伝しておられた 事もあり、ますます興味が湧きました。
そこで購入し、ざっと目を通してみたのですが・・・正直、期待外れ、むしろ一連の記事に不快感さえ抱いてしまった。


 今回の特集でメインかつ巻頭の記事が「女子校と男性教師」。見出しと共に女子生徒と男性教師の意味ありげなシチュエーションの写真をバックに、女子生徒と男性教師の恋愛やそれに近い実例が書かれていた。これにものすごい嫌悪感!プンプン
次のページにも、中高6年間で男性教師だけが身近な異性という環境による「恋愛圧力」みたいな事ばかり書かれている。
終盤部は、女子校で苦労する教師達の声が複数載っていたが、男の子にはない女の子への密なコミュニケーションへの難しさみたいなものが多く、「なるほど」と伝わってくるものがなかった。
正直これでは、世間が偏見を持っているような「女子校」のイメージを助長させてしまう感じで、生徒としても教師としても女子校を経験してきた自分としては、非常に不愉快な気持ちである。特に自分は、女っぽい事が大嫌いな性格ゆえ余計に。
両者の恋愛ケースが全くないとは言わないが、私が見てきた中では、そういうのは本当に稀な少数です。
特に、女子校勤務時代の男性の先生方は、ご苦労が多い中で本当に頑張っておられた。生徒時代(教師時代も?)には変な教師もいくらかいたが、恋愛とは無縁のものだ。
生徒達もファン程度の軽いノリだと思う。そういうのに冷静な子も多かったし、それぞれ自分達なりに学校生活を楽しんでいると感じます。
はっきり言ってあの記事は、(ごく一部を除く)女子校生達や男性教師方へ本当に失礼だと思う。


なお、文中「私立中高の教師の声を集めたサイトを運営する男性講師」が、恐らくhotさんでしょうか。
それと、このコーナー最後を締めているのが、何と、私の出身校の先生(現校長:在学時お世話になった先生の一人)でありましたよ(^o^;


 他のテーマは、地方から首都圏私立(中高一貫)に入学し、父を残して東京に住む母娘の事や、熱過ぎる親への対応苦、増加する大学付属校、といった内容であった。どれも快く思えない・・・現在の学校を取り巻く環境って、本当に嫌だなと。
大学付属増加に関しては、自分も思うところがある。この記事でも名前が挙がった横浜山手女子については、1,2ヵ月前に聞いて驚き言いたい事があるので、いずれ取り上げたい。


 いずれにせよ、私が期待していた、下っ端教師達が感じている内部事情には触れられておらず「所詮マスコミなんて、興味本位の事ばかり書くんだよな」というのが本音である。
女子校以外のテーマも、生徒をじっくり指導出来るラインに立たせてもらえず、保護者に名前さえ知られない、1年で使い捨てにされる講師には、遠い存在の話題にしか思えなかった。
hotさん、辛口批判で申し訳ありません。もしかすると、お話された事が記事に反映されていないのかも、とさえ思えてしまいます。


まあ、こういうものは、それぞれの経験から語られるもので、立場によっても異なってくるでしょう。
私も年数は浅かったながら、女子校・男子校・共学すべて経験し、どれも全く違った雰囲気で色々感じてきました。そういう体験も折を見て、徐々に述べていこうと思います。

入ってみたい大学、入りたかった大学

ブログネタ:入ってみたい大学は? 参加中

学力に関係なく入ってみたい大学ベスト5学校

1位:東京大学       理科三類
2位:東京医科歯科大学 医学部医学科
3位:横浜市立大学    医学部
4位:慶應義塾大学    医学部
5位:千葉大学       医学部

医学部病院ばかりで恐縮です(^_^;しかも、首都圏のすごい所ばかりで・・・(苦笑)
でも実際、この中に自分が受験生時代に目指していたのが2校(うち1校は実際に受験した)がありまして・・・まあ、ダメだったからこんな事しているんですけれど汗
でも再受験の時は、その2校も模試でA判定を出し続けられていたんですよチョキ(さすがに1位はあり得ませんが。。)まあ、そんな事を言っても、受からなかったのだから仕方がないですが・・・

実際に受験した1校というのは、最近、学部長による学位取得の際の金銭問題 がニュースになった所です。そう言ってしまえば、分かる人には分かりますよね。(^^;
ここは、高3の時から第一志望にしていました。ただ、当時の学力では遥か遠く、担任にそれを恐る恐る述べたところ「東大理科二類と同じ偏差値」と当時で言われました。私の再受験時には(多分今も)、東大理二より高くなっていましたけど。予備校時代には、所属コースの人皆、憧れながらなかなか叶わない大学でした。
国公立は事実上1校しか受験出来ないし、今思うと、財力があれば私立でも良いから行きたかったです。学費がバカ高く(千万単位)、普通の家庭では行かれませんから。
この学部を目指すには、多大な時間と労力が必要です。そして、普段どんなに難関国公立大に合格出来る成績を模試等で取れていても、落ちればただの人。いや、何もかも犠牲にして長期間を費やした分、そのリスクは大きく、想像していなかったような落ちぶれた人生(毎年使い捨てられの中高講師)を歩む事になるのです・・・(悲)

