日記「今日見た映画 2020」48『ジュディ 虹の彼方に』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ジュディ 虹の彼方に』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2019年/イギリス映画/118分
監督:ルパート・グールド
出演:レネー・ゼルウィガー/ジェシー・バックリー/フィン・ウィットロック/ルーファス・シーウェル/マイケル・ガンボン/ダーシー・ショウ/ロイス・ピアソン

■2020年 劇場公開作品 48本目

映画雑誌『SCREEN』の『SCREEN映画評論家が選んだ 最も優れた映画 2020』の「8位」。



常に「予備知識完全皆無」。常に完全 “本物” の「アル中」+「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」な「鶏程度の脳みそ」でも、恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジュディ・ガーランド」は知ってた。

「全世界」「みんな大好き」『オズの魔法使』『虹の彼方に』 “Over The Rainbow” には、「鶏」も「これでも泣かないか」まで恐るべき「泣かし」に追い込まれた。

「1990年第43回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞」『ワイルド・アット・ハート』の「元ネタ」。「やりすぎ限界恋愛映画」「1998年」『ユー・ガット・メール』「決め台詞」「泣かないで “ショップ・ガール” 」の「劇中歌」。



だが「やっぱり」「所詮」「鶏」。恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジュディ・ガーランド」は知ってても、『オズの魔法使』「1本」「だけ」「しか」見たことない。「ドロシー」が「その後」「どうなったか?」「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」。



『ドアーズ』『ジャージー・ボーイズ』『ボヘミアン・ラプソディ』『ロケットマン』……………………………… 「実在の人物」「大スター」「伝記映画」は数多くあるが、どれも「超大スター」「超大金持ち」の話ばっかりで、「超貧乏」な「鶏」には「絶対関係ない」「超遠い世界」「完全無意識スルー」しか「選択肢」はない。

『ジュディ 虹の彼方に』も「絶対関係ない」「超遠い世界」「完全無意識スルー」な『ロケットマン』かもしれない「勝手な想像」「偏見」「先入観」「思い込み」を抱いたが、「最期」恐るべき「泣かし」に追い込まれた。



『ジュディ 虹の彼方に』のタイトルじゃ、もはや「完全創作」は「絶対ありえない」。「かなり」「実話」か「実話を基にした創作」かのどっちかだろう。

調べたら「実話を基にした創作」。だが恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジュディ・ガーランド」が享年「47歳」の若さで亡くなったこと、『アリー スター誕生』が『スタア誕生』の「リメイク映画」だったこと、「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」、「今頃」「初めて」思い知ったの「反省」「懺悔」「償い」+「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」。

また「全世界」「みんな大好き」『オズの魔法使』の「裏側」、恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ダーシー・ショウ」が見せた、「恐らくこうであった」当時のハリウッドの「真実」も「今頃」「初めて」思い知って「はうあ!!!」 「かなり」「怖さ」「ショック」「衝撃」にビビって震え上がった。



調べたら「ルパート・グールド監督」のインタビューが見つけられず、なぜ「今」? 『ジュディ 虹の彼方に』を撮ったかは解からなかったが、恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「レネー・ゼルウィガー」のインタビューから少し知ることができた。



「彼女の晩年を「悲劇」というひと言で片付けてしまう風潮があり、それが彼女の「遺産」のようになってしまっている。けれど、どういう状況でそうなってしまったのかを描くことで、お決まりのイメージを覆せると思ったの」

「ジュディは実際にロンドンのクラブで歌った後、ファンとよく飲みにいったりするなど交流を持つ人だったから、ああいうことはあったと思うけど。実はこのシーンについては、監督のルパート・グールドとも、なぜこのシーンが重要だったのかについて話したわ。私たちは、当時のLGBTQコミュニティにおいて、彼女がどういう存在だったのかを見せることが、いまこそ重要と考えたの。彼女がどういう人間だったのかを表現するうえでも欠かせない要素だった」



「絶対悲劇にしたくなかった」。



「今」じゃ「パワハラ」。「絶対許されない」当時のハリウッドのシステムで薬物漬けになってしまった恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジュディ・ガーランド」の生涯。「一番大切」なものは自分が産んだ子供なのに「親権剝奪」。どんな「超大スター」「超大金持ち」でも「絶対人生全部思い通りにいかない」の「震撼」「驚愕」「圧倒」「絶句」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。

『ジャージー・ボーイズ』も「実話を基にした創作」で「家庭崩壊」、娘が亡くなる哀しい話だったが、「超大金持ち」過ぎたか? なぜかのめり込めなかった。

だが「実在の人物」「ジュディ・ガーランド」が完璧な人間じゃなかったこと、「アル中」で「大失敗」ばかりの人だったのが「鶏の心を鷲掴み」にしたのかもしれない。



「絶対人生全部思い通りにいかない」「大失敗」ばかりの「ジュディ・ガーランド」、恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「レネー・ゼルウィガー」が「最期」に歌った『虹の彼方に』 “Over The Rainbow” に、「これでも泣かないか」まで恐るべき「泣かし」に追い込まれ「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。



「47歳」の「生涯」を見た心境に追い込まれた。



恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「レネー・ゼルウィガー」の恐るべき「芝居」。「実在の人物」「ジュディ・ガーランド」にしか見えず、恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「レネー・ゼルウィガー」に見えなかった。







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画像 2024年 5月