新年度なんですね&本ブログの今後(コメント返信含む) | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

新年度なんですね&本ブログの今後(コメント返信含む)

 4月になり、テレビでも入社式大学入学式の模様が映し出されていました。

例年なら、学生時代は入学・進級しますし、学校教師をしていた時も年度ごとに職場を移るので、この時期は気分一新しますが(誕生日も近いし)、今回は学校には勤めない事にしたため、全くそういう気持ちが起こりません。まだ、前の学校の気分が抜け切れていない感じです(汗)汗
予備校に決まったとはいえ、先月末に講習を行い、レギュラーの授業に関してはまだ連絡なく(ここ、最初と言っている事がコロコロ変わったり、決定も遅くギリギリなのが困る)、自身の勉強に専念しているところでして・・・本
それゆえ最近は、ブログの更新回数が減っています。


にも関わらず先日、試験的ながら久々にコメント欄を再開してみました。
拒否していたのは、せっかく頂いてもお返事が書く余裕がなく苦しくなってしまったのに加え、一時期中傷カキコも入ったりしたからでした。
しかし、メッセージ機能を通して複数の(特に教師経験者の方々)から励ましや賛同のメールを時々頂いてきました。それらに勇気づけられ、私なんぞにお心かけて下さる方々に感謝すると共に、現実社会での講師仲間以外でも、似たような境遇の方々がいらっしゃる事が分かり、そうし方々との情報交換や他の読者様を含め皆様との交流を行えたらと思ったわけです。(とりあえず学校界を離れた今、いたずらカキコも減るのでは?と思われますし。)


開設して2年余り、もっと明るい記事(日常・関心を引くニュース・テレビ番組・スポーツ観戦など)を綴るつもりが、学校現場での体験を重ねるにつれ、それらを嘆くものも増えてしまいましたが、この問題は予想以上に広範囲で深刻と感じました。学校からは離れたとはいえ、もともと教育には興味あるので、これに関しては今後も考えていきたいと考えています。
ただ、本ブログをご覧になっている方の年代や立場が異なるため、ある世代の方々に見せるにはふさわしくないかもしれません。それゆえ、この問題中心の別ブログを作る事も考えましたが、今の自分に2つも持てる余裕もなく、お陰様でこちらのアクセス数も定着している事もありますので、このままいきたいと思います。
もし、不快な表現等がありましたら、遠慮なくご指摘下さい。

あ、もちろん、日常やテレビ・スポーツも書いていく予定ですよ。音譜


 コメントはさっそく多くの方から頂き、返信は真面目に考えたものもあるため、時間がかかりそうです。徐々に行っている最中なので、すみませんがもうしばらくお待ち下さい。あと、既にここやその方のブログ等で返信した方は、出来ないかもしれませんがお許し下さい。
以下、返信の中で、本ブログのあり方や自身の心境等を述べる事になると思います。



 佐藤さん、私の勤務経験校の生徒さんでしょうか? 
本ブログについては上記の通りであり、読む人によっては不快な気分にさせてしまった事、ごめんなさい。
ただ私達の悲痛な叫びを、むしろ前任校(もう現任校ではないのですね!)の校長を含む学校関係のお偉方にもお分かり頂きたいくらいなんです。そちらの下した対処等でこちらはどういう思いなのかを。
暴言を吐いた生徒に関しては事実を書いたまでで、悪口を言ったつもりはありません。これも自分では相当抑えて書いたのですが、ご指摘の箇所を含め乱暴な表現は訂正しました。それでも不適切なものがあれば、また言って下さい。
教師も人間、あまりに理不尽な処遇や態度の悪い生徒の言動には傷つくのです。それをこらえるのが務め、と言われればそれまでですが、最近はあまりにやるせない事が多かったもので・・・


 Mr.Kさん、上の方からのご指摘もあり、あまり言えないのですが、どの学校も同じようなものです(苦笑)またの機会に述べます。
実は、その前の学校でもバトりました(^_^;ここのお偉いさんのやり方は許せず、皆も怒っていたので・・・
更に前の学校では、とてもそんな勇気はありませんでしたが、自分も変に度胸がついてしまった感じです(苦笑) でも、泣き寝入りするよりは、人事は覆らなくても「おかしい」と思った事は主張して去った方がスッキリしました(笑)


 眠い人さん、前任校関係者の方のようですね。一連の記事にご気分を害されたなら申し訳ありません。
これだけは断言させて頂きますが、学校教師を辞めた原因に生徒は全く関係ありません。本当に、最近の私学採用実態への絶望と(つまり、学校上層部への嫌悪感はあります)、それに伴う今後の不安に尽きます。年齢もますます重ね、このままでは自身が生きていけなくなる危機感をより身近に感じるようになったのです。
確かに、生徒らの言動に参った事もありましたが、もっと大変な学校も経験しましたし、担任団のご協力により乗り越えられたと思っています(そういう点では、自分はどの学校でも恵まれていました)。
それに一方で、自分を評価してくれた生徒達がいたのも分かりましたし。
講師仲間も申していますが、理不尽なクビに遭っても、慕ってくれた生徒達を励みに次の学校で頑張れると。
私も若い人と接するのは好きなので、同様の気持ちで続けてきましたが、さすがに今回は将来への不安が上回ってしまいました。。結果的に貴校にトドメを刺されてしまった感じではありますが、前2校からの年々の積み重ねで、貴校着任時には既に相当失望していましたから、どの学校も原因です。
ただ、勤務経験校すべてに当てはまりますが、学校側の下した人事には腹立たしくても、自分を慕ってくれた生徒達はかわいいし、お世話になった比較的身近な先生方へは感謝しています。だから「こんな学校さっさと忘れて」などと悲しい事をおっしゃらないで下さい。この1年間や自分自身まで否定された気分になるではないですか・・・まあ私こそ、学校から忘れ去られていくのでしょうね。。しょぼん


 フランさんも、昨年度お疲れ様でした。もう新年度に向けて始動されているのですねビックリマーク
ある程度の年数継続されるのも、それはそれで悩みがおありなのですね。それでも、やはり3年(3校)連続1年で使い捨てされ、傷つきまくりで疲れきった自分には、それだけ長く居させて頂ける学校があるのは羨ましい限りです。仲間達も、だいたい1年で退職ですから。。フランさんより後に入られてお辞めになられた先生方は、ご自身の意思なのでしょうか?個人的には、講師を続ける場合は掛け持ちをして、そのうちの1ヶ所は核となるような(つまり、メインで長く勤められる)所があるのが理想です。
どうしても教師になりたい(中には他業種から転向された方も)、ご家庭を持っておられフルタイムで働けないようなお仲間は、毎年こうした目に遭っても次の学校を求めて頑張っておられますが、まだその前段階である自分は悩み抜いた挙句、今後生きていくために違う道を考えるのが賢明と決断しました。ご声援ありがとうございます。
前にも貴ブログ記事を拝見しましたが、最近は、私達の中高時代には考えられないような教師への言動がひどすぎる生徒がいますよね!しかし一方で、評価して慕ってくれる生徒達もいるはずです。
この厳しい採用実態の中、同じ場所である続けられる事が出来るのは、評価されているからだと思います。自分は継続経験がないので分かりませんが、同じ学校でも学年が違えば雰囲気も別で、だからこそ予想通りにいかないが面白い、と仰せの先生もいらっしゃいました。
新たな年度のご活躍も陰ながら応援しております。