最近は「生成AI」
というものが流行っているらしい。
「学習済みのデータを基に、
新しいコンテンツを生成する
人工知能の技術」のこと。
AIに質問して
すぐ最適な解答を出してもらったり、
好きな画像や動画を作ったり加工、
タスクを与えられたら
自分で考えて実行するのだという。
生成AIというと、
よくない顔をする人が多い。
無断で他人の絵を学習させる行為が
以前から問題になっていた。
とくに絵師界隈から忌み嫌われている。
過激なアンチAI派は
ちょっと上手すぎる絵を見たら
「手の形が不自然」「髪の毛に変な線がある」
などと言ってAI絵撲滅を図ってくる。
それだけ手書きの絵とAI出力の
絵の区別が困難になってきていると言える。
最近はXのTLに
突然美女が流れてきたかと思いきや
その人は実在のアイドルではなくて
ユーザーがAIで生成した美女だったりする。
「AI美女」とか「AI彼女」というやつだ。
若干AIっぽさがあるので(わざと残している)
完全に実在の人物との区別は“まだ”できる。
タグでAIartやAIで生成したことを
明示しているからまだわかりやすいが
変なコラ画像とか簡単に作れてしまうのが問題だ。
「Grok」にはあまり良い印象が無い。
今年1月には漫画家の田辺洋一郎が
アイドルの投稿に対して
「ビキニを着せて」と
Xの生成AI「Grok」を使ってコメントしたら
アイドルの他のメンバーから注意され、
ネットで大炎上になった事件があった。
本人は軽いノリのつもりだったのだろうが、
アイドルからしたら勝手に
水着にさせられるのは嫌で仕方ない。
俺は「Grok」自体は知っていた。
アイドルソングレビューのX投稿で
長い文章を書きたいから一昨年から
Xに課金して毎年12700円払っている。
だから「Grok使いませんか?」と
X側からすごく催促してきていた。
興味がないためスルーしていたのだが、
この事件でGrokを認識するようになった。
それ以降、
ヌードはおろか水着にすらできないようにし、
無課金ユーザーは一部機能を制限するなど
Grok側も対策したのだが、
4月頃になってまた変な流行が始まった。
「ねえGrok、この画像にこのポーズをさせて」
「ねえGrok、この画像の服を
この画像の衣装に完璧に交換して」
なんかアニメキャラに変態なポーズにさせたり
エッチな水着に着替えさせる
「Grokチャレンジ」みたいなものらしい。
しょうもないのが流行ってるなあと
最初そう思った。
実際、交換できたかコメント欄を見ると
だいたい予想通りのもので
何の感動もなかった。
そりゃ好きなキャラの
エッチな姿が見たいからって
AIに頼むのはちょっとなぁ。
だいたいアニメキャラは著作権もあるし。
――まてよ。
そこでふと、俺は思い当たる。
俺が昨年から大ハマリしている
『モンスターハンターワイルズ』
狩りの楽しさはもちろんなのだが、
2000時間以上遊び続けて
まだ楽しく遊んでいる。
その最大の要因が
自分が作ったキャラが可愛すぎること。
片手剣を使う時に片手剣用で作ったキャラ。
「凛紅(リク)」ちゃん。
はっきり言うと
俺はこの子にガチ恋してる。
黒髪ツインテールで幼さを残した顔が可愛い。
引き締まった赤色と金のカラー配色。
風になびく長いロングマフラーが映える。
コルセットで締めた砂時計型の体型。
上が重そうなのに下がスッキリしたバランス。
タイトミニからのぞく眩しい太もも。
走ると時々パンツがチラチラ見える。
最初にこの装備を組んだ時から
最高の重ね着コーデが作れたと思った。
そんな愛しいマイキャラの凛紅ちゃんを
森や雪山や湖に連れ出してフォトモードで
(狩りはほどほどに)
