日記「今日見た映画 2017」37『オリエント急行殺人事件』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『オリエント急行殺人事件』
☆☆☆☆★★[90]

2017年/アメリカ映画/114分
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー/ペネロペ・クルス/ウィレム・デフォー/ジュディ・デンチ/ジョニー・デップ/ジョシュ・ギャッド/デレク・ジャコビ/レスリー・オドム・Jr/マーワン・ケンザリ/オリヴィア・コールマン/ルーシー・ボーイントン/マヌエル・ガルシア=ルルフォ/セルゲイ・ポルーニン/トム・ベイトマン/ミシェル・ファイファー/デイジー・リドリー

■2017年 劇場公開作品 37本目

僕が「崇拝」する恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ペネロペ・クルス」の出演作品をチェックしてたら、『オリエント急行殺人事件』に引っ掛かった。子供の頃にも聞いたことがあるタイトルに「リメイク映画」だと感じた。調べてみるともの凄い「豪華スター総出演」。「ミシェル・ファイファー」「デイジー・リドリー」。「ペネロペ・クルス」だけではない、「極限の美」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” が「3人」もいた。

「アガサ・クリスティ」「推理小説」「名探偵ポアロ」。あまりに有名で、子供の頃聞いた言葉を今でも覚えてる。だが「TVドラマ」も作られた『オリエント急行殺人事件』について調べると、映画化は「1974年」と本作「2017年」の2本だけだった。

1974年、僕は4歳。小学生、中学生の時、淀川先生の『日曜洋画劇場』で何度も『オリエント急行殺人事件』を放映してた記憶がある。だが「ジャッキー・チェン」しか見ない子供が、「4歳の頃の映画」、「アガサ・クリスティ」「推理小説」「名探偵ポアロ」『オリエント急行殺人事件』に、興味を持つことなどなかった。「アンジェイ・ワイダ監督」と同じ。「鶏」程度の脳みそしかない少年にとって「4歳の頃の映画」は、「完全無意識スルー」状態だった。

だが「アラ50」になって「今」冷静に考える。「アガサ・クリスティ」「推理小説」「名探偵ポアロ」がなぜ有名だったのか? よほど面白くなければ「有名」にはならない。また「1974年」『オリエント急行殺人事件』は「豪華スター総出演」。「リメイク映画」は、「2017年」の「豪華スター総出演」を再現した。

「原作」を読んでないので、映画とどこが違うのかは知らないが、初めて見た『オリエント急行殺人事件』が面白かったので、きっと「1974年」版も面白いに違いないと思った。「今頃」、初めて「アガサ・クリスティ」「名探偵ポアロ」の面白さ、「金田一耕助」との違いを思い知り、「反省」するしかなかった。

やはり最後は人間の「恨み」「情念」。全てが人間の「感情」で事件が起きてることを思い知る。なぜ「名探偵ポアロ」なのか? 「ケネス・ブラナー」の「信念」「価値観」「倫理観」に共感した。少し泣かす話だったのが意外だった。


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画像 2019年 12月