日記「今日見た映画 2015」36『おみおくりの作法』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『おみおくりの作法』
☆☆☆☆★★[90]

2013年/イギリス=イタリア映画/91分
監督:ウベルト・パゾリーニ
出演:エディ・マーサン/ジョアンヌ・フロガット/カレン・ドルーリー/キアラン・マッキンタイア/アンドリュー・バカン/ニール・ディスーザ/ポール・アンダーソン/ティム・ポッター

■2015年 劇場公開作品 36本目

■第2稿 2021年 5月22日 版

「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度じゃなかったが、「うっすら」覚えてた。「何一つ殆ど砂粒ほども覚えてない」、もう「見たことにならない」じゃなかった。

「うっすら」覚えてたのは、「最期」あまりに「残酷」「悲惨」な「バッドエンド」の「ショック」「衝撃」のせい。「最期」「バッドエンド」の「ショック」「衝撃」は『複製された男』級。2回目見直してやっぱり「絶対納得できない」。

今回真面目に調べたら「ウベルト・パゾリーニ監督」が、「ガーディアン紙」「たったひとりで亡くなった方の葬儀を行う仕事」の記事に着想を得て、「ロンドン市内の民生係に同行し、実在の人物、出来事について綿密な取材」を重ねて生まれた創作だったことを「今頃」思い知った。

「孤独死」が日本だけじゃないの「今頃」思い知って「また」勉強。世界にはいろいろな「職業」があることを思い知って「おしっこ垂れ流し」。「たったひとりで亡くなった方の葬儀を行う仕事」は、日本では「地元自治体」が火葬、遺骨に誰も引き取り手がない場合、「無縁塚」に埋葬される「らしい」。

「男は絶対見たくない」から、「エディ・マーサン」が『M:i:Ⅲ』『スノーホワイト』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』『アトミック・ブロンド』に出てたの「今まで」「知らなかった」、「今頃」思い知ったの「反省」「懺悔」「償い」。だが本当に一番「反省」「懺悔」「償い」は、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジョアンヌ・フロガット」の「極限の美」を「ちゃんと」「見てなかった」こと。

もの凄く地味で大変な仕事を真面目にやってきた男が、「やっと」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジョアンヌ・フロガット」と、「俺もこうなりたい」、「死ぬほど」「心から憧れる」、「もの凄く」「うらやましい」になったのに、あの「最期」は「絶対納得できない」。

『おみおくりの作法』は僕が「絶対こうなりたくない」映画。

「もう一人」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” がいたが、名前調べられなかった。

■初稿 2018年 6月2日


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画像 2018年 6月