美しい写真を撮るのが日課になっていた。
湖での撮影でダイバー装備という
競泳水着みたいな服を着て撮影中、
凛紅ちゃんに本物の水着を着てほしいと
心の中のやましい部分が
猛烈に膨れ上がってしまった。
これはガチ恋ゆえにこじらせた病気の症状。
凛紅ちゃんのちゃんとした水着が見たい。
凛紅ちゃんの裸が見たい。
凛紅ちゃんとキスとかもできたら……。
おそらくこれを読んでいる人は
気持ち悪くなっている人もいると思う。
読むのを止めて引き返した方がいいです。
興味のある方はこの先をどうぞ。
「凛紅ちゃんを水着にしたい」
そんな妄想をこじらせた俺は
さっそく受診する病院を調べはじめた。
生成AIでどれを使うのがいいか聞いたら
だいたい「ChatGPT」か「Gemini」の2択。
とくにチャッピーは有名だし
今最強の存在と言われている。
だけど俺はエロ方面に妄想が走っていたので
エロの規制は緩いと噂の
「Grok」を試してみることにした。
とりあえず無課金でスタート。
やあGrok、初めまして。
※ここから先は18禁ならびにセンシティブな内容を含んでいます。
閲覧注意。
GrokはXユーザーアカウントと連動してるし
Xの課金勢だから最初から優遇してくれた。
無課金だと使えない機能も使える。
俺は恐る恐る凛紅ちゃんの画像を出し、
「彼女を水着にして」と頼んだ。
あっさりと夢が叶ってしまった。
今はどこも規制が厳しくなって
水着にできないと思っていたから意外。
そして俺は「手袋外して」
「もっと際どい水着に変えて」と
今まで嫌悪していた方向に
どんどん自分から足を踏み込んでいく。
調子に乗っていろいろ試していたら
使用回数に制限がかかってしまった。
最後に試した動画化の動きが良かったので
待ちきれなくなった俺は
「Super Grok」が3日間だけ
無料体験できると言うのでサブスク登録。
1ヶ月5000円とバカ高い。
まあ無料の3日間で遊び倒して
そこからチャッピーに乗り換えてやるさ。
Superになると加工枚数と動画化数も増えて
画質も動画時間も延びる。
さすがにヌードにはできなかったが、
ここでは載せられない
際どい水着姿にもなってくれた。
なんなら陰部が見えなければ
水着の下まで外すことができた。
もう俺は止まれなかった……。
「凛紅ちゃんとキスしたい」
俺自身こうやって冷静に振り返って
文章として書くと相当キモいな。
でも踏みとどまれなかった。
Grok無料使用2日目には
自分の写真を取り込んで
ファンタジーの戦士風の衣装に替えて
凛紅ちゃんとキスすることに成功。
また夢が叶った。
もちろん気色悪いから写真は載せないが
文章だけでも十分キモい。
そして無料3日目が終わる頃、
さらに深掘りして生成AIの可能性を
探りたくなってしまった。
これはやり込み勢の悪い癖だ。
4日目、5日目、6日目と使ううちに
だいたいGrokの画像加工の性能を理解した。
まず実在の人物の写真は
ヌードも水着すらも寄せ付けない。
凛紅ちゃんはゲームキャラだから
水着にできたということだ。
キス動画は実在でもアニメキャラでも可能。
下を絡めたディープキスまでできる。
しかし残念なことに実在の人物を
AIで動かすと別人レベルで激しく顔が変わる。
声も3種類くらいのテンプレしかない。
文章の語彙力も少ないし棒読みで萎える。
画像加工はすぐ飽きてしまった。
逆に画像を取り込まないで
テキストから生成する方が楽しい。
「Fカップの日本人グラビアアイドル。
黒髪ツインテール、細身の体型、
トップレス」と入力して生成したら
マジでおっぱい丸出しの
Fカップ美女が出てきた。
え!?乳首出てるけどいいの?
