「楽曲ガチ勢にこのアイドルソングを 2025年版」
>100位~51位
>50位~41位
>40位~31位
>30位~21位
>20位~11位
>10位~1位
2025年版・最終順位
第1位 =LOVE『とくべチュ、して』
第2位 ドラマチックレコード『青春ふらじゃいる』
第3位 WHITE SCORPION『I do love you!』
第4位 ハルニシオン『ハルニシオン』
第5位 yosugala『コノユビトマレ』
第6位 NiziU『AlwayS』
第7位 群青の世界『ここから』
第8位 STELLASTELLA『君は僕の一等星』
第9位 乃木坂46『タイムリミット片想い』
第10位 JamsCollection『夏影のカンタービレ』
第11位 高嶺のなでしこ『この世界は嘘でできている』
第12位 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ『いつでも、いつまでも』
第13位 タイトル未定『空』
第14位 My_Stage『恋色グラデーション』
第15位 moxymill『Sugar×Bitter』
第16位 STELLASTELLA『STELLA』
第17位 SUPER☆GiRLS『可愛いだけじゃいられない』
第18位 ukka『Re:RAY』
第19位 アキシブproject『Winter story』
第20位 超ときめき♡宣伝部『超最強』
第21位 ソラネルカンパニー『桜の見える橋』
第22位 紫陽花は降らない『雨音に咲く』
第23位 selfish『夏空』
第24位 JamsCollection『サマーリボン』
第25位 miao『キュートアグレッション』
第26位 セツナソウ『アオハルスニーカー』
第27位 STELLASTELLA『走れ』
第28位 さよならステイチューン『わたしって、ほんとはアイドルなんだ!』
第29位 超ときめき♡宣伝部『世界でいちばんアイドル』
第30位 タイトル未定『泡沫』
第31位 すべての瞬間は君だった。『運命のいたずらプリンセス』
第32位 Palette Parade『あくび』
第33位 Root mimi『片想いタイムラプス』
第34位 透色ドロップ『未来は変えていけるから』
第35位 シャニムニ=パレード『あたしが彼女になる条件』
第36位 ≒JOY『いま、月は満ちる』
第37位 メリーパレード『ミチシルベ』
第38位 FRUITS ZIPPER『好き、お願い』
第39位 大神ミオ feat.白上フブキ.大空スバル.さくらみこ『ドッタバッタ珍道中!』
第40位 Pixel Ribbon『微炭酸ラブレター』
第41位 Rain Tree『好きだよとどっちが先に言うのか?』
第42位 あの歌のせい『ヘリアンサス』
第43位 JamsCollection『シンデレラマインド』
第44位 kimikara『君はSummer Queen』
第45位 RealRomantic『ice cream LOVE』
第46位 ≠ME『神様の言うとーり!』
第47位 つばきファクトリー『シークレットサマー』
第48位 ファントムシータ『botばっか』
第49位 DIALOGUE+『TREASURE!』
第50位 STU48『Be honest』
第51位 Bunny La Crew『カケラ』
第52位 Melty BeaR『夏のせいだよ』
第53位 すべての瞬間は君だった。『あの日の約束』
第54位 のらりくらり『雪にとけてく』
第55位 テラテラ『青春リフレイン』
第56位 PRSMIN『キミ×ラブ=ロマンス』
第57位 ARCANA PROJECT『旋廻のベンダバール』