なお、上記の事件についは、こういうお金が動くやり方は嫌いですが、小耳に挟むところによると他の大学でもあるらしいですね。全く悲しい話ですが、それでも行きたかった、○浜○大!(^^;

 ちなみに東大は、医学部でなくても行きたかった気持ちはあります。現に、センター試験で後期日程は上の学部が出せなくて、理科二類を出願した事も。
結局、大学で生物学を専攻する事になった自分は研究を続けるべく大学院を目指しましたが、やはり東大は一番に考えましたね。しかし、専門科目はその大学に沿ったものが出るので、つてのなかった自分は対応しきれず、理学系は(志望した研究室の教授によると)あと一歩及ばず、医科学修士は1次は突破したものの2次でダメで・・・この大学も、縁なく終わってしまいました。。

 今日は、自分の過去をぶっちゃけてしまいました(^o^;)自分の生き恥さらしていますね(^_^;
ここ最近、教員雇用問題ばかりで大人(特に教師)向けしかも暗めな内容になってしまったため、ここで少々肩の力を抜いた(?)若者でも読む気になれそうなものを書こうかと。
冬に既に「進路を目指す高校生へ」と題して、2,3のエントリーを書きましたが、自分が学校で担当してきた生徒の最年少も高校生(中高に在学しているのは高1と高2しかいなくなった)となったこの春、この年代の人達も、大学進学について考えるようになるのだと思いつつ、クチコミのお題にもあったので、思いっきり書いてしまいました(笑)

これから教師になられる方々へ(part time teacherさんへの返信も兼ねて)

ブログネタ:新入生、新入社員の皆にひとこと 参加中

 数日前、本ブログにトラックバックが届き、教師関係のタイトルだったため訪れてみると、この春から非常勤講師をされる事になった方のブログでした。エントリー記事では、我がブログも紹介 されていますビックリマーク
さっそくコメントさせてもらい、相互リンクもする事に!

気分刊 教員新聞 (管理人:part time teacherさん)

それらのお礼として、再開したばかりのコメント欄に一番乗りで投稿下さり、更に思う事を返信したいと思います。クビ続きで学校を辞めた人間が助言など出来る立場ではないのでしょうが・・・(苦笑)
ただ、本ブログもアクセス数が増えて安定し、同業の方々からの声も頂いたりなど、講師採用実態などを知るサイトとして認められつつあるようですので、part time teacherさん以外でも今春から教職に就く、あるいは既に経験者でも本ブログを初めて知る人向けに、書かせて頂く事にします。

 改めて簡単な自己紹介
私は、紆余曲折を経ての大学・大学院修士を卒業後の4年間、私立中高(通信制サポート校1校含む)教員を4年間行ってきました。学校主に非常勤でしたが、専任も1年ながら経験あります。
周辺記事にも書いた通り、とりえず学校は3月で辞め、今年度は自身の将来を優先に活動する事にしました。学校教員に復帰するかは、今後の状況次第ですね。

 これから情熱を持って学校教育に携わる方々が、その思いを持ち続けながら働ける事を願ってやみませんし、こちらも明るいエールを送りたいのが本音であります。
しかし、ここでも何度も嘆いてきたように、現在の学校(自分は私学ゆえ、公立は多少異なるかもしれませんが)は、悲しいかな、新人や講師を続けている者にとって、決して働きやすい環境でないのが実情です。生徒の対応よりもむしろ、雇用問題が大きな原因となっているのです。これに関しては、まだ書ききれていない事もありますので、機会があるごとに述べていく予定です。

 part time teacherさんからのコメントに戻すと・・・
勤められる学校の形態は書かれていませんが、雇用状況からして私立でしょうか?(違っていたらごめんなさい)
面接時には「常勤講師」の予定が「非常勤」として契約ですか・・・最近、こういう私学は結構あるんですよね。。面接時と採用後で(あるいは翌年度の更新に関して)話が違うなんて、ほとんど毎度の事でした。
しかも、給与等の待遇面も明示もなかったとの事。実は、このケースを体験した講師仲間います。これから始められる方に、細かい事を書くのは今回は控えますが(^_^;
ただ、不明な点や納得いかない点は、ためらわずに尋ねる事をお勧めします。私も専任時代は何も言えなかったように、経験が浅いと言いづらい部分もありますが、学校側の思う壺になる必要はないのです。
私の場合は幸い、どの学校でも給与・賞与等に関しては面接で言って頂けましたが(ただ、中には無償の補習や行事手伝いも条件だった所も!)、その前年度に苦い経験をするたびに気になる事は、積極的に聞くようにしてきました。それでもこんな目に遭ってしまいましたが(苦笑)

