穴と橋とあれやらこれやら -313ページ目

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

2020年5月28日、先日の久々県内徘徊の際にやらかしたと思しきパンクのため、タイヤを交換してもらいました。

 

 

あの林道ではけっこう落石があったから、尖った石でも踏んだかな~、と心当たりは全然アリですが、これまで10年以上も変な道に入りこむこと多々だったのに、一度もパンクに見舞われたことはなかったんですけどね~。まあ、スローパンクチャーで当日問題なく帰ってこれたのは、ラッキーでした。

 

 

 

で、まず自走できないので、

お願いしてマンションまで来ていただき、プロにささっとスペアタイヤに交換していただいた上でお店へと走り、交換してもらいました。

 

 

もとよりタイヤ交換などしたことないド素人なわたくしですが、本来であれば、今後のこともあるので、自力での交換にチャレンジしたかったのですよ。いやマジで。

 

しかしながらウチはマンション住まいでして、車も機械式駐車場に入っております。となると、当然ながら足場もスペースも無理ですし、いつ他の住民が車の出し入れにくるかもわからない、そんなところでは試行錯誤しながらとか学びながらの作業なんてできませんのですよ~。

なおかつ、他に車を置いて長時間作業できるような共用スペースもなく、やむを得ずプロにお願いした次第でございます。

 


 

 

パンクしたのは左リアだけでしたが、

これまで履いていたタイヤは、2017年2月以来、3年3ヶ月履き続けていたスタッドレスタイヤでした。その記事はコチラ。そう、あの日あーやんさんにいただいたタイヤでした。あーやんさん、その節はありがとうございました。お元気ですか~?(笑)

 

 

目論見通りにほぼ履きつぶしてきていたところでのこのパンクでしたんで、この機会に四本とも新調することとしました。

 

 

 

 

 

 

交換後の写真がコチラ。

おお、やっぱテンション上がりますな~。新車みたい(言い過ぎ)

 

 

 

哀れだった左リアも…

 

 

 

 

 

このとおり!

新しいタイヤは、セイバーリングSL101というお安いタイヤ。実際はブリヂストン製らしいんですがそのロゴは入ってなくて、BS社が取り扱っている米国ブランドってことになるんでしょうか、知らんけど。

 

 

 

乗る頻度は低いし全然こだわりもないし、なにより今日中に交換してしまいたいのでお取り寄せとか論外。てなところでお店に相談したところ、これになりました。ネットで評価など見たところ、全体的には「価格の割にはいいんじゃないか」的な論調なので、心配はしておりません。

 

 

 

 

つうわけで、ノートさん復活!ひどいオーナーで申し訳ないけどまだ乗るつもりなので、引き続きよろしくね(笑)。

 

 

 

 

【前篇】より続く。

 

 

 

つうことで、国道1号の狼川橋を渡り、瀬田側坑口前に回ってきた。位置はコチラ

フェンスが邪魔だが、このフェンスより左はもう現在線の築堤なのでやむなし。マジで現在線にめり込んでるからね。

 

 

破壊されずに残ったのは、壊すより残して擁壁として使った方が築堤が安定するという判断だったのだと思われる。まあ真実は不明だが、残してくれたことにはただただ感謝。

 

 

 

 

 

 

こうして良好な日当たりのもとで眺めると、

全体的なポータルの状態は悪くない。

 

 

 

 

 

 

帯石、笠石、ピラスター完備。

ただ、笠石の一部が欠損してしまっている。

 

 

 

 

 

 

そして、これは何度見てもオイシイ、

ねじりまんぽ特有の段差アーチ環。

 

これ好き。ほんと好き(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちら側もやはり、

不可思議なたわみと幻惑の煉瓦積みは同様。

 

たわみ方も同様ということは、やはり変状しているのではなくてこういう仕様なのだという見方が可能だと思われる。いったい、どういうこと?

 

 

 

 

 

南草津側もそうだったが、洞内天井部は

かつての蒸気機関車の煤煙の名残か、黒く煤けていた。

 

いや~、この隧道の往年の姿、見てみたかったな~。写真とか残ってないのだろうか。ネットでも見たことがない。

 

 

 

 

 

 

はい、もう書きつくしたので、以下写真のみで。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後のこの写真とか、ヤバイでしょ。

 

なんだこの積み方。どうやってできてんの?この微妙な曲線は?面白すぎ。

 

 

 

 

 

 

去り際に一枚。

そう、こういう角度でも鑑賞可能ですぞ。

 

 

 

 

 

 

これは初訪問した2009年7月28日の様子。

当時は季節的にも植生がワッサ~となっていたが、ある時期からバッサリと刈り払われた…ように思う。なんでかな?

