日記「今日見た映画 2017」4『ゴースト・イン・ザ・シェル』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『ゴースト・イン・ザ・シェル』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2017年/アメリカ映画/107分
監督:ルパート・サンダーズ
出演:スカーレット・ヨハンソン/ビートたけし/マイケル・カルメン・ピット/ピルー・アスベック/チン・ハン/ジュリエット・ビノシュ/ラザラス・ラトゥーリー/ダヌーシャ・サマル/泉原豊/タワンダ・マニーモ/ピーター・フェルディナンド/ ピート・テオ/福島リラ/桃井かおり

■2017年 劇場公開作品 4本目

「原作を知らないと理解できない映画」が僕は「超苦手」で、数多くの「マンガ原作映画」を見てきたが、殆ど共感できた映画が記憶にない。

僕が「押井守監督」の1995年『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を見たのは約「20年前」。その時「鶏」くらいしか脳みそがなかったので、「全然面白くなかった」記憶しかなく、「話が理解できなかった」のを覚えてる。そのせいで「1回」しか見てなくて、殆ど何も覚えてない状態で『ゴースト・イン・ザ・シェル』を見た。僕にとって「原作を知らないと理解できない映画」と変わらなかった。

「話」の面白さに「ガン見」になってしまった。「全然面白くなかった」記憶しかない『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』が、「え、こんな話だったっけ?」と思うほど引き込まれ、見終わってからまた調べてしまった。『ゴースト・イン・ザ・シェル』が、「押井守監督」1995年『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の「リメイク映画」と知っておしっこを漏らした。もう一度『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を見直さねばならないと思ってしまった。

『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』が全世界で有名なのは知ってたが、「20年間」、今日まで真実が見えてなかった。僕は「かなり」「反省」しなければならない。

大体ハリウッドが「リメイク映画」を撮りたいほどの映画が、面白くない訳ない。さらに「原作を知らないと理解できない映画」ではなかったことに「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」だった。

「リドリー・スコット監督」の1982年『ブレードランナー』は、最近の『her 世界でひとつの彼女』『エクス・マキナ』まで、数多くのSF映画に影響を与えた。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、1982年『ブレードランナー』の「レプリカント」からさらに創作が進化してる。体の「義体化」や「記憶」の移植によって起きるであろう事件の、極限のくそリアリズムが生々しく、「本当にそう見える」世界観に圧倒された。

また出演者の豪華さも凄まじい。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「スカーレット・ヨハンソン」の「極限の美」だけではなく、「ビートたけし」「ジュリエット・ビノシュ」「桃井かおり」が「共演」は強烈なインパクトだった。

特に「ビートたけし」が「ハリウッド超大作」で、『アウトレイジ』と全く変わらない銃のぶっ放し方を見せてくれたのが「かなり」うれしかった。

「逆」に「ビートたけし」は、「ハリウッド超大作」だろうが『アウトレイジ』にしか見えなくて「おしっこ漏らした」。




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画像 2019年 7月