日記「今日見た映画 2017」2『ワンダーウーマン』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ワンダーウーマン』
☆☆☆☆★[85]

2017年/アメリカ映画/141分
監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット/クリス・パイン/ロビン・ライト/ダニー・ヒューストン/デヴィッド・シューリス/コニー・ニールセン/エレナ・アナヤ/ユエン・ブレムナー/サイード・タグマウイ/ユージーン・ブレイヴ・ロック/ルーシー・デイヴィス

■2017年 劇場公開作品 2本目

「話」が大好きな僕は、「サム・ライミ監督」の『スパイダーマン』3部作、「クリストファー・ノーラン監督」の『ダークナイト』3部作、以降の「アメコミ系映画」が「苦手」。「スーパーマン」と「バットマン」が共演するのは、「三十郎」と「座頭市」が共演する感覚と同じなのだろうが、僕は「サム・ライミ監督」と「クリストファー・ノーラン監督」で「お腹いっぱい」になってしまった。

『アベンジャーズ』シリーズなど、もはや「1作目だけでお腹いっぱい」になってしまい、2作目からはもう見てない。最近まで僕は頭の中で「マーベル」と「DC」の違いが「ごちゃ混ぜ」になってたありさまで、大ファンの人達にはとても申し訳ない状態だった。それでも自分なりに頑張って、『X-MEN』シリーズは何とか見てるが、「スピンオフ」の『デッドプール』シリーズなどどこまでついて行けるか、ギリギリの状態にある。

そんな「アメコミ系映画」「NG」の僕が『ワンダーウーマン』を見てしまったのは、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ガル・ガドット」のポスター「美しく、ぶっ飛ばす。」を見て、「極限の美」の雄姿に、夏のコンビニの「ブルーライト」に吸い込まれる「虫」のごとく「惹き寄せられてしまった」からだった。

だが見終わって冷静に振り返ると、僕にとって『ワンダーウーマン』は、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ソフィー・ターナー」の『X-MEN アポカリプス』と全く同じだった。ラスト何でダイアナが「アレス」をやっつけられたのか、「絶対納得できない」。さらにダイアナには全く「弱点」がない。あまりに強すぎて少しもハラハラしなかった。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ガル・ガドット」の「極限の美」は認めるが、全く「弱点」がない、「あまりに強すぎる」「少しもハラハしない」状態で、「地球が全滅する映像」級の「CG」を見て、僕は子供の頃見た「昔のワンダーウーマン」が懐かしくなり思い出してしまった。

小学生の時、TVを見るしかなかった僕は、ある日曜日の昼、突然視界に入った「ワンダーウーマン」に「ガン見」になった。子供の頃の70年代、アメリカのTVドラマは放送時間が不安定で、「この前はこの時間だった」のに、突然違う時間に変わてしまうことが多かったメイージがある。そのため毎週ちゃんと「ワンダーウーマン」を見れなかった記憶がある。

僕の「第一期性への目覚め」は『キューティーハニー』だった。幼稚園でありながらハニーの「変身」シーンを見ると、「変な気持ち」になる「高揚感」を感じた。「決定的」な「女性」への「欲情」の意識だった。

幼稚園から小学生へ。『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』『紅い旋風ワンダーウーマン』のどちらを見たかは解らないが、小学生で「リンダ・カーター」を見て「欲情」した記憶は鮮明。『キューティーハニー』はアニメだったが、『ワンダーウーマン』は実写、“本物” の「人間の女」。小学生の僕には「かなり強い刺激」で「ガン見」だったのを今も忘れない。

『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』『紅い旋風ワンダーウーマン』は、僕の「第二期性への目覚め」だったのかもしれない。僕の「時間が止まった」は、すでに小学生の時から始まってた。

僕は2017年の『ワンダーウーマン』を見て小学生の頃の「ワンダーウーマン」=「リンダ・カーター」を思い出し、気になって「YouTube」を検索してしまった。

「今の視点」で「リンダ・カーター」を見て「時間が止まった」。「ガル・ガドット」に負けない、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「リンダ・カーター」の「極限の美」の前に「絶句」した。改めて、「リンダ・カーター」がどれほど恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” だったかを思い知った。「第1シーズン」から「第3シーズン」まで、全シーズン「リンダ・カーター」が「主演」でなければならなかった真実を思い知った。

我ながら、「小学生」からすでに「ワンダーウーマン」に「ガン見」はすごいと思った。自分で自分を褒めるほどバカバカしいことはないが、「小学生」の頃から、僕の「極限の美」が何かを「見極める目」が、ものすごい高いレベルで研ぎ澄まされてたことを確認した。






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画像 2019年 7月