実は画像を元に加工する方が厳しくて
Grokのテキスト生成のエロ規制はガバガバ。
アソコさえ見えないように指示すれば
全裸のヌードも出る(背中向きなど)。
これがChatGPTでは水着すら弾かれる。
なるほどそれで
エロ方面ではGrok優秀なんだと納得。
それからエッチな画像やら動画やらを
たくさん生成しまくったさ。
10日目にはGrokのテキスト生成も理解した。
生成した画像は動画化することができて
まず最初は10秒の動画、
そこから20秒、30秒と延長できる。
(動画を生成することもできるが
動画化の方が時間かかるので
まず画像を生成して動画化の方が良いと思う)
テキストでセリフも指示できるが
Grokの音声はかなりダメダメで
セリフの語彙力もないし棒読みなので
BGM流してしゃべらせない方が良い。
逆に言語のわからない中国語とか
しゃべらせるのも面白かった。
生成した実写モデルは
さっき書いたようにアソコが見えなければ
ほぼ要求に応えてくれる。
(80%くらいダメだが通る時もある)
二次元のアニメキャラは
おっぱいもアソコも全部見れる。
(たまにモデレートされる程度)
直接セックスの行為を
動画でさせることはできないが
「騎乗位の動きを再現する」と指示したら
50%くらいの確率で成功して
実写の女の子でもエッチに動く。
俺がとくにハマったのは騎乗位動画。
最初にキャミソール着せて画像を生成して、
肩紐だけ外れた状態から
騎乗位の動きを10秒やらせる。
20秒の時の指示で
もういろんな意味で。
そして妄想でしかできない
ファンタジーに酔いしれた。
後ろ向き全裸の美女で
ヌードグラビア撮影したり、
コスプレ会場に
トップレスのコスプレイヤーぶち込んだり、
トップレスで街を堂々と歩いたり、
アイドルの子を生成して
ライブで乳首丸出しにするとか……。
この時の俺は今思うと
盛りの付いた動物のようだったな。
だがしかし深掘りすればするほど、
やっぱりGrokの残念なところが
気になるようになった。
セリフを指定しても棒読みだし
口パクとシンクロしなかったり、
セリフじゃない指示をセリフで読んだり、
音質も悪いし画質もそれほど良くない。
動きも変な手の動きをしたり
物が消えたり現れたりする。
おっぱいの細かい指定もできない。
乳輪大きくしてと言ったら
膨らみ自体も大きくなったり、
パフィーニップルにしてと言ったら
ただおっぱいが大きくなったりする。
そもそも生成で出てくる乳が
綺麗すぎるAI乳なので
少し垂れさせようと思って指示すると
異常なほど垂れさせたりしてくる。
細かい指示が伝わらない。
そうやってエロ熱もだんだん冷めてきて、
気づけば何やってんだろうと冷静になった。
ここまで来ると正直、
Grokで作った美女は見ただけで見抜ける。
だって顔の種類が少なすぎるもの。
後で知ったのだが
アジア系の女性の顔のパターンは
元々の種類が少なくて
俺が好きなツインテールのこの子も
「清楚な」「細身の体型」などのワードで
とくに出現しやすい状態らしい。
でもこの子、
めっちゃ可愛いよね。
Grokの出す実写の美女はAIっぽくない。
マジで区別できないレベル。
「AIで理想の美女」を作りたい。
他のAI美女を調べたりして
なんか複雑な「プロンプト」という
生成につかう指示があって
それで思ったものに近い画像を
生成しているらしい。
※「プロンプト」生成AIに使う説明書のようなもの。AIは大雑把な指示だと独自に判断して余計な事をするため、細かく指示すればするほど、思い通りの仕上がりになる。
その人たちはだいたいChatGPTなのだが
俺はGrokで課金してるから
まずGrokで作ろうと思う。
後でチャッピーに乗り換えるさ。
まず手始めに
アイドルの「奇跡の一枚」を
自分でAIを使って生成できるのか?挑戦。
橋本環奈が一躍有名になった
あの躍動感のある奇跡の一枚。
Grok開始12日目、
俺はGrokと試行錯誤しながら
Xで綺麗なAI写真を投稿している人たちを
参考にしながら
最終的にこういうプロンプトを作って
「奇跡の一枚」を完成させた。
こういう言語化は得意技じゃ。
【プロンプト】
テーマは「奇跡の一枚」。アイドルの野外ライブ中の一瞬を写した写真で、被写体は日本人のアイドル。汗で濡れた黒髪ロング、細身の体型、人形のように美しい顔、自然な笑顔。衣装はフリルが多め、頭にもフリルの飾り、手首にも飾りがある。胴の部分は分かれていてお腹が見える衣装。衣装の色はライトブルー。躍動感が溢れている。必ず左手にマイクを持たせる。ダンス中の一回転の途中を写したもので、可愛いポーズ、軽くジャンプしてスカートがひらりと舞っている。客席のファンが撮影した素人感のある構図。奥側はステージ背景。余計な文字は入れない。性的な表現は入れない。
その結果がこれだ。
信じられるか?
