日記「今日見た映画 2017」19『新 感染 ファイナル・エクスプレス』 | やりすぎ限界映画入門

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■『新 感染 ファイナル・エクスプレス』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2016年/韓国映画/118分
監督:ヨン・サンホ
出演:コン・ユ/チョン・ユミ/マ・ドンソク/キム・スアン/チェ・ウシク/アン・ソヒ/キム・ウィソン

■2017年 劇場公開作品 19本目

「ゾンビ映画」を見て「涙が出た」のは、もしかしたら「初めて」かもしれない。思い出せば過去にも「涙が出た」ことはあったかもしれないが、よく思い出さないと思い出せなさそうなので、やはり初めてかもしれない。

「ゾンビ映画」が「苦手」な僕だが、「超話題作」と知り逃げる訳にいかないと思って『新 感染 ファイナル・エクスプレス』を見る。「何が超話題となったのか?」「確認」しなければならないと思った。結果は「涙が出た」。

今まで数多くの「ゾンビ映画」を見てきたが、「極限のくそリアリズム」で「希望」を見せてくれた「ゾンビ映画」が記憶にない。『新 感染 ファイナル・エクスプレス』は、僕には初めて「極限のくそリアリズム」で「希望」を見せてくれた「ゾンビ映画」かもしれない。

本当はこの先、実は助からないのかもしれないが、原因が解かり、安全地区を確保し、被害の拡大を鎮圧できそうな状態を見せてくれたので、安心まではいかないまでも「希望」を見せてくれた気がした。「鎮圧できそうな状態」の「屁理屈」を、僕は「助かる」「希望」に解釈した。

ゾンビに感染したら「絶対助からない」。これが「ゾンビ映画の」「世界規定ルール」なのかもしれない。

『新 感染 ファイナル・エクスプレス』は、感染したら「絶対助からない」「世界規定ルール」で、「父娘」の愛の物語にしてしまったことがすごいと思った。途中『エイリアン2』を感じる部分もあり引き込まれた。

そして極限のくそリアリズムで見せる映像の迫力にも「かなり」圧倒された。『ダイ・ハード3』もぶっ飛ぶ「電車アクション」で漏らした。ここまで激しい「電車アクション」を久しぶりに見たかもしれない。

見終わってから調べ、実は「アニメ映画」『ソウル・ステーション パンデミック』の「続編映画」だったらしいが、気づかないほど話は理解できた。『ソウル・ステーション パンデミック』にも興味が出てきた。

あまりに激しくて、ラスト近くになるまで、実は妊婦役の「チョン・ユミ」が、「極限の美」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” であることに気づかなかった。それくらい『新 感染 ファイナル・エクスプレス』に「ガン見」だった。




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画像 2019年 7月