卒業式 | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

卒業式

 昨日は勤務校の高校卒業式でした。

教員生活はまだ浅く、しかも1年ごとに他校へ移動となる身としては、自分の知っている高校3年生を送り出すという経験がありませんでした。

一昨年度の講師時代は、式と謝恩会に誘われたものの、高3は知らないので断り、

昨年度は専任だったゆえ、式への参加&裏方の仕事はもちろん義務でしたが、直接教えた生徒はいないため、謝恩会へは出ても居場所がないだろうと、職員室に待機していました。。。(苦笑)


しかし、今年度は高3も受け持ったため、初めて知っている生徒(選択者10人ちょいとはいえ)を見送る機会に恵まれ、式に出席しました。

謝恩会は、この学校は講師は呼ばないとの事らしく、参加出来なかったのは置いておいて・・・

やはり、自分が教えた生徒が卒業証書授与され、巣立っていく儀式を目の当たりに出来、何とも感慨深かったです。

と同時に、自分の高校の頃も思い出してしまいました。


いきなり高3の受験生物も担当する事になり不安はあったものの、すぐに受け入れてくれ、

通常の授業以外にも毎週の補習、夏期講習などを行う中で、信頼を置いてもらえました。

少人数ながらわけあいあいとやってきました。

私が疲れた感じの時(自分はそんな素振りは見せていないないつもりが、生徒って敏感に察知しますね)、心配してもくれました。

中には、推薦入試の面接対策や論文添削なども行ったり。

それぞれが志望校に合格し(早々決まったようです)、喜びの中での旅立ちとなりましょう。


式終了後は、数人が職員室まで来て、一緒に写真を撮りました♪

皆には、新たな社会に出ても、様々な体験や出会いを通して多くを学びながら、素晴らしい人生を送ってもらいたいと願っています。


皆さん、卒業おめでとうクラッカー