 

 

ひとつ気になっているのが、南草津~瀬田間に新駅設置の構想がある(あった?)こと。2011年ごろに話が出て、その後頓挫した…と思っていたのだが、ここ最近、駅予定地とされていた付近の某工場がなくなり(移転?)、更地になっていたので、おっと!?って感じ。

軽く調べた範囲では趨勢が定かでないのだが、おりしも南草津駅西方(瀬田側)では「プリムタウン」という大規模な宅地開発が進行中で、新駅の話がまたぞろ動き出したのかもしれず、わたくしとしては、これによって狼川隧道に好ましからぬ変化が起こらないかと危惧している。まあ駅予定地(とされていた場所)にまるカブリ、ってわけではないのだが…。

 

 

 

 

 

 

上記を踏まえて、この写真。

これは瀬田側坑口上から眺めた、「現代の」狼川と南草津駅方向。

 

写真中央右上の草が生い茂っているところが、【前篇】の南草津側坑口の位置。ご覧のように川床は隧道を潰して下げられている。

 

今回更地になったのは、右奥に写っている白い建屋の工場で、宅地開発されている「プリムタウン」は、そこから線路をはさんだ広大な土地部分。2020年5月末現在では、すでにほぼ区画整理が完了した状態である。

 

ちなみに、遠くに見えるマンション群のところに南草津駅がある。この近さでここにまた新駅とか、ジモト民的には「イラネ」としか言いようがない。ただでさえ国道1号が慢性的に渋滞気味なのに、それに輪をかけることは必至やし。

 

 

 

とりあえず、唯一無二の土木遺産・狼川隧道の無事を祈るばかりである。

 

 

 

 

 

以上。

 

そして、これにてSTAY HOMETOWN@滋賀シリーズも幕とさせていただきます~。

 

 

 

 

 

 

STAY HOMETOWN@滋賀シリーズ第十六弾、そして最終回。最後はこれまで長らく記事にしそびれていた、ガチな我がホームタウン・草津市の誇る、空前絶後な物件をご紹介。その名を狼川隧道という。

 

 

かつて滋賀県内の東海道本線には天井川の下を抜ける隧道が三本存在したが、昭和31年の電化に際して断面が狭小なこれらの隧道は廃棄され、築堤と橋梁で越えるように改修された結果、現存するのは以前記事にした草津川のみとなっている。

消滅した二本のうち篠原~野洲間の家棟川隧道は完全撤去されて跡片もないのだが、本日のお題である狼川隧道に関しては、南草津~瀬田間の現在線東側に今も残り、自由に見学することができる…つうか、放置されている。これが、なかなかなのである。

 

 

 

一度見たら忘れられない、その強烈な姿をご覧あれ。

 

 

 

 

 

 

何の変哲もない、東海道本線のアンダーパス。

抜けた先に、ごくさりげなく擁壁の切れ目がある。

 

 

 

 

 

 

そんな場所にひっそりと、かつ赤裸々に

狼川隧道はある。場所コチラ

 

書き忘れていたが、本記事は2016年4月17日訪問時の写真をメインにお送りする。

 

 

 

 

 

で、これは初訪問した2009年7月28日の写真。

季節の違いによる変化と街灯柱看板の有無を除けば、特に変化はない。先述のように、完全放置されている。

 

写真右上はもうすぐに現在線(下り線)。そんな現在線にめり込むような位置に隧道は開口している。今見えているのも下り線の隧道だが、上り線の隧道は現在線の築堤で潰されてしまい、現存しない。

わたくし日々これを見ながら出勤してるわけだが、他の乗客が興味を示してるのを見たことがない。気づいてないんだろうか?気にしてないだけか。

 

 

我が国でたったひとつしかない珍品だというのに。

 

 

 

 

 

 

総煉瓦製のポータル。1889(明治22)年の開業当時に建造された隧道であり、土木学会選近代土木遺産Cランク物件。

しかし、そんな「記号」では計れないのだ、この隧道は。

 

 

 

 

 

 

まず触れておかねばならないのは、

この隧道が「ねじりまんぽ」であること。

 

拙ブログでこれまで記事にしてきたねじりまんぽ物件は、第272号橋梁六把野井水拱橋車場川橋梁円妙寺橋梁といったところ。ねじりまんぽとは何ぞや?的なことは最初の二つの記事を参照いただきたい。

 

ねじりまんぽは、国内でおよそ30ヶ所ほど確認されている。十分にレアではあるが、オンリーワンではない。よって、わたくしが先ほど述べた「我が国でたったひとつしかない珍品」というのは、ねじりまんぽそれ自体ではない。

 

 

 

 

このカットなど、

最高じゃない?

