■『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う！』
☆☆☆☆★★［90］
2013年／イギリス映画／109分
監督：エドガー・ライト
出演：サイモン・ペッグ／ニック・フロスト／パディ・コンシダイン／マーティン・フリーマン／エディ・マーサン／ロザムンド・パイク／トーマス・ロウ／ザカリー・ベイレス／ジャスパー・レヴィン／ジェームズ・ターピー／ルーク・ブロムリー／ソフィ・エヴァンス／ピアース・ブロスナン／デヴィッド・ブラッドリー／マイケル・スマイリー／リチャード・グレアム／アリス・ロウ／レイフ・スポール／スティーヴ・オーラム／ジュリア・ディーキン／ダーレン・ボイド
■2014年 劇場公開作品 16本目
■第3稿 2020年 7月28日 版
まず初めて見た時、僕の脳が見ることを「拒絶」したのは、「男は絶対見たくなかった」から。「男の友情」が僕には「かなり」「NG」。『ヒミズ』のようだった僕に、男「5人」が再会し大学の時の思い出を語り合うなど、僕の人生では「絶対ありえない」「遠い世界」でしかなかった。
人間何のために生きて、何のために働くのかと言えば「楽しむ」ため。本当は働きたくなくても、生きるためには逃げれない。だから人間は「楽しむ」時がなければ絶対生きれない。毎日真面目に働いてるからこそ、1日ぐらい「バカなことして楽しみたい」。誰もが共感するこの「面白さ」が、この歳まで見えてなかった。「反省」「懺悔」「償い」だった。
「12軒」の酒場を一夜で制覇するという、大学時代果たせなかった野望に「再挑戦」する「サイモン・ペッグ」。「サイモン・ペッグ」の呼びかけで、「ニック・フロスト」「パディ・コンシダイン」「マーティン・フリーマン」「エディ・マーサン」の「5人」が再会する。「マーティン・フリーマン」の「妹」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ロザムンド・パイク」も加わり、「12軒」の酒場の最終地点「ワールズ・エンド」を目指す。
これだけ見ると「青春映画」「コメディ映画」に見えるが、「エドガー・ライト監督」が「狂ってる」のは、「12軒」の酒場が街ごと、「エイリアン」に「侵略」されてたこと。僕は何の予備知識もなく映画を見る習慣があるので、「酔っ払いおやじ」の「5人」が「エイリアン」をやっつけて「青い血」が出るの見てビビって大きい方を漏らした。
僕は ここまで「バカバカしい」映画を見たことがなかった。だから初めて見た時、脳が見ることを「拒絶」し「完全無意識スルー」したのだろう。改めて見直し、「バカバカしい」が「半端」じゃない衝撃に大きい方を漏らしてしまった。「酔っ払いおやじ」に「共感」し、「ビール」が飲みたくなった。
「あまりのバカさ加減」に「不安」になって「エドガー・ライト監督」を調べたら、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「メアリー・エリザベス・ウィンステッド」の、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』の監督だと思い知って「納得」。「エドガー・ライト監督」を、すでに「見てた」「真実」を「知らなかった」自分におしっこ垂れ流し。
「超不真面目」「超てきとう」で「男は絶対見たくなかった」から、『おみおくりの作法』の「エディ・マーサン」が、こんな「バカバカしい」ことしてた「真実」を「今頃」思い知っておしっこ垂れ流し。『トレインスポッティング』や『フル・モンティ』のような映画かと「思い込み」「先入観」を抱いてたが「だまされた」。「極限のバカ映画」に度肝を抜かれた。
大体何でそもそも『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う！』を見ようと思ったかと言えば、「ロザムンド・パイク限界悩殺ブラック・ブラ」の “ボンド・ガール”、『アウトロー』の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ロザムンド・パイク」が出てるからだった。
「男の友情」だけでなく、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ロザムンド・パイク」の恐るべき「極限の美」を見せた「エドガー・ライト監督」の、「研ぎ澄まされた感性」にも、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」した。
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