日記「今日見た映画 2018」60『君の名前で僕を呼んで』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『君の名前で僕を呼んで』
☆☆☆☆★★[90]

2017年/イタリア=フランス=ブラジル=アメリカ映画/132分
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティモシー・シャラメ/アーミー・ハマー/マイケル・スタールバーグ/アミラ・カサール/エステール・ガレル/ヴィクトワール・デュボワ/バンダ・カプリオロ/アントニオ・リモルディ/エレナ・ブッチ/マルコ・エスグロッソ/アンドレ・アシマン/ピーター・スピアーズ

■2018年 劇場公開作品 60本目

恐るべき極限のくそリアリズムで「実話」に見えるから調べたら、「アンドレ・アシマン」の「原作小説」を映画化した「創作」だった。「1983年」が舞台の「LGBT映画」と聞いて思い出すのは『ダラス・バイヤーズクラブ』。「80年代」はまだ「エイズ」への知識も医療技術も現代ほどなかった時代。「ゲイ」「同性愛者」への「差別」「迫害」が「矯正施設」に送られるほど「かなり」厳しかった。

「LGBT問題」への理解がなかった時代だがら、「偏見」「先入観」「思い込み」が半端じゃなかった。恐るべき極限のくそリアリズムで「実話」に見えたが「最期」、「マイケル・スタールバーグ」「お父さん」の「理解」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で「大きい方垂れ流し」。「80年代」でこんな理解があったのか「絶対ありえない」「本当かよ!」とビビッて震え上がった。ここで「創作」であることを感じた。

だが「全世界」の恐るべき「評価」「賞賛」の「理由」「真実」が、「マイケル・スタールバーグ」「お父さん」の「理解」への「評価」「賞賛」に思えた。「ゲイ」の人達への「差別」「迫害」「偏見」「先入観」「思い込み」が半端じゃなかった「歴史」を振り返ると、「もしも」「80年代」、「お父さん」のような「理解」を現代級に全世界の人が持ってたら、「こんな苦しむことはなかった」。僕は「ゲイ」「同性愛者」ではないが、「ファンタジー映画」かもしれない「お父さん」の「理解」「極限の美」が、恐るべき「泣かし」なのを「感じた」。

「ティモシー・シャラメ」「エリオ」と「アーミー・ハマー」「オリヴァー」を「とにかく」「極限の美」に魅せた『君の名前で僕を呼んで』が、「ゲイ」の人達にとって「自分もこうなりたい」級「極限の美」「究極映像」なのかもと「感じた」。

僕が「震撼」「驚愕」「圧倒」「絶句」だったのは、「ティモシー・シャラメ」「エリオ」と「アーミー・ハマー」「オリヴァー」が、そんな言葉交わした訳じゃないのに、お互いを「見抜いたこと」。「バレーボール」の「触り方」で「全部」「悟る」「感じる」感覚にはビビッて「大きい方垂れ流し」。恐るべき極限のくそリアリズムに「見えた」。

「ちょっと」見直して「冒頭」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「エステール・ガレル」「マルシア」が、ベッドに寝てて「二人きり」の状態で「何もしない」、「外」に興味が行く演出で「そうだ」ということを「さらに」思い知って「大きい方垂れ流し」。

だが僕は「やっぱり」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「エステール・ガレル」「マルシア」と、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「アミラ・カサール」「お母さん」に「目が行った」。


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画像 2021年 11月