貴殿の学校の対応に「?」と思う点もありますが、個人的には、初めての場合は非常勤で始められるのが良いのでは、と考えます。
正直「常勤講師」という身分は、一番大変だと思っています。仕事量・内容は専任と同じで、待遇は非常勤講師に近いのですから。人件費を節約してこき使え、短期間(1~3年くらい)で保障をせずに首を切れ、学校側にとっては最も都合の良い雇用形態なのです。最近の教員募集では、(非常勤講師以外では)専任は募集せず、代わりにこの常勤講師で採用になっています。教師仲間や過去の同僚でも、この形で採用された人は、かなりの重責を強いられながら1or2年で退職となりました。。
ちなみに自分は、急病代講とサポート校の翌年度にいきなり専任をやりましたが、心身共に参ってしまいまして。。この学校のほとんどの専任は、講師からの昇格や他校での教員経験者でした(他の勤務経験校と比べ、生徒指導が大変と感じました)。
まだ授業準備ストックがないうちはこれに専念し教壇経験を積んで、慣れてきてかつ公務や生徒指導にも携わりたい場合は、常勤や専任のチャンスがあれば挑戦してはいかがでしょう。

今年は学校には勤めない事にしましたが、これまでの自分自身も講師仲間も、学校側(上層部)からは理不尽な目に遭っても、慕ってくれた生徒達を励みに頑張ってきました。たまに態度のひどいのもいますが、生徒はかわいいものです。ニコニコ最近でもたまに連絡携帯くれる子もいますし。
自分達も失敗や至らない部分はありました。でも、熱意を持って自分なりに精一杯望めば、たいていの生徒はそれを評価してくれるものです。
これからのご活躍を応援していますビックリマーク旗そして、これからもどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m


 本ブログ以外に、教師の方々の中で、特にお勧めのブログを紹介したいと思います。その他でも、ブログの有無に関わらず、同様の境遇の方々からコメントやメールを頂いてきましたが、情報交換は必要と思っています。

 ここでも何度か取り上げている、hot氏のブログ。
 タイトルからして、学校の難易度等をまとめたガイドものと思ってかったのですが(実は、そういう件を調べている時にヒットしましたし)、
 雇用実態を含めたありのままの学校現場の状況(「正にその通り!」と思う点多し)や教育関係のニュースなどを扱っています。
 この中で、私学採用情報のみをまとめたのが「私学非常勤講師マニュアル 」。

 数学の講師かねごんさんのブログ。
 こちらでも、非常勤講師問題が取り上げられた際、私のブログを紹介下さいました。

 「講師」ではなく、もっとお偉い立場の先生ですが、アメブロ読者登録をさせて頂いています。

第2次ベビーブーマーは不幸な世代?―誕生日を迎えて感じた事

 また、この日が来てしまいました。。子供の頃は楽しみだったのが、ある程度歳を経た今、毎年憂鬱な日でございます。ダウン本当にヤバい年齢になってきた(汗汗叫び
(ただ今、帰宅しましたが、様々な登録サイトから、誕生日祝いのメールはたくさん届いています。手紙しかし・・・「この日が来るのは憂鬱」と言ったものの、やはり知人の誰からも祝われないのは寂しいですね。。しょぼん
誕生日ケーキを迎えたという事で、昨年 と同様、今回も年齢・世代について考えた事を書きます。


 私達は、いわゆる「第2次ベビーブーム」と言われる世代ですが(自分としては、ブームの人間というのが嫌でたまらない)、親が戦後ベビーブームの「団塊世代」である場合が多いため(うちの両親はもっと上ですが)「団塊ジュニア」とも呼ばれたりします。私などは、この世代でもちょうど真っただ中でありまして・・・
そういうわけで、最も人口の多い年代ゆえ、大学受験戦争に苦しみ(特に自分は、理系ダメダメ女子校から某学部を目指していたため余計)ショック!、おまけに受験生の頃にバブルがはじけての不況、それまでの私大志向から(自分も目指していた)国公立志願者も余計に増えたのでした。。(悲)
私は、人より長い浪人&大学中退などしたため既に問題外でしたが、順調に(現役~1浪)大学入学していた同世代は、卒業の頃に今度は、不況の影響が深刻で就職難に泣かされる事に・・・ガーン受験戦争と就職難は、少し下の世代(私が大学再入学した時の同学年辺り)まで続きました。
本来、働き盛りの年代のはずですが、そうした大不況下で正規雇用が叶わず、更にどの業界でも(学校だけでなく)人件費削減のため、就職しようとしても短期間で使い捨てにばかりされ・・・


自分は数年間学校に勤めてきましたが、上記の傾向が特に強い所は、(使えない教師でも)50歳前後以上は長く居座りご自分の身は守っておられるが、私達はいつも使い捨てされ定着出来ず、代わりに20代半ばまでの若い人を雇うため、本来(ある程度の若さと経験で)その職場で力を発揮出来るはずの30代前後~40歳辺りがほとんど居ないなどという、いびつな年齢構成の学校もあります。既に触れたように、着任条件にかなり若い年齢制限を設ける所もありますし・・・これについても、まだ言いたい事はあるので、機会を見てまた。


 少子化も深刻で、子供を作る事も奨励されていますが、この周辺世代の労働条件を改善しないと、子供以前に結婚、いや、その前に、自身が身を立てて生きていく事すら困難な状況の人が(私を含め)増えるのではと、本当に危機感を覚えています。


 冬頃に見付けた記事を紹介します。正に私達の世代でしたビックリマーク就職がきっかけという事ですし、記事の偉そうな教授の考えだけでなく、上記で述べた事も関係しているのではと思わずにはいられません。ホント、一番嫌な年代に生まれてしまったなあ。。(悲)