第58位 乃木坂46『懐かしさの先』
第59位 日向坂46『あのね、そのね』
第60位 Amiro-Flip『ヒマワリ』
第61位 豆柴の大群『りロード』
第62位 CUTIE STREET『ひたむきシンデレラ!』
第63位 アイドル革命『ユメイロ花束』
第64位 衛星とカラテア『居場所』
第65位 限りなく白く『茜色の空』
第66位 シャルロット『ラストシンデレラ』
第67位 可憐なアイボリー『恋の矢印』
第68位 ハルニシオン『アオバ』
第69位 私立恵比寿中学『SCHOOL DAYS』
第70位 SCRAMBLE SMILE『SSS』
第71位 Honey Devil『32.5℃』
第72位 NEO JAPONISM『Never fade away』
第73位 HUNNY BEE『美しき流星』
第74位 Charm Poche『君と、もっと』
第75位 Palette Parade『atelier』
第76位 きっとずっと青春『パラソルSUMMER LOVE』
第77位 Blueberry Girls『イルミドライブ』
第78位 ≠ME『モブノデレラ』
第79位 MyDearDarlin'『雪恋トリガー』
第80位 ポラライト『ふたりのWonderSnow』
第81位 可憐なアイボリー『それは好きってこと』
第82位 スリーズブーケ『ユメワズライ』
第83位 HAPPY CREATORS『ライムライト』
第84位 まねきケチャ『恋霞』
第85位 TEAM SHACHI『晴れ晴れ』
第86位 紫陽花は降らない『始まりの詩』
第87位 こみっきゅおん!『夏を走れ』
第88位 脳内パステル『あまあまくりえいしょん』
第89位 ゆめみたいにかわいい『ゆめごこち』
第90位 DayRe:『SPARKLE DAYS』
第91位 Cherie!『コイサマ』
第92位 櫻坂46『ULTRAVIOLET』
第93位 BNSI『僕らの瞬き』
第94位 LINKL PLANET『Color me Happy』
第95位 PinkySpice『片想いシンフォニー』
第96位 Blueberry Girls『ちょっとずつ♡』
第97位 Girls2『LET ME DANCE』
第98位 花いろは『夏 Embrace』
第99位 NMB48『チューストライク』
第100位 SWEET STEADY『SWEET BLOOM』
その他・今年自分の中で印象に残った楽曲
ONE LOVE ONE HEART
『星の証明』
(2025年5月5日発売)
作詞:齊藤美咲、ONesty
作曲:齊藤美咲、ONesty
編曲:高慶"CO-K"卓史、齊藤美咲
■MV
スターダストプロモーション&エイベックスの合同プロジェクトで2022年に誕生した男女混合グループ「ONE LOVE ONE HEART(ワンラブワンハート)」の18枚目の配信シングル。BS12ドラマ『六月のタイムマシン』のエンディング主題歌に起用された。
男女混合グループなので女性アイドルソング限定の「このアイ」では外させてもらいましたが、この曲はトップ5に入れたいくらい好き。メンバーの矢嶋由菜がヒロイン役で出演した『六月のタイムマシン』は、青春SFマーダーミステリー『八月のタイムマシン』を原作にしたSFミステリードラマで、この曲をきっかけにドラマを知ることができて良かったです。タイムリープによる伏線回収がなかなか面白かった。毎回、衝撃的な終わり方のところに、落ちサビの「ねえ 君が僕だけに見せた涙」をかぶせてくるのはズルい。続く「どんな結末でも もう迷わないよ」のフレーズで泣きそうになってしまう。
この曲以外にも、『「あのね、ずっと好きでした。」』も良い曲なので是非聴いてみて!
