日記「今日見た映画 2014」12『罪の手ざわり』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『罪の手ざわり』
☆☆☆☆★★[90]

2013年/中国=日本映画/129分
監督:ジャ・ジャンクー
出演:チャオ・タオ/チアン・ウー/ワン・バオチャン/ルオ・ランシャン/チャン・ジャーイー/リー・モン/ハン・サンミン/ワン・ホンウェイ

■2014年 劇場公開作品 12本目

■第3稿 2020年 7月21日 版

「映画」を志す人間にとって「テオ・アンゲロプロス監督」や「ジャ・ジャンクー監督」は、恐るべき「脅威」の存在。入門した頃のトラウマが僕の中で「今」も消えず、「逃げてはいけない」という病的な「思い込み」「先入観」から、「滝に撃たれる」「荒行」に挑むような覚悟でつい見てしまうのは、「完全に間違ってる」「危ない」感覚なのかもしれない。『長江哀歌』を見たが何一つ覚えてない、「ジャ・ジャンクー監督」の『罪の手ざわり』も見てしまった。

何が「カンヌ国際映画祭脚本賞」だったのか、見終わって調べると「衝撃」殆ど「実話」。中国で「実際に起きた4つの事件」の映画化と思い知り「ヒーっ!」と、おしっこ垂れ流し。

「村長」「社長」に会社をいいように売却されたが、分け前をもらえず貧乏なままの生活が気に喰わない「チアン・ウー」は、バカにされた怒りで「村長」「社長」達を猟銃で皆殺し。

「妻」「息子」がいるのに、今の生活に満足できない「ワン・バオチャン」は、「冷静」な手慣れた行動で「殺人」「強盗」を繰り返し、一人放浪の旅を続ける。

妻と離婚しない不倫男にだまされ、孤独に風俗店の受付でバイトしてた「チャオ・タオ」は、「風俗嬢」と間違え暴力で性行為を強要した男をナイフで殺害。

親の借金返済のために働く若者「ルオ・ランシャン」は「絶望」で何の仕事も長く続かない。好きな女ができて「希望」を見るが、子供がいるシングルマザーと知った「絶望」で自殺。

どんな国にも「苦しみ」はあるが、現代中国の「苦しみ」を見てビビって震え上がるしかなかった。「衝撃」殆ど「実話」の恐るべき極限のくそリアリズムに「震撼」「驚愕」「圧倒」「絶句」されるしかなかった。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「リー・モン」を見逃してたことに「反省」「懺悔」「償い」。

また『罪の手ざわり』の話とは関係ないことで、「猟銃で皆殺し」の「チアン・ウー」「姜武」と「チアン・ウェン」「姜文」が「今日まで」、「同一人物」だと勘違いしてたのを「知らなかった」自分自身に「震撼」「驚愕」「絶句」、ビビッて大きい方を漏らした。

写真見ても「双子」にしか見えないが、調べたら「双子」じゃない。「どっちがどっち」か解からず見てたことを「今頃」思い知った「真実」に、一番大きい方を漏らしてビビった。


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画像 2016年 7月