引きこもり:最多は30~34歳 就職・就労きっかけで

 「引きこもり」となる原因は「就職や就労での挫折」が最多で、30~34歳の年齢層が最も多いことが東京都が行った実態調査で分かった。本人の心理や意識にも踏み込んだ引きこもりの公的な調査は全国初。不登校など学校時代の体験をきっかけとし、若年層が多いとされる従来の見方とは異なる傾向が浮かんだ。 

 調査は、都内に住む15~34歳の男女3000人を住民基本台帳から無作為抽出し、昨年9~10月に個別に訪問。1388人から協力を得た。うち10人を引きこもりと判断し、別途調査した18人を加えて計28人を分析対象とした。

 原因のトップは「職場不適応」と「病気」の25%だった。「就職活動不調」(14%)を加えると、就労・就職をきっかけとする人は39%に上った。「不登校」は18%だった。

 年齢層別では、「30~34歳」が全体の43%で最も多く、「15~19歳」「20~24歳」「25~29歳」はいずれも18%。引きこもり状態になった時期は「25~27歳」(29%)が最も多かった。

 一般の人との意識の違いを比べる(複数回答)と、「親との関係がうまくいかない」と答えた人は36%(一般は10%)▽「家族とよく話す」は32%(同66%)▽「家族から愛されている」は29%(同63%)--だった。

 調査をまとめた明星大学人文学部の高塚雄介教授(臨床心理学)は、都内の引きこもり人口を約2万5000人と推計。また、心理的に同様の傾向がある「予備軍」は都内で約18万人、全国で100万人を超えると見ている。

 高塚教授は、陥る人の特徴を▽自意識が強く状況変化に適応できない▽人と争って傷つくことを嫌う▽人間関係の訓練が不十分で逆境に弱い--と分析。「国の対策は、引きこもりとニートの分類が不明確で、現状に合った受け皿作りが必要」と話している。【佐藤賢二郎】

新年度なんですね&本ブログの今後(コメント返信含む)

 4月になり、テレビでも入社式大学入学式の模様が映し出されていました。

例年なら、学生時代は入学・進級しますし、学校教師をしていた時も年度ごとに職場を移るので、この時期は気分一新しますが(誕生日も近いし)、今回は学校には勤めない事にしたため、全くそういう気持ちが起こりません。まだ、前の学校の気分が抜け切れていない感じです(汗)汗
予備校に決まったとはいえ、先月末に講習を行い、レギュラーの授業に関してはまだ連絡なく(ここ、最初と言っている事がコロコロ変わったり、決定も遅くギリギリなのが困る)、自身の勉強に専念しているところでして・・・本
それゆえ最近は、ブログの更新回数が減っています。


にも関わらず先日、試験的ながら久々にコメント欄を再開してみました。
拒否していたのは、せっかく頂いてもお返事が書く余裕がなく苦しくなってしまったのに加え、一時期中傷カキコも入ったりしたからでした。
しかし、メッセージ機能を通して複数の(特に教師経験者の方々)から励ましや賛同のメールを時々頂いてきました。それらに勇気づけられ、私なんぞにお心かけて下さる方々に感謝すると共に、現実社会での講師仲間以外でも、似たような境遇の方々がいらっしゃる事が分かり、そうし方々との情報交換や他の読者様を含め皆様との交流を行えたらと思ったわけです。(とりあえず学校界を離れた今、いたずらカキコも減るのでは?と思われますし。)


開設して2年余り、もっと明るい記事(日常・関心を引くニュース・テレビ番組・スポーツ観戦など)を綴るつもりが、学校現場での体験を重ねるにつれ、それらを嘆くものも増えてしまいましたが、この問題は予想以上に広範囲で深刻と感じました。学校からは離れたとはいえ、もともと教育には興味あるので、これに関しては今後も考えていきたいと考えています。
ただ、本ブログをご覧になっている方の年代や立場が異なるため、ある世代の方々に見せるにはふさわしくないかもしれません。それゆえ、この問題中心の別ブログを作る事も考えましたが、今の自分に2つも持てる余裕もなく、お陰様でこちらのアクセス数も定着している事もありますので、このままいきたいと思います。
もし、不快な表現等がありましたら、遠慮なくご指摘下さい。

あ、もちろん、日常やテレビ・スポーツも書いていく予定ですよ。音譜


 コメントはさっそく多くの方から頂き、返信は真面目に考えたものもあるため、時間がかかりそうです。徐々に行っている最中なので、すみませんがもうしばらくお待ち下さい。あと、既にここやその方のブログ等で返信した方は、出来ないかもしれませんがお許し下さい。
以下、返信の中で、本ブログのあり方や自身の心境等を述べる事になると思います。



