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■『gifted ギフテッド』
☆☆☆☆★★[90]
2017年/アメリカ映画/101分
監督:マーク・ウェブ
出演:クリス・エヴァンス/マッケナ・グレイス/リンゼイ・ダンカン/ジェニー・スレイト/オクタヴィア・スペンサー/グレン・プラマー/ジョン・フィン/エリザベス・マーヴェル/ジョナ・シャオ/ジュリー・アン・エメリー/キーア・オドネル/ジョン・M・ジャクソン
■2017年 劇場公開作品 17本目
見終わって調べ、「ギフテッド」という言葉を初めて知った。本当にこういう子供がかなりいるから映画になった。1992年公開「ジョディ・フォスター監督」の『リトルマン・テイト』もそのような話だったが、「1回」しか見てないので「殆ど何も覚えてない」。天才児が実在する話を何度か聞いてたので、「ギフテッド」に生まれた子供がどんな苦労をするかが極限のくそリアリズムに見えた。
「小学校1年生」で、「マサチューセッツ工科大学」の教授が出した数学の問題の間違いを正し、解答できてしまう子供がいたら、家族はどうなってしまうか? この創作が極限のくそリアリズムに到達する。『奇蹟がくれた数式』のインドの数学者「ラマヌジャン」の話も出てきてビビった。
「ギフテッド」「マッケナ・グレイス」の自殺した母親は、「ナビエ-ストークス方程式」を解明しそうな「天才数学者」だった。「マッケナ・グレイス」を0歳から育てたのは母親の弟「クリス・エヴァンス」。「マッケナ・グレイス」は「クリス・エヴァンス」をずっと父親だと思ってた。
「頭が良すぎる」「マッケナ・グレイス」は数学だけではなく、「小学校1年生」にして思考も大人レベル。「正しいこと」への「信念」に絶句させられた。「頭が良すぎる」ために「小学校」に行くのが大嫌い。校長先生に「ここでは彼女の才能を伸ばす 教育を提供できない」と退学を迫られる。
その人にとって「何が人間の幸せか解からない」。「金持ち」と結婚できれば、絶対幸せになれるのかといえばそうでもなく、人間は「ペネロペ・クルス」の『抱擁のかけら』のようなことにもなりかねない。
「天才児」とは真逆の話だが、『gifted ギフテッド』を見て「ショーン・ペン」「ダコタ・ファニング」の『I am Sam アイ・アム・サム』を思い出した。「マッケナ・グレイス」と「クリス・エヴァンス」の姿が、「ダコタ・ファニング」と「ショーン・ペン」の姿に重なって見えた。最後は「泣かし」があった。
「マッケナ・グレイス」の小学校の担任の先生、「サルマ・ハエック」に似た「ジェニー・スレイト」が、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” で見惚れた。また、今「天才子役」として注目されてる「マッケナ・グレイス」に、「かなり」強い「フォース」を感じた。「ナタリー・ポートマン」や「ダコタ・ファニング」のように、「将来」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” に成長するであろう「極限の美」を思い知らされるしかなかった。
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