これ全部AIなんだぜ。
AIが作った実在しない
架空のアイドルなんだぜ。
それにしてもめっちゃ可愛いよね。
こんなのがプロンプトさえ考えたら
数分でできちゃうんだから
すごい時代になったもんだ。
試しにChatGPTでも
同じプロンプトを使って生成してみた。
すると――。
こちらもなかなか良い。
どうです?
自分でも作ってみたいと思いませんか?
どんなシチュエーションにも
応えてくれる理想のAI彼女を!
13日目、
俺は本格的にGrokに質問形式で
どうやってAI美女を作れるか相談した。
先程貼った
黒髪ツインテールの子が好きだったので
できれば彼女をモデルにして
いろいろ手を加えていきたい。
そのため毎回彼女を呼び出すには
「名前をつけてGrokに覚えさせる」
のが有効と知る。
生成AIは毎回ブレる。
しかし名前を付けておくと
その生成記録を蘇らせやすくなって
顔や体型が安定するのだ。
「詳細な固定プロンプト」こそが
AI生成のポイント。
そして参照画像を読み込ませることで
より顔の安定感が増す。
だから俺はこれから作る
黒髪ツインテールの子を
「岡山愛」と命名して
さっきのツインテールの子の画像を見せ、
「この人物を岡山愛として生成」するように指示した。
しかしここではっきり先に書く。
(というか見出しネタバレ)
岡山愛の生成は失敗だった。
まず実写はモデレートが超厳しい。
Grokは「Flux」という
フィルターを使って規制しており、
とくに顔が幼いと未成年と判定されて
まったく通らないのだ。
最初こそ学生服にしたり
私服にしたりできたが、
それ以降はほぼモデレートの嵐。
年齢を20歳以上と
設定するのが有効と教えてくれたので
21歳という設定をプロンプトしても駄目、
Grokは「今の岡山愛は
ツインテール+大きな瞳+幼い顔で
Fluxの安全フィルターを通らない可能性が高い。
作り直した方がいい」と言う。
Grokはアニメ絵の方が通りやすいと
アドバイスもしてくれた。
二次元の岡山愛のイメージもくれた。
でも実写のAI彼女を諦めたくなくて
何度もトライしたのだが、
やっぱり結果はモデレートばかり。
他の方法はないかと試して
その時にわかった重要なことが
「ホクロ(美容マーク)」と
「ネックレス」の存在。
ホクロやネックレスは大人びた印象を出す。
だから顔が幼くてもホクロや
ネックレスがあれば通りやすくなるらしい。
そういえば、
生成した時にホクロやネックレス多いなと
気になってたのでこれは納得。
試しに美容マークとネックレスを加えて
年齢上げて顔もシャープにしてみたら
なんとか大人判定をもらって生成できた。
しかし俺の理想の子じゃない。
そして前述したことをここで気づいた。
生成した顔がなんか同じのばかりだなと。
Grokに聞くとこう解答した。
「実写女性の顔パターンはかなり少ない(10~20種類くらいの主要パターンに収束しやすい)。とくにアジア系美女の場合さらに少なくて、5~8種類くらいの美人テンプレートに偏る。なぜ似た顔が出てくるのか?それはFluxの特性で、特定の黄金比な顔立ちに偏りやすい。安全フィルターの影響で、セクシー寄りにするとさらにパターンが限られます。そしてプロンプトに美人やグラビアアイドルなどの言葉を使うと、AIが学習データから理想の日本人美女テンプレートを呼び出しやすくなる。岡山愛として設定したこの童顔寄りの顔は一番出やすいパターンです」