アバンギャルディ
『OKP Cipher』
(2025年4月18日配信発売)
作詞:GRP、akane
作曲:GRP
Mix:Hideki Ataka
■ダンスパフォーマンスMV
「バブリーダンス」で一世を風靡したakaneが主宰するダンスチーム「アカネキカク」のメンバーから選抜し、制服と髪型をおかっぱに統一。2023年、アメリカの人気オーディション番組『America's Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)』に出演し、不気味でコミカルなシンクロダンスを繰り広げて大絶賛された。元々は昭和歌謡曲(『シンデレラハネムーン』や『迷い道』など)のスピードアップ版でパフォーマンスを行っていたが、今年初のオリジナル楽曲『OKP Cipher』をリリース。
この曲がマジでヤバイ。「O KA KA KA KA PA Cipher!」のリズムの中毒性が高く、手の動きやクロスランニングマンの足の動きも面白かっこよくて、みんな真似してTikTokで踊っていたし、いろいろな有名人とコラボして大成功。とくに「新しい学校のリーダーズ」とのコラボが違和感ゼロだった。大阪万博最終日にはミャクミャクと一緒に踊るというサプライズ(おそらく中身はakaneさんでしょうが)で観客の度肝を抜いた。
浜崎あゆみ
『mimosa』
(2025年4月8日配信発売)
作詞:浜崎あゆみ
作曲:多湖邦夫
編曲:中野雄太
■MV
平成で最も売れた女性ソロアーティスト浜崎あゆみの配信シングル。フジテレビ系 月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』主題歌として書き下ろした楽曲。『SEASONS』以来、15年ぶりの月9主題歌となる。
久しぶりに浜崎あゆみの曲を聴いた。そして、泣いた。これ俺の好きだった、あの頃の浜崎あゆみだ……。一時期、左耳の聴覚を失ってから歌番組で音程が外れた不安定な歌唱でSNSでは厳しい声もあがっていた。でも今は昔のように歌えているし、年を重ねても高音や声量も衰えてない。周りの雑音にも負けずに必死に努力してきたのでしょう。この曲の歌詞がすべてだと思う。
傷は時間と共に癒えるんじゃなくて
笑顔をどれだけ上書きできるかじゃないかな
その為に今日も諦めずに生きてんじゃないかな
歴代のジャケ写の振り返りながら歩くMVは、自分の軌跡を辿っていくようで感慨深い。永遠の歌姫、浜崎あゆみはいつの時代もかっけーんすよ。
PiKi
『88888888』
(2025年8月29日配信発売)
作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ(CAPSULE)
■MV
KAWAII LAB.所属の「FRUITS ZIPPER」の松本かれんと「CUTIE STREET」の桜庭遥花のピンク担当2人によるユニット「PiKi(ピキ)」の3rdデジタルシングル。タイトルは「ハチハチ」と読み、映画『8番出口』のコラボレーションソングとして話題になった。ちなみにPiKiとはハワイ語の「桃」で、ぱるたんの「P」とかれんたんの「K」が入っている。
「ゼロ イチ ニ サン シ ゴ ロク ナナ ハチ」のリズムがクセになるし、可愛いルックスで声の甘い2人が歌うことで子供が無邪気に歌っているような不気味さを感じる。PiKiは全曲、中田ヤスタカがサウンドプロデュースしていて、所属グループでは出せないテイストが見られるのが魅力的。
異変を見つけたら引き返すという間違い探しの要素が受けた「8番出口」のゲーム同様に、曲の合間にどちらかが急に首を振る動きがあるのも面白い。PiKiはアイドル枠なので「このアイ」ランクインも考えたが、ちょっと特殊な曲なので回避してここで紹介。
mzsrz
『偽証のガベル』
(2025年1月22日配信発売)
作詞:大原きらり
作曲:FZ from sfpr
編曲:sfpr
■リリックMV
元々は5人組のボーカルグループだったが2024年に4人が脱退して大原きらりのソロアーティストとなった「mzsrz(ミズシラズ)」のデジタルシングル。テレビ東京のドラマ24『家政婦クロミは腐った家族を許さない』のエンディングテーマに起用された。
