日記「今日見た映画 2017」10『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 | やりすぎ限界映画入門

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■『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
☆☆☆☆★★[90]

2016年/アメリカ映画/137分
監督:ケネス・ロナーガン
出演:ケイシー・アフレック/ミシェル・ウィリアムズ/カイル・チャンドラー/グレッチェン・モル/ルーカス・ヘッジズ/ベン・オブライエン/テイト・ドノヴァン/スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン/C・J・ウィルソン/カーラ・ヘイワード/ヘザー・バーンズ/エリカ・マクダーモット/マシュー・ブロデリック/ジョシュ・ハミルトン/アンナ・バリシニコフ

■2017年 劇場公開作品 10本目

「この人には何か影がある」と思って映画を見てると、だんだん「ケイシー・アフレック」の過去に何があったかが明らかになり、最後は兄の遺言で大変な運命を背負うことになる。

この世にはいろいろな人がいるのだと思い知る。「辛いこと」は人間なら誰にでもある。まず「自殺」とか考える前に、自分が「辛いこと」と思うことが、この世でどのぐらいのレベルの「辛いこと」かを、いろいろな人を見て、人間は冷静に比較した方がいい。この世の「創作物」は、そのためにあるのだと思う。

「自分より辛いことが大きい人」が、自殺しないで頑張って生きる姿を見ると、考え直すことがあると思う。このぐらいで自殺してはいけないと思い止まれる。

「ケイシー・アフレック」が、火事の事件で自殺しようとした心境が「本当にそう見える」ほど生々しかった。これは僕も同じ立場だったらどうなるか解からない。それでも生きてれば、人間の「罪」は許され、「楽しみ」「希望」も見つかるのだということを、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は見せたのだと思う。

だが、「ルーカス・ヘッジズ」の「カーラ・ヘイワード」「アンナ・バリシニコフ」との「二股」「浮気」は、注意しなければいけないことだと思った。


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画像 2019年 8月