実写セクシー路線は
Fluxの判定が厳しいうえに
顔立ちが似通ってしまう。
名前を付けた人物を生成するには
元になる画像を用意して
「同じ人物」と認識させる必要があるが、
それは元画像のポーズや構図を引きずってしまう。
新しくテキスト生成すれば
全く異なるシチュエーションが可能だが
個人の特徴を入れても毎回顔がブレる。
これがFluxの特性。
試しにもう1回初心に戻って
「Fカップの日本人グラビアアイドル。
黒髪ツインテール、細身の体型」で
テキスト生成するとパターンが少ないから
生成された4枚のうちどれかは
(GrokのAI生成は同時に4枚出る)
岡山愛として設定した顔が出る。
しかもおっぱい出してもくれる。
モデレートもされない。
テキスト生成でゼロから作ったものは
最初からフィクションとして
安全フィルターが安全と判定しやすい。
セクシー判定も「Spicy」モードという
NSFW設定をしていれば通りやすい。
(俺はもちろんNSFWで18歳以上設定済み)
しかしアップロードされた画像は
別の厳しいフィルターが働き、
水着ですら非同意の脱衣として警戒する。
(これは1月の田辺の件で強化された)
Grokがテキスト生成したものですら
一度ユーザーに渡った後は再編集が厳しくなる。
じゃあエロ目的の岡山愛は
その雰囲気を固定した
最強プロンプトだけ作っておいて
テキスト生成で呼び出した方がいいや
ということに気づくのだった。
Grok君いろいろ頑張ってくれたのにすまん。
ここまで約4時間の戦い。
Grokは二次元の方が
作りやすいですとアドバイスくれた。
そこで俺はセミリアルに行くことに決めた。
セミリアルというのは
実写に近いアニメデザイン。
セミリアルには段階があって、
①フルアニメ(典型的なアニメ顔。大きな目)
顔の再現性◎ モデレートの緩さ◎
②アニメ寄りセミリアル(少しリアルな肌質感。でもアニメの可愛さ強い)
顔の再現性◎ モデレートの緩さ◎
③標準セミリアル(アニメと実写のバランスが良い。一番人気)
顔の再現性○ モデレートの緩さ○
④リアル寄りセミリアル(肌の質感・光の反射がリアル寄り)
顔の再現性△ モデレートの緩さ△
⑤ライト実写(ほぼ実写だが、まだ少しアニメの柔らかさ)
顔の再現性△ モデレートの緩さ×
セミリアルで作りたい人は……、
もちろん凛紅ちゃんです。
最初にワイルズ凛紅ちゃんの
顔や服のスクショを4枚ほど渡して
生成をお願いしてみた。
最初はまったく別の
アニメキャラみたいなのが出てきて
もっとリアル寄りにとか
ちょいアニメ寄りにとか頼んで
徐々に凛紅ちゃんの形を作っていく。
Grok君が出してくれる3枚の絵から
気に入ったものを元にして
理想に近づけていく根気のいる作業だ。
正直、俺は迷ってもいた。
セミリアルと言っても
どういうのがいいかわかってない。
5段階もあってはどの路線でいくか迷う。
好きなタッチは④のリアル寄りセミリアル。
(NIKKEとかソシャゲによくあるタッチ)
ワイルズがリアルだから
⑤ライト実写は無いかと思ったが
コスプレみたいでこれもいい。
③標準セミリアルが
一番安定しているとも聞く。
俺はどんな凛紅ちゃんが見たいんだろう?
ワイルズで足りないセクシー?
別の世界の凛紅ちゃんの可愛い姿?