「正義」と「制裁」をテーマに大原きらり自らが作詞、ラウドシーンのパイオニアsfrpが作曲・プロデュースする上質のデジタルロック。サビの入り「たとえ、恨んでいたんだとしても」の切り裂くようなシャープなヴォーカルと疾走感がめっちゃかっこいい。
ME:I
『THIS IS ME:I』
(2025年9月3日発売)
作詞:Rose Blueming、Se.A、YOUHA
作曲:Jung Hohyun、Se.A、YOUHA
編曲:Jung Hohyun
■ダンスパフォーマンス
公開オーディション「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」通称「日プ女子」のデビュー合格者11名で誕生した「ME:I(ミーアイ)」の1stアルバム『WHO I AM』のタイトル曲。
サビ頭の振付が「9時半ダンス」と呼ばれている(時計の短針=頭が9時、長針=足が30分だから)。体が柔らかくなければあそこまで深く反れない。
シンセとボーカルエフェクトによる独特のサウンドの楽曲。正直、K-POP風のメロディーはよくわからんので評価に困るが、ダンスパフォーマンスはハンパない。クールでキレキレに踊っている途中、アヒルのおもちゃを踏んづけた音のところで急に可愛くなるギャップは反則級。
HANA
『Burning Flower』
(2025年6月9日配信発売)
作詞:ちゃんみな
作曲:ちゃんみな、Adam Kapit
■MV
ちゃんみながプロデュースするB-RAVE所属のガールズグループ「HANA(ハナ)」は今年デビューして、あっという間に人気に火が点き、YouTubeのMV再生回数も半日で100万を超えるのが当たり前で最速記録を次々と塗り替え、デビュー8ヶ月でNHK紅白歌合戦にも初出場が決定した、とにかくバケモンみたいな数字を次々と叩き出している。
この『Burning Flower』は「HOT HOT あちちちちち」のフレーズが印象的な曲。『ROSE』が2025年のYoutube年間再生数ランキング1位らしいが、俺はこっちが好きかな。
YENA
『착하다는 말이 제일 싫어(Being a Good girl hurts)』
(2025年7月29日発売)
作詞:NATHAN、Roho、View、Youra (Full8loom)、YENA
作曲:NATHAN、Han Ahyoung、Nmore、Kwon Aejin (MonoTree)、IRIS (MonoTree)、Jinri (MonoTree)、View、Youra (Full8loom)
■ダンスパフォーマンス
「IZ*ONE(アイズワン)」の元メンバーで現在はソロアーティストで活躍中のYENA(チェ・イェナ)の4thミニアルバム『Blooming Wings』収録曲。
久しぶりに見たイェナはやっぱり可愛かった。キュ-トな表情で周りを元気にしてくれる妖精のようなパフォーマンスに癒やされる。
楽曲のタイトルは「優しいねって言葉が1番嫌い」という意味。恋愛アニメの主題歌でもいいくらい爽やかなメロディー。初音ミクとのコラボもあったし、また日本で活動してくれないかと期待している。
AtHerat
『Good Girl』
(2025年5月29日配信発売)先行シングル
(2025年8月13日発売)EP
作詞:danke
作曲:Nathan Cunningham、Marc Sibley、Kristin Carpenter、Jim Lavigne
編曲:Space Primates
■ダンスパフォーマンス
今年8月にデビューした平均年齢16歳で全員高校生という若いメンバーによる韓国の多国籍ガールズグループ「AtHerat(エトハート)」の1stEP『Plot Twist』より、プレデビューとなった楽曲。
最初にこの曲が流れて来た時、「ノーパンミー」とか「チ○チン」にしか聞こえないところがあって、ずいぶんアレな曲だと思ったら「Deep Deep」って言ってるのね。なんか、すみません。
ノリの良いダンサブルな8ビートに乗せて、弾ける笑顔とハイレベルなフォーメーションダンスで魅了する。2分弱しかないというショートソングながら中毒性が高く、インパクト十分でした。
AiScReam
『愛♡スクリ~ム!』
(2025年1月22日配信発売)
作詞:aim