 

 

 

 

 

 

なかなかの斜角…しかし、お気づきだろうか。

斜めだった積み方が、

奥に進むに従ってなめらかに変化し、まっすぐになっている。

 

 

 

 

 

 

 

第272号橋梁や(記事にはしてないが)穿屋川橋梁、浅川橋梁のように、斜めと真っすぐが混在する物件はまれにあるが、

こういうスムーズに変化するような、こんなねじりまんぽは見たことがない。

 

 

 

間違いなく我が国でたったひとつしかない珍品だと思われる。

 

 

 

 

 

 

対して、反対側の積み方は

最初からまっすぐに近いような。

 

正直、どうしてこうなってるのか、技術的にどういう状態なのか、わたくしにはさっぱりわからない。ただただ魅了され、幻惑されるのみ。

 

 

 

 

 

 

狼川は改修されて川床も下げられているので、

当然隧道内部も潰されて閉塞している。

 

 

 

 

 

 

内部からの変則的な鉄板の構図。

ここでまた指摘しておきたい。

 

 

 

 

 

お気づきになってたかもだが、

この「たわみ」はなんだ?

 

これが謎すぎるんだなあ。組み煉瓦の状態を見る限り、この隧道のような圧壊寸前の孕みによるものではなさそうなんだが…。でもそうなんだろうか?

 

 

 

 

 

 

不可解。

不可解だらけの隧道だ。

 

 

 

 

 

 

このような変態的土木遺産が、

我が家から歩いて行ける距離にある幸せ。これは得難い(笑)。

 

 

 

 

さて、この狼川隧道、実は反対側の坑口も残っているのだ。

 

 

なので当然、【後篇】に続く。

 

 

 

 

 

 

STAY HOMETOWN@滋賀シリーズ第十五弾。

 

2013年7月28日、湖東方面の橋巡りにて出会った橋をご紹介。この日のネタで記事にしているのは、ここの30分ほど前の牛飼道橋

 

 

 

ここは地図で見て気になったので確認しに来たのだったが、

なんか、アタリの雰囲気。

 

ちなみに解放厳禁の獣害除けゲートは最初からこの状態だった。わたくしが放置したのではない(笑)。

 

 

 

 

 

その奥のお目当ての橋は…

おお~、やっぱ雰囲気いいぞ!

 

場所はコチラ。北側からのアプローチになる。

 

 

 

 

 

 

フェンスと、密生した林の奥にあるそのロケーションが、なんとも気に入った。

手前の親柱には「佐久良川」とある。

 

 

 

 

 

この時の陽の射し方も、またイイ感じで。

しかし、この規模の橋でこんなに下部構造がしっかりしてるのに、こんなにも欄干(と呼ぶことさえも憚られる)のショボイ橋、特筆もの。ほぼ冠水橋状態やし…。

 

 

 

 

 

 

ちなみに橋台はこんな感じ。

いまいち年代がピンと来ないな。

 

 

 

 

 

で、右の親柱だが、

みごとに砕け散っており、絶妙にお名前だけが見えない残念あるある(笑)。仕方ない。

 

 

 

 

 

では、渡るとする。

いや~、シンプル極まりない橋上だ。

 

 

 

 

 

上流側。

どこか熱帯地域めいた、滋賀ではあまり見ない類の川相だ。デルタ・ブルーズが似合いそうな(謎)。

 

 

 

 

 

コチラ下流側は、

数十m先の堰堤?でスパッと切れ落ちていて、これまたなんか不思議な景。

 

 

 

 

 

渡りきって、南側より。

こちら側は最後ちょっと幅員を広げてあるのがポイント。そんなことしなくても右左折は余裕っぽかったが…大型車でも通してたんだろうか?

 

 

で、わかりにくいが此岸は親柱がちゃんと生きていた。

 

 

 

 

右の親柱で、お名前判明。

「しのはらばし」。

 

調べてみたところ、どうやら「篠原橋」表記で間違いないようだ。

 

 

 

 

 

 

左の親柱にはお誕生日。

「昭和四十年二月竣工」。

 

ちなみに先代の橋は、昭和34年8月13日の台風7号で流失したそうだ。再建されるのに5年半ほどかかったということか。あるいは、その間にまたも流された悲運な橋があったとか?