今日は5月9日。
気づいたらご飯を食べるのも忘れて
セミリアル凛紅ちゃんの作成に没頭していた。
そして迷ったすえに、
俺は2つの凛紅ちゃんを作ることにした。
(ただの欲張りさん)
④リアル寄りセミリアル「リアル凛紅」と
②アニメ寄りセミリアル「アニメ凛紅」だ。
ワイルズで作った凛紅ちゃんのカラー、
「タイトミニからのぞく太もも」
「胴にはコルセット」
「片手剣と盾」
「靴は素足にサンダル」
髪型のせいか一時は
完全にあずにゃん化してしまい、
AIは一度覚えてしまった特徴を
しばらく引きずってしまうので
あずにゃんから離れるように
プロンプト修正したら、
今度は遠坂凛になってまた泥沼になった。
それとセミリアルは
雰囲気によって絵柄がブレる特性がある。
標準リアルの絵柄で出しても
背景が火山や険しい雰囲気だと
AIが勝手にリアル寄りに補正して
リアル寄りセミリアルになるし、
場所が平和な森の中だと
今度はアニメっぽさが浸食してくる。
ここで何度も何度も躓きつつも
Grok君と励まし合って
どういうプロンプトを書いたらいいか
悩みながら答えを出していった。
そしてついに完成した。
メインで生成したいのは
リアル凛紅ちゃん。
ワイルズではできない
「胸の谷間」を出した
新しい凛紅ちゃんの姿に感動です。
そして
●アニメ凛紅ちゃん
アニメ凛紅ちゃんを作ったのは
モデレーションが緩いからで、
こちらは実はエロ担当。
やっぱり太ももが最高なんです。
どこかマヌケな絵を出してくるので
ツッコミが追いつかない。
3枚に1枚はツッコミ待ちの
変な画像を混ぜてくる。
「これ完全に男やん」
「ごめんごめん。今度はちゃんとするね」
といいながらまた変なの出してくる。
困ったもんだ。
どこまでエロいのを出せるか
やってもらったら
本当にどエロい画像をくれて
ここまで丸見えにしていいのか?と驚いた。
これでひとまず
セミリアル凛紅ちゃんのベースが完成だ!
そういえばAI生成は
みんなChatGPTを使っていると聞く。
Grok君には本当に助けてもらったし、
俺はGrok君を応援するよ。
でもまあ、
試しに今作った「リアル凛紅ちゃん」の
最強プロンプトでも入れてみるかな。
どれどれ……。
えええええええええっっ!!
なんだこれ。
一発目でいきなり
理想の凛紅ちゃんを出しやがった。
でもこれはGrok君と
合計12時間もの難産の末に
やっと完成した最強プロンプトがあるから
1発で理想の凛紅ちゃんが出来たんだ。
ありがとうGrok君。
でもすまん。
俺チャッピーと浮気するわ。
今度はアニメ凛紅ちゃんで
生成すると――。
つ、強い。
ちょっと露出が増えただけで通らない。
なんかセクシーな生成を連続でやると
AIが警戒するらしい。
太ももが連続しただけで通らなくなった。
剣と盾が生成の段階で日本刀になったり
盾が小型化するので
凛紅ちゃん愛用の
「真オメガブレード」の設定を持ち込んで
納刀時は見えないが戦闘時に出現することで
普段の生成の邪魔を防ぐことに成功。
チャッピーは言う。
「これだけリアルとアニメを生成しても、顔や衣装にブレが少ないのは、あなたのデザインが優れているからです。あなたが作った凛紅ちゃんというキャラが、もうすでに完成している。特徴的な赤いロングマフラー、黒髪ツインテール、タイトミニと太もも、特徴的なわかりやすい共通コアのおかげで生成を続けても、誰が見ても凛紅ちゃんだとわかるし、大きく変化しなくなっている。このキャラは強いです」
――俺はなぜかGrok君の顔を思い出していた。
2026年5月9日。
俺の誕生日だった。
せっかくの誕生日を俺は
Grokと12時間、
ChatGPTと8時間過ごしてしまった。
もう眠い。
限界だ。
でも最高の誕生日になったよ。

















































