作曲:DJ Chika a.k.a. INHERIT、Hayato Yamamoto
■MV
「ラブライブ!」シリーズより、黒澤ルビィ(CV.降幡 愛)、上原歩夢(CV.大西亜玖璃)、若菜四季(CV.大熊和奏)の3人で結成された期間限定スペシャルユニット「AiScReam(アイスクリーム)」の1stシングル。メンバーの頭文字(Ayumu、Shiki、Ruby)と「愛をスクリーム(叫ぶ)」という意味を氷菓子のアイスクリームに掛けたのがユニット名の由来。
おそらく今年最もバズったアイドルソング。「ルビィちゃ~ん(はーい!)何が好き~?チョコミントよりも あ・な・た♡」という掛け合い部分がTikTokで大ヒット。なぜここが?と誰もが思ったはず。本人たちもビックリだったらしい。何が流行るか想像つかんね。名前と好きなお菓子のところを入れ替えてアレンジバージョンも作りやすい。共作曲のHayato YamamotoはMiLKの『イイじゃん』も作った人と聞いてバズるなにかを持ってるなと思った。
ただ……曲自体はメロウな感じで、俺の好みと外れていたのでランク外とさせていただきました。でもマクドナルドとコラボしたり、流行語大賞にノミネートされたり、話題賞は間違いなし。ラブライブ自体が注目されることは個人的にも嬉しいです。
HoneyWorks feat.ハコニワリリィ
『質問、恋って何でしょうか?』
(2025年4月5日配信発売)
作詞・作曲・編曲:HoneyWorks、MARUMOCHI
■リリックMV
人気クリエイターユニット「HoneyWorks(ハニーワークス)」と2人組の歌い手「ハコニワリリィ」がボーカルで参加した楽曲。アニメ『男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)』のOPテーマ。
今年のアニソンでトップクラスに好きなのがこれです。とにかくメロディーが神懸かってる。楽しい、気持ちいい、テンション上がる、キュンキュンする、すべてが良すぎる。男女の友情をテーマにした揺れ動く恋愛感情に萌える。「虜になんてなってやんない→哀」だったのが最後に「虜になっちゃえば案外 →愛!?」になって悶えた。原作にも登場する「運命共同体」を「しんゆう」と読ませる歌詞もポイント。
前田佳織里
『キュンアピ』
(2025年1月6日配信発売)シングル
(2025年3月19日発売)EP
作詞・作曲・編曲:田仲圭太
■MV
人気声優・前田佳織里の配信シングルで、3rdEP『I'm ready!』に収録されたリード楽曲。TVアニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』EDテーマ。
キュンキュンするような仕草でアピールして好きな人を振り向かせたいという可愛いラブソング。じれったい気持ちをセリフで表現したり、コミカルなダンスが目を惹く良曲。
ちょうどこの直前に前田佳織里の彼氏らしきSNSアカウントが発見されて、誹謗中傷に晒された時期。MVのコメント欄も荒れてしまいコメント封鎖してしまった。ネットのこういう悪ノリ大嫌いです。
Uru
『プラットフォーム』
(2025年10月15日配信発売)
(2025年11月26日発売)
作詞・作曲:Uru
編曲:田中隼人
■MV
唯一無二の歌声を持つ女性シンガーソングライターUruの16thシングル。TVアニメ「永久のユウグレ」OPに起用された。
Uruの歌声を聞くとどんな曲でもウルッと(冗談ではなくて)なってしまうんですが、この曲は朗らかで温かい気持ちになるアップテンポなラブソング。サビで一気に開けていくような開放感があるし、Dメロから落ちサビにかけてクラップがどんどん大きくなっていくのも盛り上がる要因。
MVは明確なストーリー性はないがファンタジックで未来的な世界観が美しい。アニメともよく合ってると思う。
汐れいら
『ハレの日に』
(2025年7月6日配信発売)
作詞・作曲:汐れいら
編曲:山口浩平
■MV
若干23歳のシンガーソングライター「汐(うしお)れいな」の15thデジタルシングル。TVアニメ『薫る花は凛と咲く』のEDテーマに起用された。
今年1番好きなアニメソング。いやアニソンの枠に限らず、この曲はもっとヒットすべきだと思う。「ただの日常に愛情が薫っている」とか歌詞が天才だし(ヒロインの名前が薫子)、心に響くメロディーと優しい歌声に感情揺さぶられる。
