日記「今日見た映画 2017」11『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホント… | やりすぎ限界映画入門

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■『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』
☆☆☆☆★★[90]

2017年/日本映画/121分
監督:河合勇人
出演:広瀬すず/中条あやみ/山崎紘菜/富田望生/福原遥/真剣佑/柳ゆり菜/健太郎/南乃彩希/大原櫻子/陽月華/木下隆行/安藤玉恵/矢柴俊博/緋田康人/きたろう/佐々木萌詠/長谷川里桃/天海祐希

■2017年 劇場公開作品 11本目

「実話」の映画は、実話なので見る前から「優勝する」ラストの「結果」が最初からわかってる。「最後どうなるか結末がわかってる映画」に、なぜ僕はこれほど興奮するのか?

最近見た「衝撃」殆ど「実話」の映画で、僕にとって「これでも泣かないか」までの「泣かし」だったのは、『ザ・ファイター』『ハナ 奇跡の46日間』『ビリギャル』『KANO 1931海の向こうの甲子園』『歌声にのった少年』などが強烈な印象で、「涙が出なくなるまで泣いた」ほど大好き。

実際「優勝」など、人間の人生では、現実に、生涯で一度も経験しないで死ぬ人間が圧倒的に多いほど難しいことだと思う。殆どの人間が、「優勝」「1位」を一度も経験しないまま死ぬと言ってもいいぐらい難しいことだろう。

「実話」「現実」で、「最後どうなるか結末がわかってる映画」を、「あえて」僕が見たい理由は、生涯で一度も経験できないくらい難しいことを、「本当に成し遂げた人間」が、「実際にどうやって成し遂げたのか真実を知りたいから」だ。

僕自身が自分の目標を「実現」するには、何が必要なのかを知りたい。「実話」「現実」での「優勝」「1位」こそ、「本当に成し遂げた人間」が「どうやって成し遂げたのか?」の真実。「嘘」ではない、「本当に成し遂げたられた原因」が僕は見たい。「真実のプロセス」が見たいから、「衝撃」殆ど「実話」の映画に興奮する。

「衝撃」殆ど「実話」の映画は、「スポーツ」の「ライブ」とは全く違うと思う。映画の「演出が加わる」感動と、スポーツの「現実に今目の前で起きてる」感動は、種類が違うので比較できないと思う。

「演出が加わる」感動と「現実に今目の前で起きてる」感動の種類が違うからこそ、「ライブ」ではない「映画」は、「どうやって成し遂げたのか?」の「真実のプロセス」が、最も重要な意味を持つと思う。僕は「プロセス」を見て泣く。逆に「プロセス」に「嘘」のある映画が僕は「苦手」。

『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』は「実話」だがあまりのめり込めなかった。あとから実際の事件を調べ、「生涯で一度も経験しないで死ぬ人間が圧倒的に多いほど難しいこと」を、「本当に成し遂げた」「真実」だったと思い知った。

また「好み」の問題でしかないのだが、僕は「ミュージカル映画」が苦手で、「歌を歌いながら泣く」ことが現実に見えないからかもしれない。


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画像 2019年 8月