日記「今日見た映画 2020」44『燃ゆる女の肖像』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『燃ゆる女の肖像』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2019年/フランス映画/122分
監督:セリーヌ・シアマ
出演:ノエミ・メルラン/アデル・エネル/ルアナ・バイラミ/ヴァレリア・ゴリノ

■2020年 劇場公開作品 44本目

映画雑誌『SCREEN』の『SCREEN映画評論家が選んだ 最も優れた映画 2020』の「5位」。

常に「予備知識完全皆無」。だが「直感」で「LGBTQ映画」の「匂い」「香り」を感じた。「予感」は的中した。

「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「アデル・エネル」「エロイーズ」の肖像画を描くために、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ヴァレリア・ゴリノ」「母親」に雇われた、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ノエミ・メルラン」「マリアンヌ」がやってくる。「ずっと」「女子」「二人きり」。やはり「恋愛映画」だった。



「予備知識完全皆無」だからいつの時代か「勝手な想像」しかできない。衣装を見て『アマデウス』の頃か? さすがにこの時代、大昔の資料を調べるのは大変だろうから「完全創作」だろうと、「偏見」「先入観」「思い込み」を決め込んだ。

だが見終わって調べると、「美術史が女性を見えざる存在にしてきたのです。この忘れ去られた女性画家たちの作品を発見した時、とても興奮しましたが、同時に悲しみも感じました。完全なる匿名性を運命づけられた作品に対する悲しみです」と、実は「18世紀末」、「多くの女性が絵を描くことを職業としたことがわかる」「史実」を「セリーヌ・シアマ監督」が、「最終的にこの時代の画家を専門とする美術社会学者に歴史コンサルタントを依頼」して「徹底的」に調べた「背景実話系映画」だった。

「全世界」昔は「男尊女卑」。さらに「LGBTQ問題」は恐らく、人間に想像力が生まれた大昔からある。「現代」に通ずる題材を映画にした。

「18世紀末」「1770年」「LGBTQ問題」は、現代の「数十乗」「絶対禁制」。「絶対バレてはいけない」ギリギリ限界状況でどのように結ばれるか? 「セリーヌ・シアマ監督」の「想像力」が極限のくそリアリズムで見せた。



「とにかく」、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ノエミ・メルラン」「マリアンヌ」と、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「アデル・エネル」「エロイーズ」、そして「風景」「肖像画」「美術」の「極限の美」が美しい。

そして「最期」、「数十乗」「絶対禁制」の時代背景で、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「アデル・エネル」「エロイーズ」が見せた、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ノエミ・メルラン」「マリアンヌ」への「想い」「芝居」。「男」の「鶏」も「感情移入」で「ガン見」。

「白」か「黒」かしか解からない「鶏程度の脳みそ」でも、こんな「超繊細」な映画なんか「鶏」には「絶対撮れない」こと思い知らされ、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で「大きい方垂れ流し」。




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画像 2024年 5月