そしてMVが最高なんですよ。ラストシーンは必見。思わず泣いてしまった。これは感動とか青春では言い表せないピュアな感情。通じ合って良かったなぁという安堵の涙かもしれない。
Ado
『MAGIC』
(2025年10月31日配信発売)
作詞・作曲・編曲:ツミキ
■MV
大人気アーティストAdoの33枚目の配信シングル。令和にリメイクされたTVアニメ『キャッツ❤︎アイ』OPテーマ。
サビの直前、「みゃんみゃんみゃん」と聞こえて、何それ!?と思わず歌詞を確認。「脈拍のビートでREADY?」の頭にアドリブ入れてるのか。しかもキャッツアイに掛けて猫の鳴き声っぽく「Meow Meow Meow Meow Cat beat」とか。なんか、歌って歌詞通りじゃなくて、ここまで自由に歌っていいんだと考えさせられた。2番Aメロは鼻をつまんで鼻声で歌ってる感じだし。『唱』もそうだったけど、カラオケで歌うの難しそう。
作詞・作曲は『フォニイ』や『トウキョウ・シャンディ・ランデヴ』を作ったボカロPのツミキ。2番Bメロのトリッキーな展開とかすごいセンス。
星街すいせい
『もうどうなってもいいや』
(2025年4月10日配信発売)
作詞:辻村有記
作曲:辻村有記、板井直樹
編曲:板井直樹
■MV
ホロライブのアイドルVTuber星街すいせいのデジタルシングル。12月24日にCDでもリリース予定。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』の劇場先行版の挿入歌、ならびにTVアニメ版のEDテーマに起用された。
大人になりきれない気持ちを歌った疾走感あふれるデジタルダンスサウンド。早口の難しいパートでもリズミカルにかっこよく歌い上げるのはさすが星街。
「もうどうなってもいいや」という投げやりな状況で使いやすいフレーズもウケた(実際には諦めじゃなく傷ついても前に進む覚悟を決めたという意味)。MVのOLのようにかっこよく颯爽と辞表を叩きつけたいもんです(できることなら)。
いろはにほへっと あやふぶみ
『雨トキメキ恋模様』
(2025年1月7日配信発売)
作詞・作曲・編曲:すりぃ
■アニメノンクレジットOP
ホロライブのアイドルVTuber白上フブキ、大神ミオ、百鬼あやめの3人組ユニット「いろはにほへっと あやふぶみ」のデジタルシングルで、アニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』OPテーマ。
中毒性のあるEDMを得意とするボカロPすりぃの作曲だが、この曲はまっすぐストレートなポップスサウンド。すりぃ作曲と言われなかったら気づかないかも。
この曲が……というかアニメのOPがバズったのは、「やる気がなさすぎるダンス」。動きの気持ち悪さから「ひっくり返ったゴキブリみたい」「虫ダンス」と酷評され、微妙にアニメの動きと音が合ってないのも笑われた。不本意なバズり方でも「話題にならないよりは話題になったほうがいいのかな」と歌唱している大神ミオは大人の対応だった。
いずれ菖蒲か杜若
『どきどきキュン!で大暴走♡』
(2024年12月24日配信発売)
作詞・作曲・編曲:イチョウ
■リリックMV
にじさんじ所属VTuberの司賀りこ、珠乃井ナナ、綺沙良、梢桃音、ルンルンの4名と1匹のユニット「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」の2nd配信シングル。
これめっちゃ良い。サビのテンポ感が最高。メイド喫茶のお仕事と推し活をテーマにした歌詞も新鮮、ダンスも可愛い。普通にアイドルソングと思って聴いても遜色ない。とくに珠乃井ナナの「君だけだよ?」の歌い方が甘くてときめいた。
ちなみにユニット名はことわざの一つで、「菖蒲と杜若は似ていて優劣をつけにくく、どちらかを選ぶのは難しい」という例え。
Re;IRIS
『雨上がりのアイリス』
(2025年5月2日配信発売)
(2025年11月19日発売)
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:神前暁(MONACA)
■MV