 佐藤さん、私の勤務経験校の生徒さんでしょうか? 
本ブログについては上記の通りであり、読む人によっては不快な気分にさせてしまった事、ごめんなさい。
ただ私達の悲痛な叫びを、むしろ前任校(もう現任校ではないのですね!)の校長を含む学校関係のお偉方にもお分かり頂きたいくらいなんです。そちらの下した対処等でこちらはどういう思いなのかを。
暴言を吐いた生徒に関しては事実を書いたまでで、悪口を言ったつもりはありません。これも自分では相当抑えて書いたのですが、ご指摘の箇所を含め乱暴な表現は訂正しました。それでも不適切なものがあれば、また言って下さい。
教師も人間、あまりに理不尽な処遇や態度の悪い生徒の言動には傷つくのです。それをこらえるのが務め、と言われればそれまでですが、最近はあまりにやるせない事が多かったもので・・・


 Mr.Kさん、上の方からのご指摘もあり、あまり言えないのですが、どの学校も同じようなものです(苦笑)またの機会に述べます。
実は、その前の学校でもバトりました(^_^;ここのお偉いさんのやり方は許せず、皆も怒っていたので・・・
更に前の学校では、とてもそんな勇気はありませんでしたが、自分も変に度胸がついてしまった感じです(苦笑) でも、泣き寝入りするよりは、人事は覆らなくても「おかしい」と思った事は主張して去った方がスッキリしました(笑)


 眠い人さん、前任校関係者の方のようですね。一連の記事にご気分を害されたなら申し訳ありません。
これだけは断言させて頂きますが、学校教師を辞めた原因に生徒は全く関係ありません。本当に、最近の私学採用実態への絶望と(つまり、学校上層部への嫌悪感はあります)、それに伴う今後の不安に尽きます。年齢もますます重ね、このままでは自身が生きていけなくなる危機感をより身近に感じるようになったのです。
確かに、生徒らの言動に参った事もありましたが、もっと大変な学校も経験しましたし、担任団のご協力により乗り越えられたと思っています(そういう点では、自分はどの学校でも恵まれていました)。
それに一方で、自分を評価してくれた生徒達がいたのも分かりましたし。
講師仲間も申していますが、理不尽なクビに遭っても、慕ってくれた生徒達を励みに次の学校で頑張れると。
私も若い人と接するのは好きなので、同様の気持ちで続けてきましたが、さすがに今回は将来への不安が上回ってしまいました。。結果的に貴校にトドメを刺されてしまった感じではありますが、前2校からの年々の積み重ねで、貴校着任時には既に相当失望していましたから、どの学校も原因です。
ただ、勤務経験校すべてに当てはまりますが、学校側の下した人事には腹立たしくても、自分を慕ってくれた生徒達はかわいいし、お世話になった比較的身近な先生方へは感謝しています。だから「こんな学校さっさと忘れて」などと悲しい事をおっしゃらないで下さい。この1年間や自分自身まで否定された気分になるではないですか・・・まあ私こそ、学校から忘れ去られていくのでしょうね。。しょぼん


 フランさんも、昨年度お疲れ様でした。もう新年度に向けて始動されているのですねビックリマーク
ある程度の年数継続されるのも、それはそれで悩みがおありなのですね。それでも、やはり3年(3校)連続1年で使い捨てされ、傷つきまくりで疲れきった自分には、それだけ長く居させて頂ける学校があるのは羨ましい限りです。仲間達も、だいたい1年で退職ですから。。フランさんより後に入られてお辞めになられた先生方は、ご自身の意思なのでしょうか?個人的には、講師を続ける場合は掛け持ちをして、そのうちの1ヶ所は核となるような(つまり、メインで長く勤められる)所があるのが理想です。
どうしても教師になりたい(中には他業種から転向された方も)、ご家庭を持っておられフルタイムで働けないようなお仲間は、毎年こうした目に遭っても次の学校を求めて頑張っておられますが、まだその前段階である自分は悩み抜いた挙句、今後生きていくために違う道を考えるのが賢明と決断しました。ご声援ありがとうございます。
前にも貴ブログ記事を拝見しましたが、最近は、私達の中高時代には考えられないような教師への言動がひどすぎる生徒がいますよね!しかし一方で、評価して慕ってくれる生徒達もいるはずです。
この厳しい採用実態の中、同じ場所である続けられる事が出来るのは、評価されているからだと思います。自分は継続経験がないので分かりませんが、同じ学校でも学年が違えば雰囲気も別で、だからこそ予想通りにいかないが面白い、と仰せの先生もいらっしゃいました。
新たな年度のご活躍も陰ながら応援しております。

女性教師達の不祥事

 2,3日前、どこかのニュースブログで見付け、アメブロニュースでコメント盛況、時折ここでも紹介しお世話になっているブログ(hot氏) でも取り上げられており、気になったので私も少しコメントしたいと思う。

昨秋に佐賀で、42歳女性中学音楽教師と元教え子の男子高校生との関係 がネットで騒がれ、本ブログでも取り上げた。これまで、男性教師女子生徒との事件はしばしばニュースになり、そのたびに腹を立てていたが、2007年度は、女性教師男子生徒の問題も複数目にする事になった感じです。


35歳女教師が15歳生徒に淫行 現役教師の意見は
 31日、沖縄県警は沖縄本島の中学校教諭の女(35)を自宅アパートで中学3年生の男子生徒に数回にわたってみだらな行為をしたとして児童福祉法で再逮捕した..........≪続きを読む≫


