■『クリード チャンプを継ぐ男』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]
2015年/アメリカ映画/133分
監督:ライアン・クーグラー
出演:シルベスター・スタローン/マイケル・B・ジョーダン/テッサ・トンプソン/フィリシア・ラシャド/アンソニー・ベリュー/グレアム・マクタヴィッシュ/ウッド・ハリス/リッチー・コスター/ジェイコブ・スティッチ・デュラン/アンドレ・ウォード/ガブリエル・ロサード/ブライアン・アンソニー・ウィルソン/マイケル・バッファー
■2015年 劇場公開作品 40本目
■第2稿 2021年 8月12日 版
「2018年」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」状態に墜ちるまで、「自分自身を見失った」のは、「2015年」頃から「鶏」に続いてた「極限不幸」「極限試練」が「極限領域」まで行ってたからだと思う。「家族問題」なんかもあってボロボロだった。
「2015年」『クリード チャンプを継ぐ男』劇場公開時、僕の「精神状態」がこの程度だったから、「クリード」という言葉で周りが大騒ぎしてることは「うっすら」聞こえてたが、まさか『ロッキー』シリーズの「7作目」、「アポロ・クリード」を意味してたことなど、実は「2018年」まで「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」。
当時の「初めて」見た感想は「もう実話にしか見えない」。「鶏時代」からずっと「ロッキー・バルボア」を「実在の人間」だと「勘違い」してきたが、『クリード チャンプを継ぐ男』を見て「勘違い」は「100乗」まで「倍倍増」。「鶏」にとって『ロッキー』シリーズが、「実在のボクサー」の「伝記映画」である「妄想」「白昼夢」「幻覚」まで到達した。
「数10年ぶり」の「ちゃんと」「全見」見直しした「先日」まで、実は『クリード チャンプを継ぐ男』が『ロッキー5 最後のドラマ』の「リメイク」「リブート」だと「勘違い」してた。
「トミー・ガン」が「他人のことを考えない人間」な「真実」を見抜けなかった「大失敗」が、「家庭崩壊」危機の「大事件」「黒歴史」となった。「すべて私の失敗」と「断言」して「新しい完結編」まで撮り直したのは、「全世界の英雄」「ロッキー・バルボア」が、「トミー・ガン」程度の「他人のことを考えない人間」に「騙されてしまった話」だからかもしれない。
「全世界の英雄」「ロッキー・バルボア」が、「絶対こうなる」「本当にそう見える」級の恐るべき極限のくそリアリズムで、「教え」を授けるべき人間って、絶対「トミー・ガン」なんかじゃなく「マイケル・B・ジョーダン」「アドニス・クリード」級の人間。じゃなきゃ「辻褄」が合わない。
ところが「先日」考えは「覆った」。ロッキーが「アドニス・クリード」に正しい「教え」を伝えられる人間になれたのは、「トミー・ガン」に「痛い目」に遭わされたような「大失敗」「黒歴史」を、「描かれてない部分」でも、多く経験してきたからなのかもしれない。
■「もっと強く
見下した奴らを思い出せ
夢をつかめ
その拳で
チャンプを目指せ
踏み込め
打ち抜け
攻めろ」
この時スタローン「69歳」。「アポロ・クリード」に勝った時「コーチ」してくれた「バージェス・メレディス」「ミッキー」と、「近い年齢」になろうてしてた。「自分が他人にしたことは、いずれ全部自分に返ってくる」ように、ロッキー自身が「若者を育てる」べき、ボクシング界への「恩返し」すべき「運命」を授かったのだろう。
『クリード チャンプを継ぐ男』が生まれた「経緯」を思い知って「怖さ」にビビッて「泣きながら」「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」。大学時代「スポーツアスリート」だった「ライアン・クーグラー監督」は、試合の度に父親から『ロッキー2』を見せられた話聞いて、大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。『ロッキー2』を「史上最強極限領域やりすぎ限界映画」だと言い切った僕の「判断」が、「全世界」規模で、「正しいこと」だと証明された。
■「アポロは ミッキーの死から
俺を救ってくれた
それ以上に お前に救われた
お前のおかげだ
俺は必ず癌を倒す
だから お前にも-
このリングで
奴を叩きのめしてほしい
できるか?」
『クリード チャンプを継ぐ男』は「全世界」で「スピンオフ映画」と認識されてるが、僕には「全然」「スピンオフ映画」に見えない。「完全」「7作目」。「実在の人間」「ロッキー・バルボア」の「生涯」を追った「伝記映画」「7作目」。「現役引退」後「バージェス・メレディス」「ミッキー」となって「若者を育てる」話。「マイケル・B・ジョーダン」「アドニス・クリード」と「シルベスター・スタローン」「ロッキー・バルボア」の「2人」が、『クリード チャンプを継ぐ男』の「主人公」。
■「いつか見た映画 1977」1『ロッキー』
■「いつか見た映画 1979」2『ロッキー2』
■「いつか見た映画 1982」1『ロッキー3』
■「いつか見た映画 1986」3『ロッキー4 炎の友情』
■「いつか見た映画 1990」1『ロッキー5 最後のドラマ』
■日記「今日見た映画 2007」1『ロッキー・ザ・ファイナル』
■日記「今日見た映画 2015」40『クリード チャンプを継ぐ男』
■日記「今日見た映画 2019」51『クリード 炎の宿敵』
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■日記「今日見た映画 2015」31『くちびるに歌を』
■日記「今日見た映画 2015」32『私の少女』
■日記「今日見た映画 2015」33『カフェ・ド・フロール』
■日記「今日見た映画 2015」34『黒衣の刺客』
■日記「今日見た映画 2015」35『アクトレス 女たちの舞台』
■日記「今日見た映画 2015」36『おみおくりの作法』
■日記「今日見た映画 2015」37『ザ・トライブ』
■日記「今日見た映画 2015」38『雪の轍』
■日記「今日見た映画 2015」39『インヒアレント・ヴァイス』
■日記「今日見た映画 2015」40『クリード チャンプを継ぐ男』
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■『クリード チャンプを継ぐ男』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]
2015年/アメリカ映画/133分
監督:ライアン・クーグラー
出演:シルベスター・スタローン/マイケル・B・ジョーダン/テッサ・トンプソン/フィリシア・ラシャド/アンソニー・ベリュー/グレアム・マクタヴィッシュ
■2015年 劇場公開作品 40本目
■第1稿 2018年 6月9日 版
僕の人生を一言で表現するなら「ロッキーになれなかった男」。「大木大助」に憧れた「イソップ」に近いかもしれない。「俺もこうなりたい」と心の中では今も思うが、こんな壮絶に生きるのは現実にとても難しい。
「新シリーズ1作目」か「7作目」か、「スピンオフ」の映画と聞いて何回も見直した。判断のための「情報量パンク寸前」。『クリード チャンプを継ぐ男』は「スピンオフ」ではなく、「7作目」だと判断した。
『ロッキー』シリーズは『ゴッドファーザー』シリーズに近づいた。「ロッキー」が「ミッキー」に近い年齢になり若者を育てる。こうなったらマイケル・コルレオーネが庭でトマトを落とすとこまでやるしかないだろう。
また「2作目」の話がもう出てるようだが、「ドラゴの息子」と「対決」の噂を聞いただけで「バカすぎる!」と思いながらも、「極限のくそリアリズム」でやったらどうなるのかを「凄く見たい」。涙が出なくなるまで泣いた。
画像 2018年 6月