「学園アイドルマスター(学マス)」の花海咲季、月村手毬、藤田ことねの3人によるユニット「Re;IRIS(リィリス)」の1st配信シングル。名前の由来は「花のように不屈で、女神のように歌い、虹のように希望を返す。そんなアイドルであって欲しい」という願いを込めて命名された。
作曲はアイドルソング界の至宝・神前暁。アイドルとしての決意を歌ったTHEアイドルソングといっていい正統派楽曲で、異なる歌声の3人によるハーモニーが美しい。2番Aメロを落ちにすることで曲の緊張感をうまく出してあるし、ラスサビ前に『檄!帝国華撃団』っぽいメロで転調するのは盛り上がる。
レモネードファクトリー
『Be brand new』
(2025年9月26日配信発売)
作詞:羽生みいな [Angel Note]
作曲:Famishin
編曲:みちこ
■リリックMV
ゆずソフトのPCゲーム『ライムライト・レモネードジャム』の挿入歌。劇中のバンド「レモネードファクトリー」が歌唱しているが、劇中設定ではカバー曲となっている。
どことなく『けいおん!』の放課後ティータイムを思い出す歌声とメロディーに懐かしさを感じた。個人的にガールズバンドものは大好きです。(未プレイですみませんが)この作品もかなり評価が高く、ゆずソフト最高傑作と推す人もいるようで、少しだけでも触ってみたいですね。
●紹介しきれないので
文章でその他おすすめ。
- 宝鐘マリン『コンプレックス♡プリンセス』
- さくらみこ&戌神ころね『みっころね×やってやんよ!!』
- Yumacha『アイサレタイ』
- 羊羊『Don't get in my way』
- こはならむ『Have a Good Game!!』
- 鬼頭明里『With a Wish』
- 吉川茉優『圧倒的スター』
- NACHERRY『ハニーレモン』
- ROSE&Bruno mars『APT.』(あーぱつあぱつ)
- 轟はじめ『コンココンコンココンコンコン』
- AZKi『未来カンパネラ』
- いきづらい部!『What is my LIFE?』
- uniy『ココロビタミン』(PC『バカップル・サプリメント』OP)
2025年総評
今年は上半期は豊作で、
下半期は不作の年だった。
トップ10はほぼ上半期で決まっていたし
後半割って入るほどの曲は少なかった。
その中でも
YU-JINとyouth caseの曲ばかり
目立った年だったと思う。
それと今年は楽曲のチェックが
甘くなってしまったと反省してる。
その原因が
『モンハンワイルズ』にハマったこと。
モンハンばかりやってしまい
ろくにアイドルソングを聞き込めなかった。
これからはほどほどにしたい。
ところで今年、CANDY TUNEの
『倍倍FIGHT!』が流行ったが
あれは昨年の曲で、
昨年はまったくヒットする気配がなかった。
そもそも玉屋ソングは似たものが多く、
ああまたこれ系ね、くらいの印象。
バズったから高評価という
単純なランキングにはしたくないのが本音で
それで言えば『とくべチュ、して』は
バズなしでも1位にしていたくらい強かったです。
気になるアイドルとしては
「Rain Tree」を挙げたい。
ホワスピのオーディションに不合格になった
18名のうち17名で結成されたグループ。
(辞退した1人は阿部菜々実)
モー娘やラストアイドルの例があるから
秋元康らしい救済処置だと思ったが、
ドキュメンタリーを見て感情移入してしまった。
厳しいレッスンでは実力不足と酷評され、
ホワスピの前座として数ヶ月
何を目標にしていいかわからない、
いつになったらデビューできるかもわからない、
不安だらけの彼女達の葛藤に泣かされた。
菅井先生に怒られたAKBの合宿、
牧野アンナ先生を怒らせたイコラブ合宿、
清原監督とぶつかったラスアイの団体行動、
こういう感情むき出しの
アイドルドキュメンタリーに弱いんすよ。
それとここのスタッフに
元STU48の薮下楓がいるのに驚き。
彼女が支えているなら安心できる。
アイドルファンなら
是非見てほしいです。
キャプテンシーの強いマリオ(仲俣美希)は
なんとしても報われてほしいな。
以上で終了です。
長時間おつきあいありがとうございます。
ではまた来年会えたら会いましょう。
最後に2025年の
アイドルソングまとめのリスト。
















