 

 

 

 

 

鬱蒼としていた北側とは一転して開放的な南側、

サイドアングルも余裕。

 

うーん、やっぱこれ、元は冠水橋形式なんじゃないのか?

 

 

 

 

 

すっかりロケーションが気に入ってしまったこの橋、

けっこういろんな角度で撮りまくったっけ。

 

 

 

 

 

客観的に見れば、

橋梁愛好家の間でも特にスルーされやすそうな地味な橋に過ぎないのだが。

 

まあ、蓼食う虫も好き好き、ってことで(笑)。

 

 

 

 

 

こんなとこひとつ取っても、

なんかかわいらしいじゃないの(病

 

 

 

 

 

もちろん、

このスリルもポイント高いね(笑)。

 

 

 

 

 

 

周囲の在所のちょうど真ん中、どこからも目隠しされたようにひっそりとしたこの橋。

自分だけの秘密の橋を見つけたような、そんな不思議な魅力があった。

 

違うタイミングで訪ねれば、また印象も違うんだろうな。

 

 

 

以上。

 

 

 

 

STAY HOMETOWN@滋賀シリーズ第十四弾。

 

2016年9月4日、ハルニチさん(当時はかすがさん)と敢行したシバキ倒しツアーで訪ねたプチ廃道をご紹介。小ネタでございます。この日のネタで記事にしているのは、昭和橋旧・新居橋

 

 

 

ここはハルニチさんのリクエストだったが、

わたくしも以前から気になってた旧道だったので、渡りに舟って感じで立ち寄った。場所はコチラ

 

 

 

 

 

旧道は現道から分かれてすぐに、

このようなチェーンで封鎖されており、

 

 

 

 

 

立ち入り禁止ともなんとも書かれていないかわりに、

手書きで「使用中」と書いたダンボール(笑)がぶら下げられていた。

 

 

 

 

 

とりあえず、華麗にスルーして進入。

国道の旧道だけあって、幅員はそれなりにある。

 

 

 

 

 

進んでいくと、ほどなくして

このような分岐が登場。

 

大多数の轍が向かう方向とは逆、我々が向かうのは左の道である。

 

 

 

 

 

 

すると即刻、

道はあやしい雰囲気に。やはり廃道だったか。

 

 

 

 

 

 

峠のてっぺんあたりには

センターラインも残っており、テンションが上がる。

 

 

 

 

 

 

 

あっさりと桜峠に到着。

特に目立ったものはみられない。もちろんここからは下り。

 

 

 

 

 

 

すぐに左カーブ。

カーブミラーがまだ頑張っていた。けなげ~。

 

 

 

 

 

 

左カーブを立ち上がると、またセンターラインが復活。

十分な幅員がありそうだが、八割方は植生に侵食されていてラインは一本のみ。

 

 

 

 

 

 

 

これは今のカーブを振り返ったところ。

雰囲気それなり。

 

 

 

 

 

さて、この先が少しトリッキーだった。

旧道はここで右カーブしていくのだが…なんかおかしい。

 

 

 

 

 

 

斜めに横切っていくラインがかつてのカーブ外側路肩なのだが、

ハルニチさんのおられる方に直進して現道でブッタギレる道もあるのだった。なにこれ?

 

現道工事で使われた作業用道路なのか、あるいは(なんとなく現道を越えた先にも続いてたっぽい雰囲気もあるので)かつて存在して現道で踏みつぶされた道の痕跡なのか。詳細は不明だ。

 

 

 

 

 

 

 

で、上の写真でハルニチさんがおられるところの左側あたりに、

このような祠があった。

 

なんとなく、どっかからの移設っぽい。峠にあった石仏を遷して祠を建てたんだろうか。

 

 

 

 

 

 

現道でのブッタギレ地点から振り返り。

赤線で示したのが、本来の旧道カーブラインである。

 

 

 

 

ここから現道合流までの区間は、ちょっとした小屋の前を通ったりとじゃっかん私有地臭があったためだと思うが、写真をまったく撮ってない。

 

 

なので、ストビュー写真で補足しよう。

正面左寄りが、旧道合流(分岐)。少し進めば、旧道路盤に建つ小屋が視認できる。さらに進めば、先ほどのブッタギレ道も。航空写真モードと併せて見ていただければ、全体の線形がわかるかと。

 

 

 

 

このあとは現道の切り通しを通って車へ。都合わずか12分、大変お手軽なプチ廃道探索だった。


 

 

以上。