日記「今日見た映画 2017」3『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』 | やりすぎ限界映画入門

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■『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』
☆☆☆☆★[85]

2017年/アメリカ映画/110分
監督:アレックス・カーツマン
出演:トム・クルーズ/アナベル・ウォーリス/ソフィア・ブテラ/ジェイク・ジョンソン/コートニー・B・ヴァンス/マーワン・ケンザリ/ラッセル・クロウ

■2017年 劇場公開作品 3本目

■第2稿 2019年 7月26日 版

見終わってから調べ、またびっくりした。現在まで「トム・クルーズ」と「クリストファー・マッカリー監督」が関わった作品は6本と思ってたが間違えた。『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』の脚本は「クリストファー・マッカリー監督」で、「7本」も関わってた。

2008年『ワルキューレ』から2018年 『ミッション:インポッシブル フォールアウト』まで、10年間に「7本」はすごい。完全な「パートナー」だと思い知った。

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』はエジプトのミイラの話で、「トム・クルーズ」が『インディ・ジョーンズ』シリーズや『ハムナプトラ』シリーズのジャンルに挑戦した映画に見えた。

「CG」がない時代の「SFX」は、「これどうやって撮ったの?」と、全世界の観客を「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」させた。その最先端が「スティーブン・スピルバーグ監督」「ジョージ・ルーカス監督」だった。

現代「もはやこの世に作れない映像が何もない」状態で、「旧約聖書」「古代遺跡」を見ても、「初めて」『レイダース 失われたアーク』を見た時の「ショック」「衝撃」は感じない。実は「アマネット」という女王がエジプトにいた、と言われても「本当かよ?」と思ってしまう。「もはやこの世に作れない映像が何もない」「CG」「極限映像」で見せられた「呪い」が、砂粒ほども「本当にそう見える」ように感じなかった。

という視点で、僕は『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』を見てしまったのだが、「トム・クルーズ」は「初めて」『レイダース 失われたアーク』を見た時の「ショック」「衝撃」を、もはや全世界が感じないことは充分解かってて、「クリストファー・マッカリー監督」と『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』を、「アトラクション」=「遊園地」映画に徹底してる。

「ハラハラ」「ドキドキ」の感覚は、「カップルのデートに最高」なのかもしれない。最初から最後まで飽きさせないことに驚愕した。「イラクが全滅するCG」も「これでもか」というまで壮絶だった。

何よりも僕が「ガン見」になったのは、「アナベル・ウォーリス」もなかなかだったが、「何よりも一番」は、エジプトの女王「アマネット」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ソフィア・ブテラ」の「極限の美」。見た「瞬間」、「時間が止まった」。

「呪い」が、砂粒ほども「本当にそう見える」ように感じなかった『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』なのに、エジプトの女王「アマネット」は「もの凄い迫力」があった。「ガン見」になってしまった。『X-MEN アポカリプス』の「アポカリプス」より「もの凄い迫力」だった理由は何だったのか? 自問自答しなければならないかもしれない。


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画像 2019年 6月