日記「今日見た映画 2020」43『フォード vs フェラーリ』 | やりすぎ限界映画入門

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■『フォード vs フェラーリ』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2019年/アメリカ映画/153分
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:マット・デイモン/クリスチャン・ベイル/ジョン・バーンサル/カトリーナ・バルフ/トレイシー・レッツ/ジョシュ・ルーカス/ノア・ジュープ/レモ・ジローネ/レイ・マッキノン/JJ・フィールド/ジャック・マクマレン/コッラード・インヴェルニッツィ

■2020年 劇場公開作品 43本目

映画雑誌『SCREEN』の『SCREEN映画評論家が選んだ 最も優れた映画 2020』の「10位」。



「2020年」「超大ヒット作」「超話題作」。「全世界」「大絶賛」「大賞賛」の話は多くのSNSで見てた。「今頃」こんな遅れて「とうとう」『フォード vs フェラーリ』を見た。



「また」「予備知識完全皆無」。「実話」にしか見えない。



人間「この世は知らないことばかり」。「実在の人物」「クリスチャン・ベイル」「ケン・マイルズ」が、「1966年」「ル・マン24時間レース」で会社の命令に従って「オリンピック世界記録」に近いような、当時の「スピード最速記録」を出せた状況を「辞退」し「1-2-3フィニッシュのフォードが表彰台を独占」。「会社」のために「個人優勝」を逃し「3位」になったの見て、「怖さ」「ショック」「衝撃」にビビって震え上がり「泣きながら」、大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。




「これ本当に実話かよ!」



「こんなこと人間の歴史であっていいのか!」「これが人間社会の現実か!」「超酷ぇ話」。



どこまで「実話」か超気になり調べるしかなかった。「もちろんわかりやすくするために単純化されている。リーブはただの悪役ではないし、シェルビーやマイルズも多くの葛藤を抱えていた」。「実話を基にした創作」だった。だが「1-2-3フィニッシュのフォードが表彰台を独占」は「史実」らしい。



「事実をただ描いた作品を観るなら、その出来事について記された本を読んだ方が楽しい。映画はその時代の雰囲気や、登場人物の心情などを表現することができて、その時代にいるような体験を提供することが可能だ。本作では、1966年のル・マンの雰囲気を観客に味わってもらうことが使命だったんだ」と、「ジェームズ・マンゴールド監督」は言う。



「その通り」だろう。どこまで「実話」かじゃなく、「映画」にして「何を見せたかったか?」だろう。



「レースチームに限った話ではなく、さまざまな職場で似たような状況が出現しているに違いない」。「その通り」だと、「鶏」も恐るべき「泣かし」に追い込まれた。



「実在の人物」「クリスチャン・ベイル」「ケン・マイルズ」の心の「度量」「偉大さ」「寛大さ」に「これでも泣かないか」まで恐るべき「泣かし」に追い込まれ、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。



恐るべき「やりすぎ限界映画」。







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画像 2024年 5月