日記「今日見た映画 2020」47『ペイン・アンド・グローリー』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ペイン・アンド・グローリー』
☆☆☆☆★★[90]

2019年/スペイン映画/113分
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:アントニオ・バンデラス/ペネロペ・クルス/アシエル・エチェアンディア/レオナルド・スバラーリャ/ノラ・ナバス/フリエタ・セラーノ/セザール・ヴィセンテ/アシエル・フローレス/セシリア・ロス/スシ・サンチェス

■2020年 劇場公開作品 47本目

映画雑誌『SCREEN』の『SCREEN映画評論家が選んだ 最も優れた映画 2020』の「5位」。



常に「予備知識完全皆無」。常に完全 “本物” の「アル中」+「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」な「鶏程度の脳みそ」だから、『ペイン・アンド・グローリー』タイトル聞いて「何一つ殆ど砂粒ほども想像できない」のと、ぱっと見「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” が誰も映ってないのと、「男」が主人公らしいから、基本「男は絶対見たくない」のとで、「何だよ… これ見なきゃいけねのかよ……」「うぜぇなぁ……」と、「また」「何様」か解からない、「偏見」「先入観」「思い込み」「勝手な想像」の「完全無意識スルー」でサボって「逃げた」を決め込もうとした。



だが本当に「予備知識完全皆無」で見るから、「いきなり」「最初」「超依怙贔屓」「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ペネロペ・クルス」が映って「はうあ!!!」 「瞬間」「ガン見」。



「さらに」「アントニオ・バンデラス」「英語じゃない」「5位」から、嫌な予感がして、「直感」で「そっち系」映画の「匂い」「香り」を感じた。「予感」は的中した。



「超依怙贔屓」「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ペネロペ・クルス」「アントニオ・バンデラス」「英語じゃない」「5位」ってもう、「アキ・カウリスマキ監督」とか「フランソワ・オゾン監督」とか「ケン・ローチ監督」とか………… もはや「完全」「そっち系」映画に違いない。見てる途中で調べたら「やっぱり」「ペドロ・アルモドバル監督」だった。



だが「お爺さん監督」「アントニオ・バンデラス」が、「全身病気」で「鬱病」もあり、痛みで映画が撮れない話が「中心」。「超地味過ぎ」な話で「絶対何が魅力か解からない」。あげく「超依怙贔屓」「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ペネロペ・クルス」は、「ヘロイン」吸って思い出す「アントニオ・バンデラス」「幼少期」「回想」の「ダイナマイト・ボンバー・お母さん」だと思い知った。

何て「超地味過ぎ」な話。だが「滝に撃たれる」「荒行」に挑む「覚悟」「勇気」「精神力」で、途中で「完全無意識スルー」サボって「逃げた」とならないよう、「不安」「恐怖」「苦悶」に撃ち勝つ決意を決め見続けると、「全身病気」の症状が恐るべき極限のくそリアリズムで「超生々し過ぎ」なのと、自作の主演俳優との「決別」「確執」「和解」、「LGBTQ恋愛」の告白、「幼少期」「LGBTQ恋愛」「性への目覚め」とか、「全部」「超生々し過ぎ」で、「また」「直感」で「実話」「自伝」の「匂い」「香り」を感じた。「予感」は的中した。



「アルモドバルが70歳という円熟期を迎え、自らの命を注ぎ込んだ、初の自伝的な作品を完成させた」

「アルモドバル監督を投影させたサルバドールを演じるのが、アントニオ・バンデラス」



「完全実話」じゃない「実話を基にした創作」の「自伝的な作品」なんじゃないかと思った。



「意図したことではなかったが、この作品は3部作の第3章にあたります。『欲望の法則』(87)、『バッド・エデュケーション』(04)、そし て『ペイン・アンド・グローリー』です。自然と出来上がったこの3部作は完成 するまでに32年を要しました。すべて主人公は男性で映画監督。そして、 どれも〝欲望と映画“を題材としたフィクションが物語の柱となっていて、そ のフィクションにはそれぞれの作品によって異なる現実が垣間見えてきます。 フィクションと人生は表裏一体。人生には常に痛みと欲望が伴うのです。」

「アルモドバル監督を想起させる役柄を演じるにあたって、「特にアルモドバルの特徴をよくわかっているスペインの観客に対して真似をしていると思われるようなことはしたくなかった」

「アルモドバル監督は、「リハーサルの間に『私を真似ることが手助けになるなら真似て構わないよ』とバンデラスに伝えたが『そんな必要はない』と言われたよ」」



だが調べると、「実話を基にした創作」の「かなり」「実話」な「自伝的な作品」かもしれない。

だが「鶏」は「巨匠」じゃないから、「完全共感」は難しかった。「鶏」には「遠い世界」。


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画像 2024年 5月