 佐賀の時は、40過ぎで夫子アリ、しかも学校をサボってこんな事をして、「何てみっともない、キモいバァさんだ!パンチ!」と呆れ軽蔑していましたが、今回は自分と同世代(あちらが若干年上ですが)の独身教師という事で、色々な意味でショッキング、少し考えてしまいました。
専任教諭には、非常勤講師とは別の意味で大変さがあります(経験あるので)。そのような中、時間的・精神的に余裕がなく、この年代の女性ならではの不安などを感じていたのではと察するものですから。生徒を本当に好きになってしまったんですね。。
でも、相手は中学生ですよね??私達の年代から見れば、高校生も子供(と言ったら怒られるかな?)と思うのですが・・・
上記のhot氏は「生徒と教師の恋愛はよくあること」と、容認 しておられる。この記事にリンクのあったアンケート でも、割が両者の恋愛ラブラブを「許せる」と回答しているのには驚きました!叫び
ただ、同氏の仰せの通り、「『好き』という気持ちには理由がないし誰にも止められない」かもしれません。これを受けて仮に恋愛は譲って認めたとしても、性的行為は断固反対!!むかっ
佐賀の事件 の際にも書きましたが、大人(特に親や教師)は、心身共に成長途中の中高生の体を守るべき立場だと考えるからです。
それに、生徒を1週間も自宅に(親の許可なしに)泊めた事さえ、教師以前に大人としてあるまじき行為。せいぜいデートくらいにしておけば良かったのに。。彼女も、こんな事件で全国的に知られてしまっては・・・自分だったら、恥ずかしくて顔も出せないでしょう、、、。


「教え子にみだらな行為」 中学女性教師、容疑で逮捕

2008年03月31日

 自宅で教え子の生徒にみだらな行為をしたとして、沖縄県警は31日、沖縄本島に住む公立中学教諭又吉奈美子容疑者(35)を児童福祉法違反容疑で逮捕した。「生徒が好きで行為に及んだ」と供述しているという。

 調べでは、又吉容疑者は1月25日から同31日にかけて自宅アパートに同じ中学校の3年生の男子生徒(15)を泊めて、複数回にわたってみだらな行為をした疑い。

 県警は3月10日、同じ男子生徒を夜間、保護者の承諾を得ずに自宅に滞在させたとする県青少年保護育成条例(深夜外出の制限)違反の疑いで又吉容疑者を逮捕=処分保留。その後の調べで児童福祉法違反の容疑が浮上した。



 更に、以下の記事も発見!!また佐賀で、51歳の生物教師の不思議な行動。最初は失礼ながら笑ってしまいそうでしたが、深刻な結末です。。(生徒は怪我&適応障害で不登校、教師は辞職)本来なら、こんな事件(事故)に発展せずに済んだはずだろうに・・・

生徒も教室を出る際に一言断るべきだったし、教師も一言注意するだけで十分だったわけで(自習なら、状況によっては容認もやむなしか?)。
なのに、つかみかかって、とっ組み合った(10分も!)後の冗談は寒すぎであり(他の生徒達には、詫びるのが一番かと)、その後の言動は異常と言うしかありません。

それに被害者の男子生徒は、年度初めから欠席気味だったとそうですから(でも事件直後、海外修学旅行へは参加したとは)、そういう生徒であれば尚更、対応に気を遣うべきでした。担任から申し送りはなかったのでしょうか?

しかし、この先生、うつ病で数ヶ月の休職から復帰されて間もなく、しかも生徒からの信頼の厚い「看板教師」との事。「医学部進学ランキング全国31位」なんですねビックリマークそういう学校での職務は、重圧も大きかったであろうと考えると、この先生もある意味被害者かもしれません。



男子生徒に強制キス…佐賀の“ヤバイ”熟女教諭暴走

02/26 17:14更新


 佐賀県内の名門私立高校で昨年11月、51歳の女性教諭が授業中に高校2年生(17)の男子生徒にキスを迫り、首に全治1週間のねんざを負わせたうえ、適応障害 のため不登校 に追い込んでいたことが分かった。佐賀県では昨年9月にも、中学校の女性音楽教諭(42)が元教え子の男子高校生(16)を、3日間にわたって連れ回して逮捕された。熟女教諭の暴走が止まらない。
 同校の関係者によると、事件が起きたのは昨年11月。生物の自習中、男子生徒が無断で廊下の棚にある教科書を取り、教室に戻ったところ、女性教諭は「何で何も言わずに出ていくの!」と腕をつかんで詰問した。
 「離せよ!」と振り払い着席しようとする生徒ともみ合いになったため、騒然となった教室を和ませるため、冗談のつもりで「この子はこんなに、私とキスしたいみたいよ~!」とキス攻撃を開始した。
 男子生徒と女性教諭は約10分も組んずほぐれつした挙げ句、互いにもつれ合いながら床に転倒。「私に触って何がしたいのよ」「キスしなさいよ!」と叫ぶ女性教諭は男子生徒の首に両手を回していたため、キス寸前までいった。
 生徒の眼鏡は壊れ、ブレザーのボタンも取れ、ショックで放心状態だったが、気丈にも翌日からのヨーロッパ 8日間の修学旅行には参加した。

都会の桜もいいですよ♪

ブログネタ:桜を見るならどこで見たい? 参加中

 遂に4月となりましたビックリマークもう新年度なんですね~しかし、その割には寒い。。
この季節に欠かせないのがですが、既に3月末に首都圏でも開花宣言が行われました。桜
実は先月27日、仕事で渋谷に行き終了後、駅周辺を歩いていたら、桜並木ライトアップ!!

