日記「今日見た映画 2015」33『カフェ・ド・フロール』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『カフェ・ド・フロール』
☆☆☆☆★[85]

2011年/カナダ=フランス映画/120分
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:ヴァネッサ・パラデ/ケヴィン・パラン/エレーヌ・フロラン/エヴリーヌ・ブロシュ/マラン・ゲリエ/アリス・デュボワ/エヴリン・ドゥ・ラ・シェネリエール/ミシェル・デュモン/リンダ・スミス

■2015年 劇場公開作品 33本目

■第2稿 2021年 3月2日 版

「何一つ殆ど砂粒ほども覚えてない」。自分が本当に見たのか信じられない。「自分に課した義務」と決め「毎年最低70本以上」映画を見てきたが、「苦しみ」に耐えるような見方でしかなかった。体は正直だから「見たくない映画」に拒絶反応を起こしてたのだろう。「今」のように、あらゆることに興味を持てる心の度量がまだ「3年前」はなかった。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ヴァネッサ・パラディ」が見たくて見たが「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度じゃなかったから、冒頭で「話が解からない」と精神が「持たなかった」のだろう。見直しても「難解」な話だったので「3年前」では見れなかったのがよく解かった。

一応「素面」でちゃんと見たが、「今」もよく解かってない。あまりに解からないからいろいろ調べたが、「ジャン=マルク・ヴァレ監督」は「ソウルメイト」に興味があるらしい。「ソウルメイト」って調べもせず勝手に「親友」か「恋人」ぐらいに軽く考えてたら、「魂の伴侶」「運命の伴侶」「特別な恋人」などの意味から、「輪廻」「転生」で巡り会う「運命の人」の意味まで、多くの意味を持つ言葉だと今日まで「知らなかった」。『カフェ・ド・フロール』は「輪廻」「転生」で巡り会う「運命の人」の話らしいと「今頃」思い知った。

「1969年」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ヴァネッサ・パラディ」が子供を産むとダウン症だった。「溺愛」して育てたが最期、「ヴァネッサ・パラディ」と息子は交通事故で死んでしまう。ダウン症の息子は生まれ変わって「2011年」、「モントリオール」で「人気DJ」「ケヴィン・パラン」となって大活躍し、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ヴァネッサ・パラディ」は生まれ変わって「人気DJ」「ケヴィン・パラン」の別れた「元妻」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「エレーヌ・フロラン」となる。生まれ変わっても「溺愛」する想いが消えない。

僕が「話が解からない」「理解できない」からか、「ケヴィン・パラン」が「娘」が二人いて恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「エレーヌ・フロラン」を捨て、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「エヴリーヌ・ブロシュ」と「浮気」「再婚」など「言語道断」、「とんでもない」奴にしか見えない。こんな奴絶対弁護などできない。最期は「ソウルメイト」の力に勝てず、破局して「元鞘」に戻った話と思っていいのか、完全に理解することはできなかった。

1970年代なのか、「マシュー・ハーバート」のレコードから『カフェ・ド・フロール』という曲がメインテーマのように流れ、「2011年」にも現代風にアレンジされた『カフェ・ド・フロール』が流れる。『カフェ・ド・フロール』を検索すると、フランスの「老舗カフェ」が出てくるが映画とは「全く関係ない」。「マシュー・ハーバート」という作曲家、『カフェ・ド・フロール』の曲も「フェイク」かと思ったが、作曲家と曲は実在。日本では発売されてないらしい。「ジャン=マルク・ヴァレ監督」は「マシュー・ハーバート」の『カフェ・ド・フロール』の曲が好きで映画を創作したらしいと解かった。

「輪廻」「転生」「ソウルメイト」は仏様を信じてる方なので、あるのかもしれないと思うが、今自分が生きるのが精一杯で「来世」のことを考える心の余裕がない。「遠い世界」に感じた。「美術」は「凄かった」。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ヴァネッサ・パラディ」だけでなく、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「エレーヌ・フロラン」「エヴリーヌ・ブロシュ」もいたの「ちゃんと」「見てなかった」のは「反省」「懺悔」「償い」。

■初稿 2018年 5月13日


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画像 2018年 6月