渋谷夜桜1 歩道橋の上から。

渋谷夜桜2

渋谷夜桜3 少し奥(坂の上)まで歩きました。ここでは、他に数名の女性が撮影したいましたよ(笑)カメラ

これまでに渋谷は何度も行った事はありますが、このように夜桜を楽しめるとは思いませんでした。この時期に来たのは初めてかもしれません。

 その2日後、みなとみらい方面に遊びに行きましたが、こちらも桜が咲いていました。

みなとみらい桜

 春になると、日差しが温かく晴れ花も咲き黄色い花、どこかへ旅(遠出)したい気分になるのは毎年の事ですが、3月は年度末、4月は新年度という事で慌ただしく、いつも叶いません。。汗しかし近間、まして仕事や用事で出向く場所の周辺でも、桜を始めとする春の花ブーケ2は十分、私達を楽しませてくれるのだと思います。音譜

昨年は、横浜・大岡川沿いの桜祭りの様子を公開しました(以下にリンク)。ここは毎年、その近く用事で通るのですが、今回は行けるだろうかはてなマーク

Boys be ambitious!―2007年度終了

 どこかの携帯CMのようなタイトルで失礼しますわんわん(やや古いか?)


もう1週間近く前になりますが、今年度勤務した学校から完全に引き払って来ました。 学校 業務自体は今月半ばに一応終えたのですが、片付けがわずかに残っていたもので。


 先日も触れた通り 、3月に入って間もなく急に激しい腰痛に襲われ、そのような中で這いずって出勤し、何とか最後の授業学年末試験を作成しました。
体を休めながら時間をかけて採点、(その間に整形外科に行き病院徐々に腰は回復しつつあったものの)答案返却の日は雨と寒さ雨で腰の痛みが増して、
しばらく動けず大遅刻・・・ガーン
自ら顔を出して返却・挨拶出来ないクラスがあったのが悔いなのと、最後に周ったクラスのある生徒が私に暴言を吐き、その生徒と言い争ったため非常に後味悪く終わりました。。
その日のうちに夜遅くまで成績つけ入力を行い、その後に訂正があった場合に関しては、教科主任にお願いしてしまいました。
声帯ポリープ で声が出ず 終盤の授業を降板せざるを得なくなった 昨年ほどではないにせよ、最後までご迷惑&お騒がせしてしまいました。。m(_ _)m


 一昨年度は専任、昨年度も講師とはいえ常勤に近い拘束でしたが、既に何度か(昨日 も)書いてきた事情から、教師のみ行う事に不安を感じました。
一方で、若い人と接したい気持ちや、こうした現状を少しでも良くしていく事に貢献したいと、学校の仕事は半分近くに減らし(掛け持ち予定だったもう1つの学校を辞退)、勤務日でない時は今後の進路について考え勉強するつもりでした。本
しかし結局は、この学校での生活が中心になってしまい、勉強はほとんど出来なかったなあ。汗
しかも、ここもまさかのクビ・・・ショック!何か、宙ぶらりんになってしまった今年度でした。。(涙)


またまた人事に関しては非常に不満でありますが、教師としては、新たな発見(?)のあった1年であったかもしれません。ひらめき電球最初は慣れない雰囲気の中でただ夢中にやり、ようやく慣れてきた頃には翌年度の事を告げられ、自身の進路活動も予想外の展開となってバタバタし、最後の方は思うように時間もかけられなくなってしまいましたが・・・
いずれにせよ、頭に来た事もあれど、少し今までとは違う環境の中で面白い体験が出来、勉強になりました(笑)
教員生活は4年とはいえ、毎年学校を渡り歩き、女子校女の子男子校男の子共学女の子男の子すべて経験出来たのは、ちょいと自慢かも。得意げ特に男子校勤務男の子は、女性では滅多にない機会をもらえたと思っています。
これ以上は関係者に見られるのが気恥ずかしいので、機会があれば徐々に小出しにしていこうかと(^_^;


 終業式であった先週火曜日、先生方へ最後の挨拶をしようと顔を出しました。
一昨年は一応専任だったし、昨年度は講師も(任意ですが)、式では壇上に上がって全校生徒に挨拶をしたたのに対し、本当にパートタイマーだった今年度は何もしないで終わりました。。汗
まあ、この学校自体、講師は(他の先生方も)授業以外で呼び出される事はないし、それ以前に私は、ここでは1学年しか担当しませんでしたしね(汗)・・・ホント、あの学年しか知らずに終わるのか~


教科主任の先生方は、再度(こういう結果 になってしまった事で)私に頭を下げられました。
その他、学年の担任団や良くして頂いた先生のうちお会い出来た方に挨拶をし(あちらから声をかけて下さった先生もいらっしゃいました)、学校を去りました。学校

今年度も色々ありましたが、やはり別れは寂しいです。しょぼん4月からは学校には勤めない事にした自分としては、尚更。
これが講師の宿命なんでしょうかね?

 何はともあれ、1年間お世話になりました。生徒の皆さんも、お疲れ様でしたビックリマーク
きちんとお礼も挨拶さえ出来ずに申し訳なかったけれど、最後の授業で寄せ書きをくれた 数名の人、どうもありがとう(^o^)/この場を借りて、御礼申し上げますm(_ _)m(なのに、このクラスに限って答案返却に顔を出せずにごめんなさい)
それでは、またいつか会える日まで・・・(もう会いたくないって?)

今年度クビの理由&来年度の予定

 ここ数日、朝~夜遅くまで外出ばかりで少々報告が遅くなりましたが、今年度ももう終わりという事で、自分自身の1年間をまとめたいと思います。


 学校教員となって4年、何度も書いていますが、急病の先生の代講だった初年度は仕方ないとして、
2年目の一昨年度、3年目の昨年度、共に理不尽な形で1年での解雇となりました(これについても時折触れていましたが、機会があれば詳しく書きたいと思っています)。


前2校での経験にうんざりし(他の教師仲間の経験も併せ)、採用面接時に教科主任方に、講師の継続状況を尋ねたところ「1年で辞めさせるような事はしません」とのお返事でした。(ただ、専任には年齢制限があるので、講師からの昇格はないのはご了承下さい、とは言われましたが。)
しかし、教科主任の来年度の役職(内部の仕事)の関係上、急遽もう1人専任教員が必要になったそうで、この学校では「専任は25歳以下でないとなれない」の規則から、年齢を満たした専任候補を採ると。つまり、それより年齢オーバーの私は追い出される羽目に・・・ダウン


これを11月中旬に入って教科・科目主任に告げられ「最初と話が違うむかっ」と、自身の心情と共に抗議したところ、もう一度校長と話し合って下さる事になりましたが、数日後、校長直々に呼び出され、
「もっと条件の良い所があれば、そっちに行くんでしょ!」(「そのつもりはない」と返したが)
「契約書には『1年』と書いてあるでしょ!!」
「貴女以外にも、1年で辞めてもらう人はいます!」などと怒鳴られた!!(怒)むかっ
少しの間、校長とバトったが、最後は「今どうしても専任を採りたい。学校のためなんです。どうか分かって下さい」だと。
学校のためなら、講師なんてどうでもいいんですね。そっちこそ、こちらの人生を分かってくれよ!プンプンと言いたい気持でした。


教科主任達には「こんな事になって申し訳ない」、と何度も頭を下げられました。
このお二方のこれまでの態度から、この取り決めが本意ではない事や、校長にも再度かけあって下さった事も分かったものの、騙された感は否めません。しかし、これ以上この先生方に文句は申し上げられず、泣く泣く受け入れざるを得ませんでした。。しょぼん

その後、この事を校内の他の先生方にお話したところ、皆、驚かれました。今年度から校長が変わり、ビジネス的になってきたのもあるようです。少し前も、ある先生は「うちも今まではこんなではなかったのに・・・」と仰せでしたし。
常に「貴女は問題ない」とか「頑張って下さっていますが」言われますが、理由はどうであれ(学校側の都合ばかりですが)、働きは認められてながらいつもこんな結果になっては、自分が否定された気持で、ショック・学校達への不信感・今後への不安は年々募り、意欲もくじかれていきます。


しばらく放心状態でいたところ、元同僚などに励まされ、12月一杯までは就活を行ってきましたが、これも相当の時間・エネルギー・お金を費やし、毎年毎年この繰り返しで、もう疲れきってしまいました。汗
それに、新たな勤務校を得たとしても、毎年これを続けていては生活も不安定で、自身が生きていく事に危機感を感じ、悩み抜いた末、とりあえずしばらくは学校教師を辞める事にしました。
今回は、例年より(東京都私学適性は受けない中で)多くのお誘いが来たのですよ。現務校からの紹介と電話がかかってきた学校や、今年度より給与条件の良い学校、珍しく県立高校からも。
これらも含め、すべて”敢えて”断りました。引き受ける気持ちが全く起きなくて(^_^;「どーせ、また1年で使い捨てるんでしょ!」とか思ったり(苦笑)


4月からは、医学系予備校(少人数制)の採用試験&面接をパスしたので、そこでアルバイトをしながら、自身の勉強にも力を入れたりして色々模索してみます。
実は、27日に1日だけの春期講習を行いました。レギュラーの授業を持てるかは、4月に決まるそう。
ただ、この予備校も、選考結果通知や面接の時から言っている事がコロコロ変わるのですよね。。
全く仕事がないのも生活に困るし、コマを入れられ過ぎてもまた困るし、という感じです(苦笑)


 クビの経緯を書いたら長くなってしまったので、感想はまた改めます(^^;
ちなみに講師仲間(元同僚)達も、今回も1年でのクビor過酷な条件での労働で自ら辞職がほとんどで、更に聞こえてきた情報によると、過去の勤務校等は昨春新たに就任された先生方もまたお辞めになられたとビックリマーク
私学はどこも厳しいです。。